いしころにっき

石原石子の日記です

そごうのトイレで

2009-01-26 00:39:52 | 知らないひと
きょうではないですが
八王子のそごうにいきました。


大きめのガラガラがないか
実家に寄ったついでにみました。


ガラガラとは
ガラガラと引っ張っていくバックです。



そのそごうで
うんこがしたくなったので
トイレにいきました。


すると


便座用はひとつだけで
誰かが先に使用中でした。
あとは誰でもトイレ
と書かれた個室がありましたが
使用中のボタンが光ってました。
ためしにボタンを押してみたら
ドアはひらきませんでした。


いたしかたがないので
待ちました。


少しすると


ジャー


といううんこを流す音がしました。

自分の番がくる

とおもって期待していると


でてこない


まだか、とおもっていたら


カラカラカラ


ペーパーをまわす音がきこえました。


まさかまたか


とおもうと


ジャー


今度こそおわったか



とおもったらまた




カラカラカラ



ジャー



カラカラ地獄です。

永遠にまわりつづけるトイレットペーパーと
便器のジャー。


私の番はまわってこないです。


その便器はアナタ専用ではないのです。


私は鍵がかかってることをしらないふりをして
ドアをあけようとしました。

一瞬、間

がありました。
それから


カラカラカラ


ジャー


音がします。

私がかけたプレッシャーから
2回ほどカラカラジャーして


中の人がでてきました。


中年のサラリーマンでした。


芋洗坂係長のような人でした。



私は

便器に座るのが憂鬱になりました。



たった一人を待つのに
10分はトイレにいた気がします。


それから


用を足して
出がけに
誰でもトイレをみてみました。

使用中のボタンが
光っています。


こっちもか


とおもいました。