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一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

同窓会で「頑張るな」と強調された話

2013-02-18 | がん治療に関わる日常生活
 大学の同窓会に行ってきた。
 自分が2年の時の1年~4年までの合同。約20名。もともと1学年10名前後なのでこれでも半分は来ている計算になる。 でも、自然と学年ごとに固まる感じになっていた。自分の学年は男6人女4人。今回は女は自分1人。男5人だった。1人は仕事があるため欠席。

 誰かが言っていた。
「濃密な時間だった。]みんなが納得した。結構我々もハチャメチャで楽しい青春を送っていたのだ。夏休みは、日本アルプスに行き、何かあると「コンパ」と称して楽しんでいた。学生運動は4,5年前に下火になり、平和な時代だった。
 自分は常に「おまえ」か呼び捨てで呼ばれ、「~さん」なんて呼ばれたことはなかった。そう男女というより同志という感じ。
同窓会で「おまえ」と呼ばれて30年前がよみがえった。今だったら、セクハラなんて騒ぎそうだけれど・・・

 休職していたことは幹事をしてくれた人に伝えていたので、具体的に乳がんのことも言った。 そしたら、みんな
「頑張るな。」と一生懸命言ってくれた。
「お前より、俺たちのほうが年上なんだから、俺たちのほうが先に逝くべきなんだ。」なんて、泣かせるようなセリフを言っちゃって・・・
そういえば浪人して同学年になった人も3人いたんだ・・・
 あんまり「頑張るなよ。」と言われたので、もういいよと言いそうになったが、飲み込んだ。
 みんないつまでもこの世にいてもっと爺さん、婆さんになるまで付き合えるだろうと思っているのに、次の同窓会にいるかわからない、と言われたら考えてしまうだろう。なんか必死だったのが、ちょっと可笑しかった。
 2次会までやって、最後には1年後にまた集まろうということで落ち着いた。もう2年後なんて言っていられないという心境になっていたのに違いない。
 みんな定年を2~3年後に控えているけれど、集まればすぐに大学生に戻れる。しゃべり方はあの時のまま。自分にも居場所があったことを再確認できた。
 あの時みんなで撮った写真はちゃんと保存している。今回の写真も送られてくるはず。そうして毎年記録を残せるだろうか?

 家族に対する思いとおなじように同志に対する思いも深い。

美容院の新規開拓

2013-02-11 | がん治療に関わる日常生活

 早いもので、抗がん剤が終わってからほぼ1年。先週、髪のカットに行った。2度目。
 今までの美容院は「カラー」を勧めてくるので「もう白髪でいいや」と思う自分との温度差があった。
そろそろ潮時かなあと思い、新しい美容院を探していた。なにせ20年近く同じところだったので、新しい店に行く勇気がなく、タウンページやら、車の運転中きょろきょろ探したりするやら、ず~っと迷っていた。
迷った時は・・・インターネット。美容院、地域名で検索してすぐにヒット。どうやらいつも買い物に行くモールの中にあった。
ナット予約ができ、しかもクーポンで割引きOK。3900円が半額になった。電話での予約が面倒くさい自分には、ぴったりのシステム。
早速、希望日の希望時間を予約した。

 当日でかけてみたら、明らかに若いスタッフだらけ。思わず、テレビで見た「おばあちゃん」美容師さんの美容院を思い出した。
場違い!と思いつつ男性スタッフさんに案内され、希望を伝える。
でも、なんということ。髪を切りながら話をしていたら、彼は自分が最初に勤務した学校の出身だった。なつかしいお店の名前も出てきて、あのころを思い出すことができた。

 フケが出ると言ったら、皮膚科に行くといい薬がもらえますよ、と教えてもらえたり、あっという間の40分だった。
帰りにちらっと見たら、かなり年配の方がカラーリングをしていて、気おくれしなくてもいいんだよなあと安心した。2名の女性が待っていて、結構繁盛している美容院だとわかった。

 でも、インターネットでお店の評価を見ると、40~60代の人は「「良かった」的な高評価が多いのに、20~40代の若い方の評価が辛めだった。満足度の基準が違うのだろうか?
 自分はおおむね満足。すっきりカットして、簡単に手入れができる。前髪を撫で上げればOK。
それにしても、生え変わってきたときにはくせ毛になってラッキーと思っていたのに、だんだんストレートっぽくなってきたのが残念な気がする。
そして、眼鏡をもう少しファッショナブルにしようかなあ、などと意欲的な自分に驚いている。




