goo blog サービス終了のお知らせ 

一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

金曜日の夜

2013-05-10 | がん治療に関わる日常生活
忙しく働いている。
どうやら、「超過勤務調査」というものができたらしく、パソコンに何時に出勤して、何維持に退勤した、という数字を打ち込むと、超過勤務の数字が出てくる。
4月は47時間だった。もちろん残業代なんてものはない。じゃあ、なんでこんな調査をしているのか?何か改善してくれるのか?ただ、調査するだけじゃないか?と、ちょっとお疲れモードでキレてみた。
 もうすっかり「乳がんの世界」から離脱している状態だ。
というか、こんなに忙しくなってくると、いちいち「体大丈夫ですか?」なんて気遣っている暇ないし・・・・誰もがせわしなく歩いてる、走っている・・・・なので、自分も走って、運んで、動き回っている。おかげで、病気のこと忘れられますけど。
夜は眠れるねえ。何せくたくたなので、眠たくて、お風呂の中でもコックリしている場合が結構ある。
 いいのか、悪いのか。

 そんな中で、今気になるのが脇の下のかゆみ。手術をした後にぶら下げたドレーンの跡が赤くなり痛い。たぶん汗でかぶれたのだろう。まったく皮膚が弱いので、これからがつらい季節だ。
 あと、右足の親指の爪。抗がん剤で中途半端にはがれた集めの下からどうやらもう1枚の爪。
怖くて自分ではがせないので、ほっといたら痛い。
いよいよ皮膚科ではがしてもらったほうがいいだろうか?

 なんて、コーヒー飲みながら考えてる金曜日の夜。

それにしても、最近の若い人は・・・と言われるけど、一番曲者なのは中年の男性。以前に回転扉で後ろにいる自分を気にもせず、グルグルまわした馬鹿サラリーマンや電車の中で真っ先に座りたがるのが男の人だというのをあ認識してから、中年の男の人はどうも好きになれない。
今の職場も、中心となる人が人は40~50歳くらいの男の人が多いが、プライド高く、謝ることが嫌いで、実は人の事情なんか気にもしないなんて言う人が多くて、疲れる。
 自分の病気は、職場の人間関係からくるストレスがかなり影響しているものと思われる・・・ウフフ・・・


週休2日のはずが仕事でした

2013-04-20 | がん治療に関わる日常生活
 参観日なため。
自分は授業はないが、まあいろいろある。でも、仕事はたっぷりできるから、溜まった仕事はサクサクできる。
そういえば、昔土曜日にも学校があった時のほうが「ゆとり」はあった気がする。
どこで間違っちゃったのだろう。今の子供のほうが忙しい。

 職場は男女半分ずつ。年齢は、50代以上と30代以下がくっきり分かれている。
 休憩時間、ちょっと若い人と立ち話。
「あたしさあ、胸が張っていたいんですよお」
「医者には、乳腺症だから大丈夫って言われているんだけど・・・」
と、彼女が言う。
「それは危険だよ。私もそういう感じだった。同じだよ。」と私。
最終的にマンモを受けた後、乳腺外科でも診察を受けてみるということで終わった。微妙な症状には早めの対処が大事だね。
それにしても、母乳をあげると乳がんにならない、という言い伝えを信じている人がいるとは・・・
しかし、こういう話でまた1人の役に立ったかなと満足している。
 話している間、脇を男性が通り過ぎる。でも、こっちは平気。聞こえるくらいの声でしゃべっていたと思う。
 もう、乳がんという気分ではなく、骨折が治った、程度になっちゃってる。でも、自重しよう。1年9か月前迷惑をかけた人がたくさんいるのだから。

 ようやく仕事の勘が戻ってきたかもしれない。足は着圧ソックを履いてから浮腫みが少ないのもうれしい。
ついにまたお給料がもらえたのもバンザイである。苦労して毎月給料をもらう生活が復活した。今度は挫折するのはご免。

