Winner's Bridge仮店舗

ゆっくり行きます。

歴史的な熱戦の影で・・・。(巨人3-9中日@東京ドーム)

2006-10-11 01:25:38 | やきゅうネタ
 4回のウッズの特大3ランが決まった時は、中日の楽勝になるのかと思ったのですが、そんな自分があまりにも大甘でした。

 その後のジャイアンツの選手とファンが見せた意地は本当に素晴らしいものでした。序盤から「闘魂込めて」やチャンスマーチで選手を煽り続ける応援には感心させてもらいましたし、主軸の打線には皆全盛期の迫力が備わっていましたし、林や豊田の気迫も脱帽でしたし、センターの鈴木の好守は来季も現役でいる外野手ではナンバーワンだと断言できるものかもしれません。

 高橋尚成もウッズ以外には完璧なピッチングだったと思います。ただ、ボテボテなヒット続きながらもしっかりと繋ぎ続けた中日の上位打線があまりにも素晴らし過ぎました。ま、だからといって、福留に打たれた後にウッズを相手に10キロも球速が落ち、高めにしかいかなくなってしまったという動揺し過ぎな投球はどうなのかと激しく疑問に思う次第ではありますが・・・。


 中日ファンの歓声にも鳥肌が立ちました。関東在住の野球ファンの方ならご理解できると思いますが、1階席も2階席もバックネット裏ギリギリまで総立ちの応援が繰り広げられた東京ドームというのは、果たして今までありましたでしょうか?12回表の福留への歓声はもはや野球のそれではなく、府中のG1レースや超満員のコンサートの歓声でした。31年前に後楽園で広島が初優勝した時はもっと凄かったのでしょうか・・・。いずれにしても落合監督が泣くのも無理ないと思います。中日の選手の皆さん、ファンの皆さん、本当におめでとうございます!!


 でも、今日のウッズに12回に打たれるまでの巨人の戦いぶりを見ていますと、「第51節のサガン鳥栖」や「第52節の愛媛FC」、本当に本当に本当に警戒しないといけないと思います。愛媛が2点獲ったり、新居がハットトリックを決めるのも想定内だと思うべきだなと心底から実感させてもらいました。







 ・・・と、以上の内容をもっと熱く書いて、今回の観戦記を終えようと当初は思っていたのですが、残念ながら、そうはいかなくなりました。今は、感動とともに怒りも抱いています。




 まずは、怒りを抱いている理由を、ズバリ一言でハッキリと全責任を持って申したいと思います。



 それは、原辰徳監督と試合後にも残っていた巨人ファンの皆さん、


あなた達の”ジャイアンツ愛”は、あの程度のモノだということですよね??



 原監督、最後の最後にあれほどに屈辱的な思いをしたにも関わらず、殆どの巨人ファンが帰らずに残っていたというのに、中日の胴上げの後に行われた、ファンを対象にしたセレモニーで何故一言も挨拶をされないのですか?

 居残ってる中日ファンの歓声にかき消されようと煽られようと、31年ぶりの屈辱の場を創り上げてしまったからこそ、しっかりと最後まで残ったファンに説明をし、謝罪をし、来季に向けた強い意志をアピールすべきでは・・・と言うより、
あそこでしないでいつやるんですか!!


 そして、そんな逃げ腰の原監督や選手に罵声の一つすら飛ばさず、そのセレモニーで選手がスタンドに投げ込んでくれるサインボールをひたすら求めるがために歓声を上げ続けただけの巨人ファンの皆さん、


あんな屈辱的な場で抗議しないで一体どこで抗議するんですか?


 不謹慎な表現を敢えてこの場でしますが、12回表のウッズの満塁弾やその後の失点の時、てっきりライトスタンドからメガホンが大量に投げ込まれて試合が中断するものと思っていましたが、ありませんでした。相手の胴上げでも投げ込まれたメガホンは3本だけ。そして極めつけは、試合後のセレモニーでひたすらサインボールを追い求める歓声・・・・・・。




 巨人ファンの皆さん、全く悔しくないのですか?あんなシーンを目の当たりにしたのに全く怒っていないのですか?






 今回、歴史的な試合を体験させてもらった両チームの奮闘に心から感動をさせてもらいました。



 けれど、最後の最後に残ったのは虚しさとやるせなさだけでした。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
仕方ないです (hakonenogeta)
2006-10-11 09:46:57
正直な話全国の巨人ファンは社会の勝ち組になりたいだけで、チーム愛とか勝負に対する情熱よりも勝って楽しければば良いレベルなので、我らタイガースファンには絶対理解出来ない世界ですね!

それにしても素晴らしい体験が出来て羨ましい~三ツ沢サッカー場での歴史的歓喜期待してますよ!頑張れ横浜FC
返信する