Winner's Bridge仮店舗

ゆっくり行きます。

更なる血栓。(横浜1-3鳥栖@聖地三ツ沢)

2011-04-24 11:46:07 | フットボール
 試合は開始30秒でお金を払って観戦する価値を失いました。

 ありとあらゆる犠牲を払わせた上に、「J2で優勝する」と強がられた以上、我々も今年は結果しか求めません。

 別に結果だけ求めなくても、「足を運んで良かった。」、「また来たいな。」、「今度は知り合いの誰かを誘ってみるか。」という「楽しい空間」を作り上げることなら、ほんの少しの費用の増加と、必要とあらばセキュリティ対応の徹底を図ればいとも簡単に出来るわけですし、それらの施策による観客増をきっかけに資金力を付けて適材適所の補強をすれば、大都会にあるクラブなんですからある程度の実力を伴うクラブになるはずです。南関東にホームを置く他の全てのJクラブ達と同様に。

 ところが、ジュニアユースの組織力強化を図っていることは長期的な投資として実に素晴らしいことなのですが、その点を除けば、彼らは他クラブが当たり前のように行なってきたその方向は目指さなかった。確かに表面上では色々と変わろうとかなり頑張られていますが、残念ながら、真っ先に手を付けねばならないはずの根本部分については何も変わっていない。それどころか、むしろ放置・放任させている。
 家族連れを大勢招待させているなら、彼らが固定客として定着するような雰囲気をしっかりと作り上げなければ意味がなさないにもかかわらず、その点に配慮している努力が表面的なものしかされていない。それでは本末転倒だし、観客増加に向けた見かけだけの努力にしかなっていない。
 人間はその場に流れる「空気」で判断する生き物なのですよ。自分達が初めての飲食店や宿泊先とかに入ろうとする時に選ぶ基準や常連と化していく基準だってそうでしょ?

 けれど、ただただ、「戦うことだけを目的としたクラブに黙って付いて来い!」と求めんかのごとくの仕打ちを長年にわたり我々に受けさせた上に、「今年は優勝する!」と宣言しておきながら、1ヶ月半の中断期間を挟んでも僅か30秒で応援する気を失くす試合を土砂降りの中で見せつけられる。。。



 でも、今年は絶対に優勝するんですよね。

 個人的にはそれを「J1昇格」と置き換えておりますが、いずれにしても現時点では、スカパーのハイライト等で観る限り、J2を相手に勝てそうなクラブは殆ど見当たりません。果たしてここからどう立て直すのでしょうか。昨年のように夏場に大量補強をするだけの資金(予算)はないと思われますが・・・。
 


 また、私的にはこの春からは時間調整が難しい立場に置かれることになりましたが、試合の日については日程のやりくりをして、数試合を除きスタジアムに引き続き足を運べることとなりました。今日の試合についても他の人に犠牲を払って頂いた上でどうにか観戦することができました。

 にも関わらず、開始30秒で観戦する価値を失う試合を見せつけられてしまう・・・。自分のために犠牲を払って頂いた方に本当に済まないと思いますし、こんな惨めな想いをさせられるために、そんなことをさせてしまった自分自身にさえも腹が立ちます。



 あらゆる想いを乗せた上で生まれたはずのこのクラブ、これから一体どこへ行くのでしょう。

 それを確かめるために、来週もまたスタジアムへと足を向けてみることとします。



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 あ、そうそう、「根性、根性、ど根性!!」といってはハードなトレーニングをさせてケガ人を続出させた上に、ホームで控えメンバーに無気力な試合しかさせられない人達は今すぐに解任させてもよいと思いますよ。役員方やレオック様らが何が何でも結果だけを早急に出したいのであれば。

 少なくともこの状態が1・2カ月続くのであれば、私は反対しませんよ。