ただ、疲れが内臓に出ているらしく、唇がただれているのが残念。連休で疲れを取りたいものだ。
せめてバリィさんクッキーでも食べてエネルギーを蓄えるさ。




同病の元同僚と会う

2013-04-13 | がん治療に関わる日常生活
 先日、研修会で久しぶりに会った元同僚が、昨年乳がんで手術したことを教えてくれた。
「病気で休んでいると聞いたんですけど・・・」と言われたので
「乳がんで1年9か月休んだ。」と打ち明けたら、実は自分も乳がんだったのよという答えが返ってきた。
しかも去年の秋に手術したらしい。 3か月の休職で復帰したとのこと。
「良かったじゃない。早く復帰できて。」と言ったら、また今年の秋に再手術をするのだそうだ。
 最初に手術をした結果、断面にボツボツと散らばって残っていたとのこと。
部分摘出だったのが、今度は全摘出になるのだ。私は、若いからまた胸が再建できるよ、と言ったが彼女はしないかも知れない。
 それより、残っている部分が取りきれるか、転移していないかなどのほうが心配なのに違いない。お子さんもまだ小学生か、せいぜい中学生のはずだ。
 「ハーセプチンをしたほうがいいですか?」と尋ねられたので、あ、ハーツープラスかと気づいて、
「効くらしいから、絶対したほうがいいよ。」とこれはちょっと力強く言っておいた。この返事は、すこしは役に立ったかな?
 以前抗がん剤をしていたのか、今継続しているのかわからないが、ウィッグを装着しているとも言っていた。
 ちらっと見たが、以前の彼女の髪型とあまり変わりなかった。結構なじんでいる。ウィッグをつけて仕事にも復帰して、頑張っている人が、ここにもいた。自分はヘタレだったので、ある程度伸びるまではダメだと判断した。彼女は強い。
 そしてまた手術する。
 不安はあるだろうが、自分のように2年近くなっても復帰できるという例があるのだから大丈夫。
また、来年、あるいは再来年、「お互い良かったね。」と言って会えるようにしようね。と心の中でつぶやいた。

 1年以上休むほどの乳がんになっても、また立ち上がれる、という希望を持った人が一人でもいれば、自分の復職も意義があったのかな、と思ったのだが、どうだろう?

65歳定年制の行く末は?

2013-04-03 | がん治療に関わる日常生活
 明日、この前の検査結果をもとに診察を受け、ゾメタを点滴してもらう予定の日だ。
午前中は仕事で、午後に病院に行く。
仕事→病院の流れは久しぶりだ。
 仕事場を出てくるまで5分。こういう時は、近いことを感謝している。
 暑くて汗をかきかき診察・・・ではいやだなあ。
でも、採血はスムーズにできそうだ。

 ドックを夏までにはしなくてはならないので、その病院も決めねばならない。
 脳ドックも受けたいけれど結構値が張り、補助金があってもなかなかのものだ。
 本当は仕事に集中しなければならないが、体のこともあり、あれこれ考えなくてはいけないのがもどかしい。

 復帰してからは周囲の50歳以上の同僚が「実はこういう病気で・・・」といろんな病気を打ち明けてくるので、自分だけじゃあないという妙な安心感を持ってしまう。病気の種類は、千差万別である。
それにしても、大なり小なり病気な方が多くて、テレビなどでよく拝見する「元気な90歳」は我々の職場では無理じゃあないか、と悲観的になる。
 職場は50歳以上多数で40代と30代少な目で20歳代がまた増えているといういびつな年齢構成なので、世代のギャップは激しい。
若い人に仕事が回ってしまう、という現象は避けられない現実だ。
 65歳定年制は、日本を明るくするのだろうか?
 

病気のことを言いまくり状態

2013-04-01 | がん治療に関わる日常生活
 本日から仕事復帰。
まだ事務関係が主なので、気持ちは楽。
 食事に行く途中の車の中でも
「乳癌だったのよ。」から始まって同情の女子3人に自分の病気を話した。
最後に「検診は行ったほうがいいよ。」という言葉も忘れずに・・・
転任してきた元同僚の男性も「失礼ですけど、なんの病気だったんですか?}と聞かれたから
「乳がんだったんです。」と話した。
なんだか、もう平気でペラペラ話せるのが不思議だ。でも、こういう話ができるのは、ある一定以上の年齢の人である。
さすがに若い人は「触れてはいけない」という感じで。話してこない。確かに自分の親みたいな年齢の女に「何の病気だったんですか」なんて聞ける若者はめったにいないとは思う。

 こうして本日の仕事は無事終了。
やっぱり、「同僚」というものは格別の響きがある。「絆」というべきか。
大変さも嬉しさも分かり合える。なかなか外部の人にはわかってもらえないことはいっぱいある。
それを口に出せるのは同僚という仲間であるようだ。
たぶん、どの職場にもあるに違いない。

 さて、明日からも焦らず、かといって遅れずやっていこう。

明日から仕事復帰

2013-03-31 | がん治療に関わる日常生活
 明日から職場復帰する。
したがって、表題部の4月復帰予定も4月復帰しましたに模様替えしよう。

 復帰の挨拶を考えた。
「お久しぶりです。1年9か月ぶりに戻ってきました。」
「突然お休みして、ご迷惑をかけました。」
という、真面目なコメントの後に
「ホリエモンには負けましたが、スリムになってリニューアルしました。」
なんて言葉は、冗談が過ぎるだろうか?

新人さんや今まで接触なかった人には何でもないが
自分を知っている人には、見た目の変化は気になるに違いない。
明らかに「痩せた(=やつれた)」し「顔色も悪いし」「髪の毛は白髪50%(以前はカラーリングで全部黒色だった)」だし
気にならないほうがおかしいくらい。

 人に余計なあ気遣いをさせたくない。
復帰するからには、以前と同じ扱いをして欲しい。
そうするためには、どういう振る舞いがいいか?とか考えたけれど、まあ無理かなあ?

