一風斎の趣味的生活/もっと活字を!

新刊、旧刊とりまぜて
読んだ本の書評をお送りいたします。
活字中毒者のアナタのためのブログです。

江戸の直下型地震ー安政の大地震

2005-08-31 00:02:37 | Essay
9月1日が近づくと、毎年のように地震の解説記事が新聞に掲載されるようになる。
特に、今年は中規模な地震が例年より多発していることから、その数も増しているようだ。ちょうど、8月30日「朝日新聞」夕刊の科学面にも、「首都圏のプレート新説も」という見出しの記事が載っていた。
「マグニチュード(M)7級の地震がいつ起こっても不思議はないとされる首都圏。その地下のプレートについて、新しい見方が次々と出てきている。……」
とのリードで、首都圏地下でのプレートに関する、もっとも新しい像を紹介するものである。
小生には、プレート像や説の適否は分らないが、過去の歴史に関することなら、多少の知識はある。首都圏直下型地震が起こった時、どのような事態が生じるか、過去に遡ってみたい。

今からちょうど150年前(安政2(1855)年)の10月、江戸を直下型地震が襲った。
「安政の大地震」である。

もちろん、現在とは経済規模も、都市構造も違っているので、被害に関する参考にはならないが、そこに生きる人々の運命に関しては、昔も今も変りはない。

まず、簡単に「安政の大地震」に関して知識を整理しておこう。
地震の規模を示すマグニチュードは6.9、「新潟県中越地震」がM6.8とされているから、ほぼ同規模とみていい。「安政の大地震」の震源は、江東区から葛飾区にかけての断層とみられ、地下に4つの断層が見つかった「新潟県中越地震」とよく似ている。

家屋倒壊などの被害があったのは、東西約25キロメートル、南北約80キロメートルと「関東大震災」に比べると、かなり範囲が限定されている。
『安政見聞集』や『安政見聞誌』によると、家屋倒壊による死者・負傷者がほとんどで、倒壊100軒に25~26人の死者が出た計算になる(関東大震災の場合は、この数字が100軒に3人の割合)。

昨年の専門調査会発表によれば、死者の合計は東京、埼玉、神奈川で1万3,000人。「安政の大地震」とはオーダーが1桁違う(それでも推定で4,700人もの死者を出している)。

家屋倒壊に関しては、現代では率はかなり少ないものとは思われるが、老朽住宅や地盤が悪い(東京湾沿岸の埋立地や、江東区・江戸川区のかつて「ゼロ・メートル地帯」と呼ばれた荒川・利根川水系河口)地帯ではどうなのだろうか。何しろ、絶対数では、江戸時代とは比較にならないほどの家屋が倒壊するだろう。

「安政の大地震」で、不幸中の幸いだったのは、風が弱く火災がそれほど広がらなかったこと。それでも江戸市中37~38カ所(小川町、深川、本所、浅草、吉原など)から火の手が上がり、殊に吉原では多くの死者を出した(行方不明を含めて1,074人。江戸市中全死者の22.8%に当たる)。
地震後の火災に関しては、現在の方が多発する可能性が強いし、延焼する範囲が広くなると思われる。そのための「防災拠点づくり」が行なわれていたはずなのだが(例えば「白髭地区防災拠点」)、その後、進展しているのだろうか。

その他、現代では帰宅困難者、避難者が700万人に達するというのも、大きな問題となるだろう。

さて「安政の大地震」を見てきて思うことは、地震の予知は不可能であったとしても(直下型地震の場合、現時点では不可能とされているが、小生には、科学的な当否は分らない)、被害を少なくするための方策はできるということだ。

例えば、江戸時代においても、町火消の制度があったため(定員は1万人超)、彼らが地域を分担して消火に当たったため、延焼が食い止められた、というケースもある。また、逆に、吉原での大量死は、廓の女を自由に行動させないため、閉じ込めた状態にあったことに原因する。

