早いもので、抗がん剤が終わってからほぼ1年。先週、髪のカットに行った。2度目。
今までの美容院は「カラー」を勧めてくるので「もう白髪でいいや」と思う自分との温度差があった。
そろそろ潮時かなあと思い、新しい美容院を探していた。なにせ20年近く同じところだったので、新しい店に行く勇気がなく、タウンページやら、車の運転中きょろきょろ探したりするやら、ず~っと迷っていた。
迷った時は・・・インターネット。美容院、地域名で検索してすぐにヒット。どうやらいつも買い物に行くモールの中にあった。
ナット予約ができ、しかもクーポンで割引きOK。3900円が半額になった。電話での予約が面倒くさい自分には、ぴったりのシステム。
早速、希望日の希望時間を予約した。
当日でかけてみたら、明らかに若いスタッフだらけ。思わず、テレビで見た「おばあちゃん」美容師さんの美容院を思い出した。
場違い!と思いつつ男性スタッフさんに案内され、希望を伝える。
でも、なんということ。髪を切りながら話をしていたら、彼は自分が最初に勤務した学校の出身だった。なつかしいお店の名前も出てきて、あのころを思い出すことができた。
フケが出ると言ったら、皮膚科に行くといい薬がもらえますよ、と教えてもらえたり、あっという間の40分だった。
帰りにちらっと見たら、かなり年配の方がカラーリングをしていて、気おくれしなくてもいいんだよなあと安心した。2名の女性が待っていて、結構繁盛している美容院だとわかった。
でも、インターネットでお店の評価を見ると、40~60代の人は「「良かった」的な高評価が多いのに、20~40代の若い方の評価が辛めだった。満足度の基準が違うのだろうか?
自分はおおむね満足。すっきりカットして、簡単に手入れができる。前髪を撫で上げればOK。
それにしても、生え変わってきたときにはくせ毛になってラッキーと思っていたのに、だんだんストレートっぽくなってきたのが残念な気がする。
そして、眼鏡をもう少しファッショナブルにしようかなあ、などと意欲的な自分に驚いている。