いしころにっき

石原石子の日記です

2008-09-20 17:29:20 | アルバイト
昨日から葬儀ではない
花の配達専門のお店で働いています。

たまにはそういうお店にもいきます。


そのお店は二つの霊園に
花を配達していて
それはもう大量にもっていきます。

トラック2台分です。


私ともうひとりのベテランのおじさんの二人で
一人1台運転していきます。


私は道中、暇なので歌の練習などしながら
ぶりぶり運転をしていました。


最初の霊園につくあたりで


どこに車をとめるのかなぁ


なんておもいながら
信号待ちしているときに

最近はじめた
歌の稽古のストレッチを思い出しました。


そのなかで顔のストレッチがあって
耳だけをうごかしたり
片眉をあげたり
舌ベロをいろんな形にしたり
とにかく私がなにひとつできない
ストレッチです。

私は最初眉をうごかしてみましたができません。
つぎに口のストレッチをやってみました。

上唇の右側を斜め上につりあげ
同時に下唇の左側を斜め下にずりさげます。
その対称を両方やります。

ルームミラーでみながら変な顔だ
とか考えながらやってみます。


これがもう少しでできそうなので
必死にやっていたら


すみませーーん!!


と声がきこえるので外をみたら
おばちゃんが私にむかって


すみませーーん!!


といっています。
私は


バレた。


とおもいました。
たまらなく恥ずかしい思いを胸に
私はおばちゃんに


はい


とこたえました。
おばちゃんはいくつかある配達先のひとつでした。


帰りにダンボールをもっていってほしいと
頼まれました。


おばちゃんは私の唇の練習の顔など
なにごともなかったように
要件だけ言っていってしまいました。

林家ペーのような髪形のおばちゃんでした。


心がちょっと痛かったです。