経済損失112兆円と試算した中央防災会議は、早急に対策をまとめるとのコメントを昨年発表したが、対策の発表もないようであるし、それが実施されるまでには、まだまだ時間が掛かるものと思われる。
いつ起きても不思議はない、首都圏直下型の地震である。
一時も早く対策を立て、速やかに実行してもらいたいものである。

*江戸時代の「鯰絵」。鹿島の大神が〈要石(かなめいし)〉で鯰の頭を押さえているから地震が起きないとされていた。安政の大地震が起きたのは神無月(10月)で、たまたま大神が出雲大社へ出掛け留守だったといわれた。

『武家と天皇―王権をめぐる相剋』を読む。その5

2005-08-30 00:05:38 | Book Review
上述したような武家と天皇との相剋は、過去のエピソードに過ぎないのか。

その疑問には、間接的に次のような記述が答えているだろう。
江戸期の天皇は、鎌倉や室町以上にシステムのなかに織りこみずみのようにみえる。武家の首長(ないし候補)を将軍に任官し、大小の武家に官位を授与する手続きは無論のこと、東照大権現という武家の祖神形成まで、神号授与・例幣使というかたちで天皇が関わっている以上、天皇なる存在は、武家政権の不可欠の補完物であったと断定せざるをえない。

そのシステムが機能しなくなるのが、19世紀初めから始まる外国勢力の圧力である。
この事件(一風斎註・ロシアによるサハリンやエトロフ島の攻撃)が契機となって、幕府はみずからの軍事力に自信を喪失したとき、天皇の権威に依存するという体質が、ふたたびあらわれたのである。

天皇権威の回復運動(尊王運動)が、このようにして始まる。
以降、明治維新までの動きについては、よくご存知のとおり。

以下は、本書の記述から離れる。

明治政府が確立する過程で、2つの顕著な動きがあった。
1つは、天皇の権威を新政府に取り込んだシステムづくりであり、もう1つは天皇親政の復活を図る動きである。

前者は、いわば江戸幕府とは異なる形ではあるが、天皇(権威)を薩長閥の有力者が、自らの政権(権力)の中にシステムととして織り込む、という方法である。これは後に「天皇機関説」として明示されることになる。

後者は、当初は宮廷における反主流勢力(元田永孚・土方久元・佐々木高行ら)を中心にして行なわれたが、昭和に入るまで、主流となることはなかった。
これは、元田らとは関係なく、後に「昭和維新」として過激な運動となる(しかも、「天皇」を梃子とした、反主流派(隊付将校)による巻き返しとして)。しかし、江戸時代とは異なり、天皇家が、この天皇親政運動の主体となることは決してなかった(「2・26事件」における昭和天皇の反応を想起)。

と考えていくと、本書で述べられたことのスパンは、意外と遠くにまで達していることが分るであろう。
また、戦後においても、天皇(権威)は、民主国家としてのこの国のシステムに織り込まれていることを、忘れてはならないであろう(「日本国憲法」や「皇室典範」のみならず、不文律としても)。

*図は明治天皇の江戸遷都を描いた錦絵(尅斉芳年筆『武州六郷船渡』)。

『武家と天皇―王権をめぐる相剋』を読む。その4

2005-08-29 00:00:15 | Book Review
家康は死後「東照大権現」として神に祀られた。
彼の神道観は、本書に紹介されているキリシタン禁令によれば、
夫(それ)日本は元これ神国なり。(中略)日本は神国仏国、而(しこう)して神を尊び仏を敬う
というもので、秀吉の「日本は神国たるのところ」と仏を無視した神道観とは異なる。

このような神道観を持ち、前述したような「天皇の政治・軍事への介入をことごとく排した」天皇観を持つ家康であるが、死後の神格化には天皇の勅許を必要としたのは皮肉である。「それだけ宗教界における天皇権威の残存は強いものがあった」。

