いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

手抜き

2006年10月26日 | オスグット、成長痛、セーバー病
「手を抜く」と言う言葉。

一般には「手抜き工事」などでも使われるように、
いい意味では使われないのですが、
職人や、武術の世界では、
手のもつ意味を大切にしながらも、
実際には手より腕、腕よりも肩甲骨、
さらに体幹というような胴体の力と言う風に、
よりからだの中心を重要視する
考えがあります。

その場合、手の働きは中心の働きを微調整するとか、
手は触覚のように感覚器としてみなすなどの
働きとなります。

さらに、その場合、手に力が入ると、より中心の力を
伝えられない、細かな微調整ができない、
触覚の感覚を鈍らせることになります。
ですから、手は出来るだけリラックスさせないとなりません。

そういう意味で、出来るだけ「手の力を抜く」=「手を抜く」
ことが上達のコツとなってゆきます。
昔から「腕のいい職人」と言いますが、
「手のいい職人」とは言いません。
逆に「小手先の技」とか
「手先の器用な、、、」というように細かな技については
「手」を使います。

なんでこんなことを書いているのかと言うと、
オスグットの子供たちは、骨盤の動きが硬いので、
脚だけで頑張ってしまうと感じるからです。

実際には、筋肉が硬くて骨盤を動かせないといえるのかも
知れません。
脚を動かすなら、その根元の骨盤もあわせて動かしたほうが
より動きやすくなり、脚の負担が減るのです。

最低限の筋力は必要でしょうが、
過度に筋肉を鍛える練習は、そんな骨盤の動きを
制限している練習が多く思われます。
成長期の子供への筋肉トレーニングは、
注意して行っていただきたい。
千葉市の腰痛、肩こり、オスグット専門整体院
「いっぽ自然整体院」千葉市の心身回復室


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