抗がん剤終わって9か月で美容院へ

2012-11-22 | がん治療に関わる日常生活
 2月に抗がん剤投与を終えて9か月。
 ずっと伸ばしていたけれど、モシャモシャ度がひどくて、ついに美容院に予約した。
 お店に入ってまずはしばらくぶりの挨拶。
「こんにちは。どうも御無沙汰です。」
「どうしちゃったのかと思っていたんです。」
「ごめんなさいね。連絡しようと思っていたのだけれど、そのままで・・・」
「もう、連絡くださいよ~
という具合に再会した。
 でも、さすがプロ。髪質を見た時に、抗がん剤で抜けた後だとすぐわかったみたいだ。


 店長さんは2年に1度マンモをしている慎重派だが、今のところ異常なしの診断をもらっているらしい。
 でも、自分の話を聞いているうち、不安になったようだった。たまに胸が痛くなって、しばらくすると痛みは消える・・・の繰り返しなんだそうだ。なんだか自分の症状と似ている。
 脅すつもりはなかったが
「マンモだけでは見落としもあるみたいだから、エコーもしたほうがいいですよ。」とアドバイスした。本当に油断大敵だから。
 でも店長さんは子宮にも心配な点があるらしく、こちらも何か月に1回で診察してもらっているということだった。
 他にお客さんが1人いたが、すっかり乳がん談議に花が咲いた。美容院というお店がら、がん関係の話もたくさん耳に入るのだろう。それに、店長のお父さんはがんのデパートのようにあちこちの臓器が傷んでいるようで、切実な感じがした。

 さっそくカットしてもらい、すっきりした髪型になった。以前は、すごく油気の多いストレートだったのに、今回は打って変ったくせ毛。
でも、今回のほうが、髪型が決まる感じで、出来上がったら前よりずっと良かった。このまま、くせ毛でいい。また元に戻ると「和田あき子」風髪型しかできないし・・・
 ただ、白髪はもうこのままにしようかなと思って、そう話したら、店長さんが
「え~、まだお若いのだから染めたほうがいいですよ~!」
と言ったので、迷っている。
 染めると、新しく伸びてきた白い毛と、染めた部分の段差ができてしまうので、お手入れ大変なんだけどなあ~
 まあ、それは後で考えるとして、今はこのショートカットを楽しもう。

 でも、体力をつけるという話の延長で「ミドリムシ」入りのカプセルを買うことになった。「寝覚めがいい」にひかれてしまった。とにかく、朝スッキリ起きるのが一番の課題であるし・・・
まあ、1か月分だけ試してみて、良ければつづけ、だめならやめればいいや、と思っている。
 本当にいろんなサプリを飲んでいて、サプリオタク道まっしぐら

 公園の花のように思いっきり人生の花を咲かせたい。

          

           

寒くなって、思うあれこれ

2012-11-07 | がん治療に関わる日常生活
今日は暖かく、体調も良かった。
昨日は雨で寒かったので、切ったほうの右胸が傷んだ。いわゆる「古傷が傷む」ということかな?でも、わけのわからない痛みではないので、軽くなでると痛くなくなるのは嬉しい。
 おかげで昨日のプールは人も少なく、アクアビクスは9人。インストラクターさんも「今日はなしか!」と結構焦ってたらしい。これからは、夏よりもプールに来る人は少なくなるだろう。(そのほうが、ジャグジーなどでゆっくりできていいのだけどね。)
 今日は、やけに暑いと感じて「これは、ホットフラッシュが来たか?と思ったけれど、世の中が本当に暑かっただけらしい。でも、冬に半袖を着た経験のある時分の事だから油断はできない。(これは本当の更年期障害のため)
 今は、おせちの予約をどこにしようかと迷っている最中。以前は手作りもしていたけれど、面倒くさくなって・・・というよりあまりおいしくないので、もっぱら買う派になった。
 でもどこで購入するかは大問題、。すごくおいしくは望まない(お金もさんなに出せないし)が、最後まで食べられるものを選びたい。5つくらいのお店から案内をもらってテーブルに広げているが…決まらない。これという確信があれば、すぐにでも注文するのだけれど、どうしよう。

 最近アヒルのCMで「がんになってもなんで働くのか?」「自分がちゃんとここにいますということを示すため」というバージョンが放映されている。まさしく自分にもあてはまる。大して戦力にもなっていないけど、働いているときは、自分も一因になれているという自負があるけれど、何もしていないと・・・取り残された気分を感じる。
 今のほうが、ストレスもなく精神的にも楽だが、それだけでは満足していない自分がいる。あと5か月、頭を錆びさせないようにしてウォーミングアップをしておこう。
 それで、安かった小ぶりのイカを買ってきて大根と一緒に煮たら、いけるんだなあ・・・アア小さな幸せ。(でも、目が…大きい)

 
 

髪の毛は生えたけれど・・・

2012-10-28 | がん治療に関わる日常生活
抗ガン剤治療中なのに毛髪は生えるのですか?