 テレビを見ていたら、西城秀樹さんが脳梗塞から立ち直ってまたコンサートをやったという内容を放送していた。
彼も、自分と同じ57歳。
ちょっと言葉は不自由な感じだったけれど、まだやれるというオーラを発していた。
そうだ、人生をあきらめない。

 明日に備えて、今日は早寝だ。



雲の上には星がある

2013-03-30 | がん治療に関わる日常生活
手術の値段
 今日は風が強くて、午前中散歩に出かけた公園にも人は・・・数人いた。でも、空は曇っているし、早々に引き上げてきた。でも、梅はかわいく咲いていた。 そのあと帰ってから、生命...


 去年は、手術直後だったけれど、気持ちは穏やかで春を愛でる気持ちもあったようだ。梅や桜は日々平穏のしるし。
今年は、穏やかというよりも、さあ仕事を始めるぞという戦闘的な気持ちのほうが強い。

 ここから3年間の仕事を全うして、3年後にきちんとけじめをつけて仕事をやめることができれば最高だ。
その時こそ、本当に穏やかな春を過ごすことができるだろう。

 復帰するにあたって心配ごとはたくさんあるけれど、まあ物事は始めて見なけりゃわからない。今はそのための準備に追われている。

 ジムに行ったら、今日は人が少なかった。春休みでどこかへお出かけなのか?
露天のジャグジーに一人でぼ~っと入って空を見上げると、星はなかった。
でも、雲の上には星がある。人生の中でも雲の陰には星があるのだと信じて、がんばろうと思う。


 

風邪に捕まえられた

2013-03-02 | がん治療に関わる日常生活
 2~3日前から風邪気味で、昨日は体温が38℃になった。ビビったが、薬を飲んで熱は下降。
 今日は、久しぶりにアクアビクスに行ってみた。 でも、体調は万全ではなかったらしく、必死で動いても汗すら出なかった。
今日の先生は結構ハードで、いつもなら水中でも汗が出ているのがわかるのに、終わった後は、すぐに寒くなってしまった。
急いでジャグジーに入ってあったまり、その後シャワー。でも、相変わらず寒気がした。
足はふらつくし・・・
ちょっと、早まったかなと後悔した。
 それにしても、買い物以外は家にこもることが多いのに、風邪にはかかるのだなあ。
加えて、喉がまっさきにやられる症状は相変わらず。ゲホゲホしてツバも飛ぶのでマスクが欠かせない。
花粉症がないだけ、助かっている。
抗がん剤を投与している間は、こういう症状は出なかったのだから不思議なことだ。

 まったく4月からが思いやられる。
ストレスたまったら、口に物を入れるに限る。買ってきた和菓子。今、和菓子が華やかに店先に並んでいる。洋菓子を圧倒しているようだ。
 桜餅はいい香りがして、花餅は小粒だけれど、春を感じさせてくれた。

 餅の上には、花が表現されている。桃の花だろうか?和菓子は繊細な色の表現が多くて、和むねえ。


写真の真実

2013-02-28 | がん治療に関わる日常生活
 同窓会の写真・・・
年を重ねたのは仕方ないとしても、顔が明らかに病的だった。
もう十分体力が回復したものと思っていたが、
写真は正直だ。
なんというか・・・・
この1年半の闘病生活を総括しているようだった。

着る物をモノクロで統一したのも、余計に暗い顔色を強調しているようだった。
他の人は髪の毛が白かったり、薄くなっていても
それなりに生き生きしているのになあ。
これじゃあ、久しぶりに再会した人もがっかり下に違いない。

もう少し柔らかい笑顔で映っているといいのに
顔の造りは仕方ないとして
「柔らかい」顔で映りたい。

なんだか、ちょっとがっかり。
というか、精神的にも豊かのならないと、ひどい写真ばかり残されるよなあ~
それから、よく言われることだが、
年を取ったら明るい洋服を着る、というのは
信じるべき情報なのだろう。
これからはパステルカラーなどを選んでみようかな。

まだまだ取り返せるよねえ、自分の人生

通院のポイントで誕生プレゼント

2013-02-24 | がん治療に関わる日常生活
 クレジットカードのポイントがたまったので8000円分の商品券に交換した。
パルコのものなので、息子に誕生日プレゼントとして送った。若者のほうが使い道がありそうだ。
それにしても、ポイントがよくたまる。
一番の原因は通院の時の支払いをしているから。
 乳がんがわかったころに検査したら、支払機に40000円を超える数字が出て、あわててカードで支払いをしてからは、ほとんどカードで払っていた。だって、40000円なんてお財布に入れることなんてなかったし・・・
 さすがに今は月1回で診察とゾメタ、そして3か月ごとのホルモン剤なので、以前のようにお金が逃げることはなくなったが、それでも毎月1万数千円と3か月ごとにホルモン剤代数千円が出ていく。
 「ちりも積もって山となる」は必ずしもイイことばかりじゃない。
 いや・・・ポイントが貯まるのはイイことか?
 いや・・・できれば支払しないで済む体になりたい
 じゃポイントが貯まるのは喜べないこと?
なんてよくわからないまま、ポイント交換をした。
ぼやぼやしていると、失効してしまったりするから要注意。

さて、息子はよろこんでくれるだろうか?