その天皇権威の残存を奪うために、「徳川氏は家康から秀忠・家光と三代、数十年を要した」。
そのための大きな事件が「紫衣(しえ)問題」をめぐる一連の騒動である。
「紫衣」とは、仏教界各宗派の最高位の僧侶に与えられる特権的な衣装であり、従来は原則的に天皇が授与権を握っていた。
事件の経過は本書を読んでいただくとして、結果的に、寛永6(1629)年、紫衣を授与する旨の綸旨が破棄され、関係した僧侶(大徳寺の沢庵も含む)は流罪となった。

自ら発した綸旨を、幕府によって反古にされた後水尾(ごみずのお)天皇は、譲位の内意を周囲に洩らす。
これも詳細は省くが、結果として、幕府の妥協により、寛永6(1629)年、奈良時代の称徳天皇以来の女帝、明正(めいしょう)天皇が誕生する。

以後、幕府と天皇家との協調と融和が存立し、江戸時代後期まで続くこととなる。

以下つづく。


*写真は後水尾天皇の宸筆による「東照大権現」の勅額(日光東照宮)。

『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』を読む。

2005-08-28 16:51:54 | Book Review
震度5~6の中規模地震が相次いで起り、首都圏直下型地震や東海地震への不安が高まっている。そうした折、タイムリーに本書が出版された。
「暮らしの手帳」なみに全てのルートを歩き、内容を検証するのがベストであろうが、ここでは拙宅近辺のみのルートをチェックしてみる。

先ず感じたのが、ルート沿いのコンビニや銀行の表示がないのは、不親切ではないか、ということ。
特にコンビニは、8月末日より首都圏の8都県市と協定を結び、大規模災害時に水道水やトイレの無償提供をすることを決定したばかりである

そのような提携がなされた中で、この地図に、警察・消防署、トイレ、郵便局、水場の表示があるにも関わらず、コンビニのマーキングが少ないのは、何とも頼りない(コンビニと8都県市との協定を報じる新聞記事も、本書の写真を載せているが、そのような点の指摘はないのが訝しい)。
拙宅の近くに限って言えば、ルートから50メートル離れたコンビニは無視されている。災害時に、道路沿いのコンビニに客が集中することを考えると、その程度離れている店舗も表示すべきではないのか。

まして、「これだけは知っておきたい帰宅支援マニュアル」という文章のパートで、「ガソリンスタンドやコンビニを目指せ」「コンビニで買えるグッズも役に立つ」と強調する項目があるのだから。

銀行の表示が必要なのは、災害時に頼りになるのは、現金だからである。たとえ、電気や通信回線などが途切れ、ATMが使用不能であるとしても、窓口での引き出しは可能であろう。それとも、郵便局を使えとでも言いたいのか? 

また、地図の読み方を知っている人であれば、1万分の1の該当部分をカラーコピーして持っていれば済むだけのことで、わざわざ購入する必要もないような気がする(しかも、1万分の1の地図であれば、コンビニや銀行の表示も、ほぼ完璧にあるし、迂回ルートも探せる)。

ということで、結論としては、災害時にも、他の人と同じように行動しなければ済まない人向け、ということになるだろうか。
「人の行く裏に道あり花の山」
という句が、株屋の世界には昔から伝えられている、という。


『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』
昭文社
定価:600円+税
ISBN: 4398680535

クラシカル音楽●総合INDEX

2005-08-27 00:51:51 | MUSIC INDEX
「一風斎の趣味的生活」Blog版 でのクラシカル音楽に関する雑文連載も、もう1年になろうとしています。読者の皆様には、たいへんお世話になりました。
そこで、検索性を持たせるために、総合INDEXを作りました。

