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一風斎の趣味的生活/もっと活字を!

新刊、旧刊とりまぜて
読んだ本の書評をお送りいたします。
活字中毒者のアナタのためのブログです。

ご報告

2007-10-25 13:03:30 | Information
皆さまからご声援いただきましたが、小生の作品『彰義隊異聞 少年鼓手』は、第32回歴史文学賞の第二次選考で、あえなく討死いたしました。

さまざまのご支援を感謝いたします。

さて、本人が一番、作品の長所も欠点も分っているつもりですが、ここは「敗軍の将、兵を語らず」ということで……。
この経験を生かして、より一層の「勉強」をいたすつもりでおります。
また、何か進展があれば、ご報告させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

一風斎啓白

ご報告

2007-09-26 05:16:24 | Information
小生の作品『彰義隊異聞 少年鼓手』が、第32回歴史文学賞の第一次選考を通過しました。

本作品の梗概は、次のようなものです。
〈彰義隊〉隊士も数多い中で、最年少だったのは、当時数え12歳で、鼓手をつとめていた比留間数馬(ひるま・かずま)であろう。
「私」―報知新聞記者の篠田鉱造(しのだ・こうぞう)は、明治29(1896)年の初夏、東京音楽学校で打楽器を指導している比留間から、30年ほど前に起こった上野戦争について話を聞くことになる。

 数馬は、8歳の頃からオランダ流の小太鼓を習い、〈伝習隊〉でも鼓手の役をしていた。江戸無血開城により〈伝習隊〉は江戸を脱走、取り残された形になった数馬は、前から知り合いの丸毛靫負(まるも・ゆきえ)に誘われ、〈彰義隊〉に参加することになる。
 西洋式の戦闘方法に慣れていない〈彰義隊〉では、折角の小太鼓も役に立ちそうにないと思われた。けれども、元〈新選組〉十番隊組長の原田左之助(はらだ・さのすけ)など、隊士の面々とも親しむにつれ、士気を鼓舞するものとして、その役割が認められるようになる。

 慶応4(1868)年5月15日、上野戦争が始まった。
 数馬は、マーチで隊士の勇を奮い立たせたが、利あらず、新政府軍の圧倒的な攻撃により、ついに上野の山を単独で脱出することになる。その途中、新政府軍の哨戒線に引っ掛かったが、丸毛にもらった拳銃で若い3人の兵士を殺し、辛くも逃げ延びることができたのであった。

 12歳の少年鼓手の目に映った上野戦争の姿とは、どのようなものであったのだろうか? また、彼は、戦争を通じてどのような感慨を受けたのであろうか?

来月には、第二次選考の結果が発表になります。
また、ご報告しますので、ご声援の程よろしくお願いいたします。

お知らせ●今日(8月21日)の記事更新について

2005-08-21 23:34:21 | Information
やっとブログの記事更新ができる状態になりました。
したがいまして、
今日(8月21日)からは従来通りに、
「一風斎の趣味的生活」blog版
更新をいたしますので、お気をつけくださいまし。
2005年8月21日11時10分 一風斎啓白


追記 とはいっても、片側通行のような回復のしかたで、
当面は、「一風斎の見る聞く話す」の更新はできないでいます。
場合によっては、こちらで更新をすることになるかもしれませんので、
その節は、よろしくお願いいたします。

お知らせ●メルマ「一風斎の趣味的生活」読者の皆様へ

2005-08-21 21:12:21 | Information
本日(8月21日)お手元にお届けしたメールマガジン
「一風斎の趣味的生活」第65号で
手違いにより、メイン記事のタイトルが抜けていました。

タイトルは、
「網野史学を考える。―ジェンダーを中心として」
です。
ここに、お詫びと訂正をいたします。
ご迷惑をおかけしました。

2005年8月21日21時15分 一風斎啓白

なお、ブログ「一風斎の見る聞く話す」には、
ただ今現在ログイン(更新)できない状態となっています。
したがいまして、サーバーによる完全修復まで
更新は、しばらくお休みいたします。
ご了解ください。

●おわびとお知らせ

2005-08-13 00:03:56 | Information
本日から16日まで、blog版『一風斎の趣味的生活』を更新しているサーバーが、リニューアルのためお休みになります。
そこで、4日間だけ、その記事の更新を『一風斎の趣味的生活/もっと活字を!』で行ないますので、ご了承をお願いいたします。

一風斎啓白

杉浦日向子さんのご冥福をお祈りいたします。

2005-07-26 08:19:10 | Information
去る7月22日に、江戸風俗研究家・文筆家・元マンガ家の
杉浦日向子さんが亡くなられました。

小生などは、雑誌「ガロ」でのマンガ家デビューが
一番、印象に残っています。
当時のマンガにしては、
古風な題材と、浮世絵風の装飾的な絵柄が印象的。
その後、『百物語』などで
江戸時代や江戸文化に入っていき、
TV番組などでも、その方面の仕事が多いようでした。
(マンガは1993年に絶筆とのこと)

そうそう、一時は荒俣宏と結婚してたんだよな。

享年四十六。
まだ、表現したいこともあったろうに……。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

合掌。

杉浦日向子
『百物語』
新潮文庫
定価:本体860円(税込)
ISBN4101149135

春の衣替え

2005-03-28 23:32:59 | Information
ホームページ『一風斎の趣味的生活』もすっかり春の衣替え。

 江戸東京に関する歴史・地誌・風俗などの雑学(108本)
 人物評伝(6人)
 クラシカル音楽エッセイ(125本)
 短編小説(18本)

と、春を迎えてより一層の内容充実。

ぜひ一度お立ち寄りください。

『一風斎の趣味的生活』

をクリックしてみてください。