いしころにっき

石原石子の日記です

ローカル駅前

2009-07-11 01:11:53 | アルバイト
きょうのお仕事は
群馬県でした。


高校生を対象とした
進路相談の案内の仕事です。


近隣の高校にチラシを撒いたらしく
見込みは100人とのことでした。

見込みが100人の理由は
去年がそのくらいだったからみたいです。


大きな会場には
40~50のブースがあり
それぞれに各大学や
専門学校の先生がおみえになって
すわって生徒さんがくるのを
まちかまえています。



ところが
開始してから30分経ってきたのは


6~7人


さすがに先生たちから
無駄足オーラがではじめました。


そこへ
担当の方が
私のところへきて


ちょっといい?


といって
私を車にのせて
近くの駅へ連れていきました。
近くの駅へ連れていくといっても
途中一方通行があり
駅から徒歩7~8分のところで
降ろされまっすぐだから
と言ってチラシを渡され
おいていかれました。


どうやら
駅前で
呼び込みをしてほしいようです。


駅前はT字路になっていて
広く、なにもありません。

ただ広かったです。

そして


人がいませんでした。


高校生どころか
なにもいません。


私はすぐに
担当の方に電話して


人がいないです。


と報告しました。
つけくわえて言えば
私はここにいてよいのでしょうか
みたいなことも言いました。


すると担当の方は


電車がきたら
たぶん降りてくるはずだから


と言って電話をきりました。


そこで時刻表をみると


1時間に1本でした。


きょうは暑いですが
汗をかくほどではありません。


高校生も大人も子供も


いません。


それでも稀に
人や車がとおることもあります。



30分経って
電車がきました。


バァーっと


高校生が


7~8人


降りてきました。
みんなに声かけしました。

チラシも渡しました。

私は

きっと来ない

とおもいました。



進路相談がおわる20分前くらいに
担当の方に電話したら
留守番電話になりました。


返信がきたのはそれから15分後くらいです。


担当の方は
先生との挨拶があるので
迎えにこれないので
歩いてもどってください
とのことでした。


担当の方はきっといまごろ
先生たちに謝っているのだろうな
とおもいました。
不憫でなりません。


私はといえば
さてどうしたものかと。

朝降りた駅ではないし
はじめてきた土地であり駅です。

歩いてもどるにしても
地図も持っていないし
コンビニなんてものもありません。


とりあえず
方向はわかるので
歩きながら考えることにしました。


川や踏切の位置や
だいたいの距離感覚を
はかりながら歩いていったら
迷わずもどれました。


自分は偉いとおもいました。


それでも徒歩25分。



きょうはろくに仕事をした気がしませんでした。





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