本日も病院で診察。今週3回目。まあ、それは特に何もなしで11月に6回目点滴やりますよ、という話で終わり。なのだが、今、不思議というか、なんというか・・・また頭に毛が生え...




1年前は、白血球を増やす薬の影響で、少し髪の毛が生えてきたのだった。
思い出すなあ~早く生えないかな・・・なんて遠い目をしていた。

そして1年後
2月の抗がん剤終了から、早8か月。
バリバリ生えてきている、と言いたいが、残念。
前髪の異常な遅さと後ろの馬のタテガミ状態のアンバランス。
おまけにストレートから天然パーマにリニューアルしてしまって。
白髪はもう30代からのことで仕方ないとしても・・・・
まだまだ悩みは続くよ、どこまでも、の心境。

理想は、この方の髪型。
コメントは好きじゃないけど、雰囲気は好きだ。
あくまでイメージ。
頭も、見栄えも違いすぎる。



1年後の髪の毛事情

2012-10-03 | がん治療に関わる日常生活
ウィッグの失敗
秋になって、涼しくなったのでウィッグの出番が増えた。今日の買い物に新しく買った物を装着して出かけた。着ける前は、ちょっとドキドキ。一度やってみたかった「ミディアム」の髪型...


 自分のブログの機能で「1年前の記事を振り返る」というサービスがある。メールでわざわざ知らせてくれる。
 それで、今から1年前は脱毛が始まるということで、ウィッグを買って装着した話。

 で、今は・・・
 2月に抗丸剤が終了してから8ヶ月足らず。
髪の毛は生えているけど、なにせ「馬のたてがみ」状態。
抜ける前は全くの直毛で、美容院に行っても「イイ髪の毛ですね~」なんてお褒めを頂いていたのに、
 天然パーマがかかり、ドライヤーをかけると、髪の毛が逆立つ。
あきらめて洗髪後は何もしない。そうでもないと、手に負えないし・・以前は「天然パーマは楽でよさそう」なんて思っていたけれど、結構苦労するのだと知った。
 おまけに白髪を隠そうと必死でヘナシャンプー・リンスでお手入れ。
(もう、カラーリングはなし。1ヶ月に1回の美容院はとても行けない。)
随分、白髪は目立たなくなったが、グレー以上には黒くならないらしい。

 人間、贅沢な生物である。
なかったときは「はやく生えてくれ!」と願うし
生えたら、文句言うし・・・
 でも、風が吹いてもとばされるのを気にしないでよいのは嬉しい。
そうやって日々感謝しなくちゃ罰が当たるよね~
 それにしてもあと半年で職場復帰。違和感ない髪型にできるのだろうか(不安)

タイムリミットはある

2012-09-14 | がん治療に関わる日常生活
 今、いろんな場所に旅行に行っている。
 昨年にこの病気がわかって休職してからは、平日をねらってまだ行ったことのない場所に家族で出かけている。
 先日、夫が運転しながら
「車を運転できるうちに、行かないとなあ・・・」
と、ポツリと言った。
夫は定年後2年目。
「そうだよねエ~」
と自分は言った。
知人の中には、
定年後故郷で農業をするといっていたのに、辞めてすぐ亡くなった方
定年前に心臓病で、突然死された方
乳ガンで50歳前になくなられた女性
まだ50代半ばで入院4日でなくなられた方
と、悠々自適の老後を過ごせず逝ってしまった方が多い。

そんな人たちを知っている身としては
「できるときにしないと・・」という気持ちになるのだろう。
 自分は乳ガンを知ってから「タイムリミット」という言葉が好きになった。
「明日があるさ」という気持ちで先に延ばしていたら、後悔することもあるだろう。
タイムリミットを意識しつつ、明日できることも今日やろう、という気持ちが大きくなった。

 タイムリミットがあるのは自分だけではない。身体に無理が利かなくなれば、もう好きなこともできない。心もいつまでも健康であるとは限らない。だから行けるうちに出かけよう。
夫は車の運転が好きで、東北まで平気で運転していく。旅行では現地でレンタカーを乗り回す。それでも、最近はシンドイようだ。だから、夫も元気なうちに出たいという思いが強いのだろう。
 タイムリミットを意識して生活することは、すなわち充実した後悔のない生活をすることだ、と言い聞かせ、今次はどこへ行こうかと考えている。(結局遊びたいということの言い訳かも知れないが・・・)
 ちなみに、一押しは阿蘇、熊本、高千穂周辺、に押しは北海道東、三は佐渡 そんなことを考えていると楽しい。

