一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

美容院の新規開拓

2013-02-11 | がん治療に関わる日常生活

 早いもので、抗がん剤が終わってからほぼ1年。先週、髪のカットに行った。2度目。
 今までの美容院は「カラー」を勧めてくるので「もう白髪でいいや」と思う自分との温度差があった。
そろそろ潮時かなあと思い、新しい美容院を探していた。なにせ20年近く同じところだったので、新しい店に行く勇気がなく、タウンページやら、車の運転中きょろきょろ探したりするやら、ず~っと迷っていた。
迷った時は・・・インターネット。美容院、地域名で検索してすぐにヒット。どうやらいつも買い物に行くモールの中にあった。
ナット予約ができ、しかもクーポンで割引きOK。3900円が半額になった。電話での予約が面倒くさい自分には、ぴったりのシステム。
早速、希望日の希望時間を予約した。

 当日でかけてみたら、明らかに若いスタッフだらけ。思わず、テレビで見た「おばあちゃん」美容師さんの美容院を思い出した。
場違い!と思いつつ男性スタッフさんに案内され、希望を伝える。
でも、なんということ。髪を切りながら話をしていたら、彼は自分が最初に勤務した学校の出身だった。なつかしいお店の名前も出てきて、あのころを思い出すことができた。

 フケが出ると言ったら、皮膚科に行くといい薬がもらえますよ、と教えてもらえたり、あっという間の40分だった。
帰りにちらっと見たら、かなり年配の方がカラーリングをしていて、気おくれしなくてもいいんだよなあと安心した。2名の女性が待っていて、結構繁盛している美容院だとわかった。

 でも、インターネットでお店の評価を見ると、40~60代の人は「「良かった」的な高評価が多いのに、20~40代の若い方の評価が辛めだった。満足度の基準が違うのだろうか?
 自分はおおむね満足。すっきりカットして、簡単に手入れができる。前髪を撫で上げればOK。
それにしても、生え変わってきたときにはくせ毛になってラッキーと思っていたのに、だんだんストレートっぽくなってきたのが残念な気がする。
そして、眼鏡をもう少しファッショナブルにしようかなあ、などと意欲的な自分に驚いている。




村に復帰

2013-02-09 | 日記
 いったんブログ村から退会していた。
前から知っている人が「入っていると、更新されるのがわかりやすいので」と言って
また入るように勧めてくれたので、再度入会。
あとは、今まであまり話題にしなかった「自分の勉強」などについても記してみるつもりだ。 
 頭が悪い割には勉強するのは好きなので自分なりに頑張っている。さすがに、記憶力の衰えがひどいが、なにかしているときは病気のことを考えなくても済むし・・・50歳過ぎても資格などの勉強している人の話なども聞きたいなあ、なんて思っている。

 あ、さっき見たら、新着記事に入っているので、友人のアドバイスはうまくいったようだ。

木村カエラコンサート@市川市

2013-02-08 | コンサート
 久しぶりのコンサートに行った。
木村カエラコンサート。市川市文化会館に来たので、チケットを家族分とっておいたのだ。
駐車場に車を入れることができラッキーだった。

おばさん、若者の歌で大丈夫か?と思われるかもしれないが、「ド演歌は受け付けません」という人以外、まったく問題なし。大部分の歌が初めてだったが、メロディは覚えやすい。
 歌の合間の話も、なかなか面白かった。千葉に初めて来たという話の後で、そういえば小さいころに松戸の日能研に通っていたと言っていた。「Nが付いたカバンだよね。」なんて思い出を語って、楽しそうだった。
あとは、ディズニーランドに行った時、近くの高校生が「木村カエラじゃね?」と言ってて、高校生は声が大きいからよく聞こえていたこと。最終的には「木村カエラに似た人」で落ち着いたことなども面白かった。
 カエラさん、あのイエローの髪の毛で誤解されているかも知れない。実はすごく落ち着いた真面目な女性あという感じだった。
 とにかく歌がすごくうまい。声が伸びる。言葉をはっきり発音する。残念ながら、マイク調整があまりよくなくて声が割れていたが、歌のうまさはしっかり伝わった。
 歌いながら、絶えずステージ上を跳んだり跳ねたりしていた。EXILEほど力を入れず、最近のCMではやりの幼稚園児のようなお遊戯でもない、身軽なダンスだった。体がぶれないのには感心した。旦那は「バレエをしていたのじゃないか?」と言っていたのも頷ける。

 白いばさっとした上着と黒いスパッツにブーツという簡素な衣装だったが、スタイルが良いからよく似合う。周囲から「かわいい」という声が多数上がっていた。

 アンコールで「バタフライ」ともう1曲を熱唱して締めくくっていた。
 これから全国ツァーを展開するらしいので、多くの人に聞いて欲しい。そして、誰かのカバーでいいから、多くの人が知っている曲で勝負してみてもいいんじゃないかなあ。(と、これは旦那の要望)