  ご覧になりたい項目をクリックしてください。

今後は、作曲家別のINDEXも掲載する予定ですので、今後ともご愛読の程よろしくお願いいたします。

一風斎啓白


「楽しめる弦楽四重奏曲」INDEX

2005-08-27 00:49:51 | MUSIC INDEX
楽しめる弦楽四重奏曲(1)――A. バックス
楽しめる弦楽四重奏曲(2)――ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニ
楽しめる弦楽四重奏曲(3)――M. ラヴェル
楽しめる弦楽四重奏曲(4)――J. シベリウス
楽しめる弦楽四重奏曲(5)――L. ヤナーチェック
楽しめる弦楽四重奏曲(6)――F. J. ハイドン
楽しめる弦楽四重奏曲(7)――S. プロコフィエフ
楽しめる弦楽四重奏曲(8)――矢代秋雄
楽しめる弦楽四重奏曲(9)――F. シューベルト
楽しめる弦楽四重奏曲(10)――D. ショスタコーヴィッチ

楽しめる弦楽四重奏曲(11)――G. フォレ
楽しめる弦楽四重奏曲(12)――G. F. マリピエロ
楽しめる弦楽四重奏曲(13)――B. バルトーク
楽しめる弦楽四重奏曲(14)――E. ショーソン
楽しめる弦楽四重奏曲(15)――E. ショーソン(補遺)
楽しめる弦楽四重奏曲(16)――ヴォーン・ウィリアムズ
楽しめる弦楽四重奏曲(17)――F. メンデルスゾーン
楽しめる弦楽四重奏曲(18)――F. ブリッジ
楽しめる弦楽四重奏曲(19)――C. サン-サーンス
楽しめる弦楽四重奏曲(20)――A. ブリス

【休日特集】楽しめるブラス・アンサンブル
楽しめる弦楽四重奏曲(21)――A. ボロディン

「室内楽の楽しみ」INDEX

2005-08-27 00:47:35 | MUSIC INDEX
室内楽の楽しみ(1)――C. フランク『ピアノ五重奏曲』
室内楽の楽しみ(2)――A. バックス『ハープ五重奏曲』
室内楽の楽しみ(3)――L. ボッケリーニ『弦楽五重奏曲』
室内楽の楽しみ(4)――B. マルティヌー『ヴァイオリン・ソナタ第3番』
室内楽の楽しみ(5)――M. ブルッフ『七重奏曲』
室内楽の楽しみ(6)――D. ミヨー『ルネ王の暖炉』
室内楽の楽しみ(7)――V. ノヴァーク『ピアノ五重奏曲』
室内楽の楽しみ(8)――S. プロコフィエフ『ヴァイオリン・ソナタ第2番』
室内楽の楽しみ(9)――K. ヴォースレフ『フルートと打楽器のための六重奏曲』
室内楽の楽しみ(10)――F. シューベルト『八重奏曲』

室内楽の楽しみ(11)――A. コレルリ『ラ・フォリア』
室内楽の楽しみ(12)――E. エルガー『アンダンテと変奏曲』
室内楽の楽しみ(13)――F. プーランク『六重奏曲』
室内楽の楽しみ(14)――A. サリエリ『セレナード変ロ長調』
室内楽の楽しみ(15)――W. ウォルトン『ファサード』
室内楽の楽しみ(16)――G. ガーシュイン『3つの前奏曲』
室内楽の楽しみ(17)――W. A. モーツァルト『ディヴェルティメント第17番』
室内楽の楽しみ(18)――A. ピアソラ『タンゴの歴史』
室内楽の楽しみ(19)――P. ウォーロック『カーリュウ』
室内楽の楽しみ(20)――E. ボザ『ディヴェルティスマン』

室内楽の楽しみ(21)――W. A. モーツァルト『弦楽トリオのためのディヴェルティメント』
室内楽の楽しみ(22)――M. ラヴェル『ヴァイオリン・ソナタ』
室内楽の楽しみ(23)――Y. イサン『ノヴェレッテ』
室内楽の楽しみ(24)――F. クーラウ『フルート五重奏曲第1番』
室内楽の楽しみ(25)――O. レスピーギ『ヴァイオリン・ソナタ』
室内楽の楽しみ(26)――G. P. テレマン『フルート、オーボエ、通奏低音による三重奏曲』
室内楽の楽しみ(27)――E. グリーグ『ヴァイオリン・ソナタ第3番』
室内楽の楽しみ(28)――I. ストラヴィンスキー『ある兵士の物語』
室内楽の楽しみ(29)――J. クラ『五重奏曲』
室内楽の楽しみ(30)――A. バックス『オーボエ五重奏曲』

