「矢井田瞳、今年限りでドーム公演を卒業」
そりゃ、以前に比べれば人気が・・・というセールス的な事情もあるでしょうし、昔からのファンの方達には複雑な気持ちを持つ人もいらっしゃるかもしれません。
が、今年からファンになったばかりの身として思うに、これはすごく妥当な決断をしたものだと思います。彼女は間違いなく素晴らしいアーティストです。邦楽に見向きもしなかった畑違いの人間が、こうしてハマってしまうぐらいですから(笑)。
でも、彼女は大会場でライヴをするには不向きだと自分は思ってます。彼女のライヴの魅力は等身大の自分をありのまま聴衆に伝えて一体感を持たせてくれることだと思うのです。ついでに言えば、「歌が大好き!」という強烈なオーラを感じ取れるところも。
・・・けれど、それらは何万人も収容するような会場ではどうやったって伝わらないし、無理もして欲しくないと思います。8月に2万人が集まった、みなとみらいでの野外公演に参加した際につくづく感じたことです。
メジャーになった以上、色々と不都合はあるでしょうけど、可能な範囲で最大限に今後もありのままの姿を見せて欲しいですし、それを踏まえると今回の判断は実に良い選択だと思います。