 そんなことを思いながら、コンサートグッズを買ってきた。けっこう大きいので、どこにつければいいか思案中。カバンかな。
 
コンサートというと、ほとんど立ちっぱなしだが、今回は思ったより疲れなかった。体力がかなり回復した証拠だろう。



職場へ診断書を出す

2013-02-06 | 仕事関係
 病院から診断書を受け取り、その足で職場に出してきた。
診察と投薬が必要だけれど、仕事に復帰可能という内容だが、最後に「転移性骨腫瘍」の言葉が書いてあるのが、ちょっぴり悲しかった。

 職場の玄関に立った時に最初に迎えてくれたのは昨年4月から異動して来た用務員の方だった。年は自分よりすこし若いくらい。帰るときに「4月にお待ちしています」の言葉がうれしかった。とにかく新人のつもりでやっていくしかない。
 教育現場に対する世間の目が厳しい時代なので、仕事は大変かも知れない。でも、職場の同僚との会話で救われたりする。とにかく、身体がこのありさまなので、精神だけは健全でありたい。心までは病みたくない。

 あとは…頭の中をスッキリさせておかないといけないなあ。これが一番の曲者であり、不安材料でもある。今はいちいちメモしたりしておかないと、後から「説明責任」なんて追及される時代なので、とにかくメモしたりすることが大事だ。曖昧なことは許されない雰囲気がある。
昔は、ユルユルと適当にやって、みんながハッピーなんてこともできたが、今はそういうことはできない。すごく窮屈になっているのを感じる。
 あ、また訴訟保険に入っておいたほうがいいかな。年何千円か払うと、万が一訴訟を起こされた時の費用が出る保険。なにせ、弁護士を頼んだりしたら・・・・
生命保険の時はがん診断時や入院費用などが出て助かったけど、こっちのほうは一生使いたくない保険である。

そういえば、もうこんな季節なのだと感じさせるお煎餅1枚。カルディで買った。家にいると世の中のことに疎くなっていけませんね。

         

穏やかな診察日

2013-02-04 | 乳がん治療(手術後の生活)
 最近はブログが停滞している。
「便りのないのは元気な証拠」的な発想で、気が向いたときに更新中。生来のズボラな性格が復活しているようだ。

 さて、今日は月1回の診察日。
 今日は暖かかったので、採血も点滴も一発で成功した。
 毎回痛い思いをするので、どうやったらすぐに血管が出るか、工夫してみた。名付けて「温室作戦」
出発1時間前からコートを来て、マフラー巻いて、ストーブをつける。このあたりで「けっこう、暖かいぞ。」
家を出る10分前に、お湯を入れた洗面器に手を浸す。(ちょっと熱めに設定)「いい感じに温かいぞ。」
車に乗り込んだら、すぐに温風を出す。しかも上半身に。これで、もう「暑いな。」状態になる。
そのまま15分運転して病院到着。

 採血はベテランの方。さすがに使える血管をすぐ見つけてキューッと3本分を抜いてくれた。
でも、診察の後に点滴があると言ったら
「だったら、ここからじゃなくて、別のを使っておいたらよかったかなあ。」と後悔しているようだった。
「でもあと1本使えるのがあるから。」とも言っていた。
雪が降りそうだという会話をしていて、雪の日は大変なのだと漏らしていた。寒さで血管が固くなる患者さんが多いらしい。ご苦労様です。

 点滴をしてくれた看護師さんもはじめてお目にかかった方だが、すんなり針を刺してあっというまに取り付け完了だった。
今日は血管のトラブル一切なしで、ご機嫌な通院日だった。

 主治医の診察はもう簡単。
「様子はどうですか。」
「大丈夫です。」
「血液検査も問題ありませんでした。今日はまた点滴受けてくださいお薬も大丈夫ですね。」
で、診察終わり。
あとは来月まで1か月のご無沙汰となる。
 
 こんな穏やかな調子で病院に来るなんて1年半前には予想できなかった。
これで、月1回のゾメタ点滴さえなかったら、万々歳なのだが、そう何もかもうまくはいかない。
 それより主治医が何事もなかったように
「では、また来月ですね。」とあっさり終わるのが不気味だ。
 このまま「それでは、また来月・・・」という会話を聞きながら退室できればOKなのだが、先のことはわからない。

 そういえば、手術したのは昨年3月。で、術後1年の検査などはするのだろうか?このまま検査はないかも知れない。
血液検査で出てくる腫瘍マーカーの値なんかも聞いてみたほうがいいのか?なんて今さらなことを思っていたりする。
まあ、聞いてもどうしようもないので「大丈夫」という言葉だけを聞けば十分だろう。
仕事に戻れば8月には否応なしに人間ドックをする羽目になるので、検査なしでもあまり気にはならない。

そんなこんなで病院から帰ってきたら
「もらってきたよ。」と主人が言う。覗いて見たら・・・・鳥がいた。

 せわしなく飛び回るのでうまく撮れない

結局、飼うのは無理だということがカメの一件でわかっていたので、明日空に放すことになった。うんそれがいい。
我が家に動物は無理だ。
(ちなみに、カメさんはたぶん庭の地面の中で冬眠していると思われるが、どうだろう?)