室内楽の楽しみ(31)――伊福部昭『二面の二十五弦箏による日本組曲』
室内楽の楽しみ(32)――A. ライヒャ『クラリネット五重奏曲』
室内楽の楽しみ(33)――F. メンデルスゾーン『コンツェルトシュテュック』
室内楽の楽しみ(34)――L. バークレー『三重奏曲』
室内楽の楽しみ(35)――G. エネスコ『弦楽八重奏曲』
室内楽の楽しみ(36)――P. サンカン『ソナティヌ』
室内楽の楽しみ(37)――F. ハイドン『十字架上の最後の七つの言葉』
室内楽の楽しみ(38)――O. メシアン『世の終わりの四重奏曲』
室内楽の楽しみ(39)――D. ショスタコーヴィッチ『ピアノ五重奏曲』
室内楽の楽しみ(40)――G. フォレ『ピアノ五重奏曲第1番』

室内楽の楽しみ(41)――P. チャイコフスキー『ピアノ三重奏曲』
室内楽の楽しみ(42)――J. シュペルガー『コントラバス、フルート、ヴィオラとチェロのための四重奏曲』
室内楽の楽しみ(43)――T. ラングストレーム『夜想曲』
室内楽の楽しみ(44)――G. ヘンデル『ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調』
室内楽の楽しみ(45)――B. バルトーク『コントラスト』
室内楽の楽しみ(46)――C. ドビュッシー『フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ』
室内楽の楽しみ(47)――S. ドッジソン『金管七重奏組曲』
室内楽の楽しみ(48)――三木稔『マリンバ スピリチュアル』
室内楽の楽しみ(49)――H. デュティユー『オーボエ・ソナタ』
室内楽の楽しみ(50)――F. ディーリアス『ヴァイオリン・ソナタ第1番』

室内楽の楽しみ(51)――武満徹『妖精の距離』
室内楽の楽しみ(52)――J. クラ『ピアノ五重奏曲』
室内楽の楽しみ(53)――F. メンデルスゾーン『ピアノ三重奏曲第1番』
室内楽の楽しみ(54)――A. ルーセル『弦楽三重奏曲』
室内楽の楽しみ(55)――一柳慧『道』
室内楽の楽しみ(56)――C. サン-サーンス『ピアノ三重奏曲第1番』
室内楽の楽しみ(57)――F. ブリッジ『声楽、ヴィオラ、ピアノのための3つの歌曲』
室内楽の楽しみ(58)――M. ブルッフ『8つの小品』
室内楽の楽しみ(59)――P. ヒンデミット『ヴィオラ・ソナタ』(1919)
室内楽の楽しみ(60)――P. タファネル『アンダンテ・パストラールとスケルツェティーノ 』
室内楽の楽しみ(61)――M. アーノルド『リコーダー・ソナチナ』
室内楽の楽しみ(62)――P. ゴベール『フルート・ソナタ第2番』
室内楽の楽しみ(63)――J. M. ウェ―バー『七重奏曲 "我が生涯より"』

室内楽の楽しみ(64)――F. シューベルト『ピアノ三重奏曲第2番』
室内楽の楽しみ(65)――L.-E. ラーション『管楽五重奏のためのディヴェルティメント』
室内楽の楽しみ(66)――R. シューマン『幻想小曲集 作品73』
室内楽の楽しみ(67)――R. ヴォーン・ウィリアムズ『幻想的五重奏曲』

「協奏曲の楽しみ」INDEX(1)

