検便

バイト先で検便がありました。
ここ一月で二回です。

多すぎです。

その理由は
社員の寮でノロウィルスに感染した人がいたからです。

バイト先は飲み屋です。


だからです。


うんこを採取して
凍らせてもっていくという方式の検便です。

家の冷凍庫にいれようとしたら
昌美にものすごく反対されました。
でもいたしかたありません。

昌美もついにはあきらめましたが
ビニール袋を何重もかぶせていれさせられました。

中身はうんこでも外身は汚くないので
私はかまわないと思ったのですが
対抗しきれませんでした。


ま、凍らせればよいのでどっちでもいっかと思いましたが。


ところが冒頭でも書いたように二回です。

ものすごく面倒くさいです。


二度目は一番偉い総料理長がノロウィルスにやられました。


地下一階から七階まである大きな建物の一番偉い人です。
各階にはそれぞれ料理場のチーフ、ホールの店長がいます。
総料理長のほかに、6階と1階の店長もノロウィルスにやられました。


一回めにやった検便の検査はいったい全体意味があったのか。
それでも検便はやります。
面倒くさい。


私もそうそううんこを自由に出し入れできる身分ではありません。

じつにこまったものです。