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いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

椎間板ヘルニア 1ヶ月前から病院に行っているがよくならない

2009年12月18日 | 腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛
40代女性
1ヶ月前から臀部の痛みと左脚の痛みがあり
立っていても、座っても、寝ていても痛む。
椎間板ヘルニアと診断されホットパック、低周波治療、
痛み止めなどしているが良くならず当院に来院した。

5回の施術で痛みは大分楽になっており、
8回目ではほとんど問題なくなり痛み止めの薬も
使ってはいない。

患者さんは、「ココまで良くなったのは先生のおかげ。」と
喜んでくれています。
結果的によくなったのはとても嬉しいことですが、
私としてはほとんどは患者自身の回復力と思っています。

この患者の場合
施術を行うと大きな変化ではないが症状は緩和する。
しかし施術自体は症状の痛みが強いため、
効果的な手法が使えないので効果は少ないが
身体に負担のない手法で行う。
ところが次回は使えなかった手法が使えるようになっている。

そんな施術の積み重ねでした。

その場で痛みが大きく減るという感じはなく、
すこし時間がたってから良くなっていく。
だから痛みの程度は来院のたびに徐々に良くなっている。

おそらく、これは患者自身の回復力による改善であり
当院に来てから良くなったのは、
施術が回復力発揮のきっかけになったか、
回復力を高めているかと考えられる。

この患者さんに限らず、似たようなことは多い。
施術したらすぐ良くなれば、
施術の効果と思い込みがちですが、
そんな時でも相手の施術をうける感受性があっての効果です。
よい反応を常に引き出すのが技と考えられますが、
患者はみなそれぞれ違い、同じことをすれば同じ効果が出るわけではない。
その効果の現れ方も違う。

思い起こせば同じ症状でもその回復の過程はみんな違っている。
行う手法も同じように見えても違うことをしている。
というかいつも完全に同じ手法などやること自体不可能です。
患者の状態が絶えず変化しているのと同様に、
私自身も絶えず変化しているのですから。
それを踏まえたうえで、施術は患者の反応、感受性を見極めて
技を変化させられる私自身の感性も高めていかなければと
感じている。



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