2005-08-27 00:45:50 | MUSIC INDEX
協奏曲の楽しみ(1)――G. フィンジ『クラリネット協奏曲』
協奏曲の楽しみ(2)――F. プーランク『2台のピアノのための協奏曲』
協奏曲の楽しみ(3)――J. ヴァンハル『コントラバス協奏曲』
協奏曲の楽しみ(4)――K. アッテルベリ『組曲第3番』
協奏曲の楽しみ(5)――別宮貞雄『ヴィオラ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(6)――J. アルブレヒツベルガー『口琴とマンドーラの協奏曲』
協奏曲の楽しみ(7)――G. アンタイル『ジャズ・シンフォニイ』
協奏曲の楽しみ(8)――M. デ・ファリャ『スペインの庭の夜』
協奏曲の楽しみ(9)――矢代秋雄『ピアノ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(10)――J. グルーナー『トランペット協奏曲第2番』

協奏曲の楽しみ(11)――I. ストラヴィンスキー『エボニー・コンチェルト』
協奏曲の楽しみ(12)――V. ホルンボー『チューバ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(13)――V. ダンディー『フランス山人の歌による交響曲』
協奏曲の楽しみ(14)――F. プーランク『オルガン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(15)――吉松隆『サイバーバード協奏曲』
協奏曲の楽しみ(16)――B. ブリテン『左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏』
協奏曲の楽しみ(17)――M. ブルッフ『クラリネット、ヴィオラと管弦楽のための協奏曲』
協奏曲の楽しみ(18)――ベールヴァルド『ヴァイオリン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(19)――R. ヴォーン・ウィリアムズ『チューバ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(20)――E. ラウタヴァーラ『カントゥス・アークティクス』

協奏曲の楽しみ(21)――西村朗『チェロ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(22)――A. ヒナステラ『ハープ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(23)――S. バーバー『ピアノ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(24)――G. ペルゴレージ『マンドリン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(25)――F. ドヴィエンヌ『フルート協奏曲第7番』
協奏曲の楽しみ(26)――A. パヌフニク『ピアノ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(27)――C. サン-サーンス『アフリカ』
協奏曲の楽しみ(28)――S. プロコフィエフ『ピアノ協奏曲第1番』
協奏曲の楽しみ(29)――A. ピアソラ『バンドネオン協奏曲〈アコンカグア〉』
協奏曲の楽しみ(30)――E. コルンゴルド『ヴァイオリン協奏曲』

協奏曲の楽しみ(31)――大澤壽人『ピアノ協奏曲第3番〈神風〉』
協奏曲の楽しみ(32)――B. ブリテン『ピアノ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(33)――F. ダンツィ『フルート協奏曲第1番』
協奏曲の楽しみ(34)――C. フランク『交響的変奏曲』
協奏曲の楽しみ(35)――C. サン-サーンス『ピアノ協奏曲第5番〈エジプト風〉』
協奏曲の楽しみ(36)――武満徹『カシオペア』
協奏曲の楽しみ(37)――L. ボッケリーニ『チェロ協奏曲変ロ長調』
協奏曲の楽しみ(38)――E. エルガー『チェロ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(39)――H. ヴュータン『ヴァイオリン協奏曲第5番』
協奏曲の楽しみ(40)――K. ヴァイル『ヴァイオリンと管楽のための協奏曲』

協奏曲の楽しみ(41)――M. カステルヌオーヴォ-テデスコ『ギター協奏曲第1番』
協奏曲の楽しみ(42)――A. ハチャトリアン『ヴァイオリン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(43)――H. ルーセンベリ『ルイヴィル協奏曲』
協奏曲の楽しみ(44)――M. カルロヴィッチ『ヴァイオリン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(45)――D. ミヨー『2台のピアノのための協奏曲』
協奏曲の楽しみ(46)――R. シュトラウス『ホルン協奏曲第2番』
協奏曲の楽しみ(47)――H. ハウエルズ『チェロとオーケストラのためのファンタジア』
協奏曲の楽しみ(48)――伊福部昭『ラウダ・コンチェルタータ』
協奏曲の楽しみ(49)――E. ショーソン『詩曲(ポエム)』
協奏曲の楽しみ(50)――J. クラ『ピアノ協奏曲』