 崖っぷちの花だからこそ、一層キレイで愛おしいのかも知れない。




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プラセンタを勧められたけど・・・

2012-09-07 | がん治療に関わる日常生活
 本日は、2ヶ月に1度の置き薬屋さんの訪問日。
 玄関に入ってくるなり「今度、イイ商品が入ったんですよ」
と目を輝かせて話し始めた。ご丁寧に、雑誌科なんかのコピーを取り出して「お読みください。」
この時点で、何となく予感が・・・
ザ~ッと目を通したら・・・・・
「女性ホルモン(エストロゲン)が増加します」
う~ん
ここで、この1年間内緒にしていた病気を告白。
「ゴメンなさいね。乳がんになったので、これはちょっと・・・」
とためらわずに言った。
「あ、そうでしたか・・・・どうもすみません。」とそこですぐ納得してくれた。
「どうりで、やせたと思ってましたから」
等と会話していたが、なんとなく沈滞ムードだった。
「今休職中だから、今度は昼間に来ても大丈夫ですよ。」と言ったら
「では、今度は昼に来ますね。」と行って去っていった。

 きっとあの営業マンさんは「この女性にプラセンタを勧めていいのか?」ととまどいながら、訪問するのだろうなあ、と想像した。

 後から「プラセンタ」を調べてみたら「アンチエイジング」などのために結構広まっていたのだった。乳がんとの関係については大丈夫という文章も見たが、知識があまりないから、やっぱり避けておこう。

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病気やけがは「スイカに塩」と同じ

2012-09-01 | がん治療に関わる日常生活
 夕方車を運転して、カーラジオを聞いていた。
 視聴者からの投稿。
 骨折をして入院、手術した人が家でリハビリをして、ようやく家の中だけ歩けるようになったという話。
 アナウンサーが先を続ける。
「私も入院をしたことがありますが、病気になると『なんで、自分がこんな目に遭うのか・・・』と考えちゃうんですよね。」
「でも、病気やけがは『スイカにかけた塩』と同じだと思うんですよ。」
「ほんの1振りで、スイカの甘みが増しますよね。病気になると、本当の人生が見えてくる。人の優しさとか・・・」
こんな感じだったかな?
 病気や怪我により、人生が良く見えてくるという考えは実に前向きである。体験している人だからこその発言だ。
 では自分は、まさしく今塩を振りかけられている最中。今のこの生活の後に、自分の人生がはっきり見えてくるに違いない。そう思うことにする。
 投稿者からのリクエスト曲はゆずの「栄光の架け橋」
そういえば、今日は雨上がりの虹が出ていた。店の中から見ていたり、車を止めて写メを撮ったりしている人が多くて、まさに人々をつなぐ「架け橋」だった。




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色で驚いた(汚い)話

2012-08-24 | がん治療に関わる日常生活
今日の話は・・・汚い話なので、お食事中は控えてください。
 その前に、ちょっと高級な夏野菜のゼリー寄せ。ナスとかカボチャとかが醤油ベースのゼリーで固められている。





さて本題

 実はここ2、3日トイレに行くと、ペーパーに赤い物が混じっていた。
真っ先に思ったのは・・・・婦人科に行かねば、だった。今は閉経後のため、小さくなったみたいだが、子宮筋腫もあった。だから不正出血はヤバイ。最近検査もしていないので、不安倍増。
 次に思ったのは、お尻のアレ。息子たちを産んでから始まって早30年。その間便秘になると痛くなり、ひどいときには出血あり。
 う~んどっちか?まさか子宮がん?大腸がん?なんて悩んでいた。一度がんになると、あれこれ想像しちゃうのだ。

 今日トイレに行って、真相が判明。

 ウンが出たのだが、水で流す前にふと見たら・・・何となく赤っぽい。やっぱり腸の病気かと思ったが・・・・
 よ~く考えたら・・・トマトジュースの飲み過ぎだということに思い当たった。
 毎日農家でもらったトマトを大量に飲んでいた結果が出たらしい。美味しいんですよ。もう完熟トマトそのもの。それを1日に何杯も飲んでいた結果、出てくる物にも色がついていたというわけ。
 あ~良かった。
 去年の抗がん剤(EC療法)後の赤いオシコにもビックリしたけど、今年は赤いウンに驚かされた
 でも、まだトマトがあまっているから、これからジュースにして飲んじゃうぞ。
 明日は驚かない。

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