「協奏曲の楽しみ」INDEX(2)

2005-08-27 00:43:14 | MUSIC INDEX
協奏曲の楽しみ(51)――F. マルタン『協奏的小交響曲』
協奏曲の楽しみ(52)――W. リー『ハープシコードと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ』
協奏曲の楽しみ(53)――E. パリシ-アルヴァース『ハープ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(54)――P. ヒンデミット『室内音楽第6番』
協奏曲の楽しみ(55)――A. ホヴァーネス『チェロ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(56)――M. ティペット『ヘンデルの主題による幻想曲』
協奏曲の楽しみ(57)――松平頼則『ピアノとオーケストラのための主題と変奏』
協奏曲の楽しみ(58)――F. J. ハイドン『トランペット協奏曲』
協奏曲の楽しみ(59)――C. P. E. バッハ『チェンバロとピアノの二重協奏曲』
協奏曲の楽しみ(60)――B. バルトーク『ヴァイオリン協奏曲第2番』

協奏曲の楽しみ(61)――A. グラズノフ『ヴァイオリン協奏曲第2番』
協奏曲の楽しみ(62)――A. コープランド『クラリネット協奏曲』
協奏曲の楽しみ(63)――R. リーバーマン『ジャズバンドと管弦楽のための協奏曲』
協奏曲の楽しみ(64)――J. イベール『アルト・サクソフォン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(65)――H. ヴィラ-ロボス『ギター協奏曲』
協奏曲の楽しみ(66)――P. グラス『サクソフォン・カルテット協奏曲』
協奏曲の楽しみ(67)――V. ハーバート『チェロ協奏曲第1番』
協奏曲の楽しみ(68)――E. カーター『オーボエ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(69)――L. ベリオ『シンフォニア』
協奏曲の楽しみ(70)――吉松隆『トロンボーン協奏曲〈オリオン・マシーン〉』

協奏曲の楽しみ(71)――石井眞木『解脱ー横笛独奏とオーケストラのための協奏曲』
番外編 黛敏郎『舞楽』を聴く。
協奏曲の楽しみ(72)――武満徹『ウォーター・ドリーミング』
協奏曲の楽しみ(73)――尾高尚忠『フルート協奏曲』
協奏曲の楽しみ(74)――伊福部昭『ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ』
協奏曲の楽しみ(75)――大栗裕『ヴァイオリン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(76)――山田泉『一つの素描 ピアノとオーケストラによる? 』
協奏曲の楽しみ(77)――A. グラズノフ『アルト・サクソフォン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(78)――I. ストラヴィンスキー『ピアノとオーケストラのためのカプリッチオ』
協奏曲の楽しみ(79)――G. ピエルネ『ハープと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック』
協奏曲の楽しみ(80)――F. プーランク『オーバード』

協奏曲の楽しみ(81)――W. ルッソ『ストリート・ミュージック』
協奏曲の楽しみ(82)――A. バックス『交響的変奏曲』
協奏曲の楽しみ(83)――W. ウォルトン『ヴィオラ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(84)――E. マクダウェル『ピアノ協奏曲第2番』
協奏曲の楽しみ(85)――C. サン-サーンス『ホルンと管弦楽のための演奏会用小品』
協奏曲の楽しみ(86)――『黄河』鋼琴協奏曲
協奏曲の楽しみ(87)――B. マルティヌー『ピアノ協奏曲第4番〈呪文〉』
番外編 ルクーを知っていますか?
番外編 タン・ドゥン『マルコ・ポーロ』を聴く。
協奏曲の楽しみ(88)――ユン・イサン『チェロ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(89)――H. ベルリオーズ『ヴィオラと管弦楽のための交響曲 イタリアのハロルド』
協奏曲の楽しみ(90)――E. ラロ『スペイン交響曲』

協奏曲の楽しみ(91)――A. ジョリベ『トランペット協奏曲第2番』
協奏曲の楽しみ(92)――C. ドビュッシー『ラプソディ アルト・サクソフォンとオーケストラのための』
協奏曲の楽しみ(93)―― I. ストラヴィンスキー『ヴァイオリン協奏曲』
協奏曲の楽しみ(94)――K. ペンデレツキ『ヴィオラ協奏曲』
協奏曲の楽しみ(95)――L. バラーダ『チェロ協奏曲第2番〈ニュー・オリンズ〉』
協奏曲の楽しみ(96)――A. コープランド『静かな都会』
協奏曲の楽しみ(97)――D. ミヨー『スカラムーシュ組曲』
協奏曲の楽しみ(98)――I. マレク『オッターヴァ・バッサ』
協奏曲の楽しみ(99)――O. メシアン『峡谷から星たちへ…』

「ミニ・シリーズ」INDEX

2005-08-27 00:38:56 | MUSIC INDEX
海の音楽(1)―B. ブリテン『4つの海の間奏曲とパッサカーリア』
海の音楽(2)―M. チュルリオニス『交響詩 海』
海の音楽(3)―H. アルヴェーン『交響詩 岩礁の伝説』
海の音楽(4)―H. ウッド『英国の海の歌によるファンタジア』
海の音楽(5)―G. P. テレマン『ハンブルクの潮の干満』
海の音楽(6)―F. ブリッジ『組曲 海』
海の音楽(7)―G. F. マッケイ『ハーバー・ナラティヴ』
海の音楽(8)―J. クラ『航海日誌』
海の音楽(9)―武満徹『海へ ― アルト・フルートとギターのための』
海の音楽(10)―A. サリヴァン『ペンザンスの海賊 序曲』

海の音楽(11)―J. イベール『海の交響曲』
海の音楽(12)―E. ラウタヴァーラ『カントゥス・アークティクス 第2楽章』
海の音楽(13)―R. ヴォーン・ウィリアムズ『南極交響曲』
海の音楽(14)―補 遺
海の音楽☆おまけ―H. ハンコック『処女航海』


【クリスマス特集☆1】M. A. シャルパンティエのパストラール
【クリスマス特集☆2】G. フィンジの『イン・テラ・パックス』
【クリスマス特集☆3】A. コレルリの『クリスマス・コンチェルト』
【クリスマス特集☆4】リムスキー-コルサコフの『クリスマス・イヴ』組曲
【クリスマス特集☆5】H. シュッツの『クリスマス・オラトリオ』
【クリスマス特集☆6】C. ドビュッシーの『家のない子のクリスマス』


【年末年始特集「鳥たちの歌」☆1】P. カザルス編曲『鳥の歌』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆2】吉松隆『カムイチカップ交響曲』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆3】吉松隆『鳥リズム I 』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆4】I. ストラヴィンスキー『ロシニョール』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆5】O. レスピーギ『組曲・鳥』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆6】R. ヴォーン・ウィリアムズ『揚げ雲雀』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆7】F. プーランク『2羽の雄鶏』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆8】F. ハイドン弦楽四重奏曲『ひばり』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆9】O. メシアン『異国の鳥たち』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆10】R. シューマン「予言の鳥」
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆11】M. ラヴェル「白鳥」
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆12】J. ロドリーゴ「カナリオ」
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆13】F. ディーリアス『春を告げるカッコーを聞いて』
【年末年始特集「鳥たちの歌」☆おまけ】G. ヴェルディ「行けよわが思い黄金の翼に乗って」

宗教音楽を聴く(1) W. バード『5声のミサ』
宗教音楽を聴く(2) M.-A. シャルパンティエ『テ・デウムH146』
宗教音楽を聴く(3) J. アダムズ『魂の転生』
宗教音楽を聴く(4) L. ボッケリーニ『スターバト・マーテル』
宗教音楽を聴く(5) J. D. ゼレンカ『レクイエム ハ短調』