医師不足による病院の閉鎖、
医師がいないということでの救急患者の受け入れ拒否。
産婦人科、小児科医の不足、
待ち時間数時間で診察数分、
医師の過労死、
医療事故も人手不足が原因の場合もあると言われています。
普段病院を利用することが無い私でも
いざという時、迅速的確な医療を受けられるのだろうかと
不安です。
日本の医師の総数は約26万人。
これが多いのか、少ないかの客観的な判断材料として
OECD(経済協力開発機構)の調査があります。
2006年時点でOECD加盟国の
人口10万人当たりの医師の平均は3.1人。
日本は約2人でもしもこのOECD平均にあわせるとすれば
日本の医師をあと14万人増やさなければならないという。
つまり現在の約1.5倍の医師にすべきではないかということです。
医師の総数が各国より少ないとしても、
日本は医師が都市部に多く行き過ぎる
「偏在」という話がある。
しかし、都道府県別医師数もこのOECD平均3.1人を
上回るところは一つも無く、
自治体ごとでのバラつきはあるが、偏在しているので、
医師が足りないと言うことではなく、
やはり絶対数が足りないといえます。
ではなぜ医師の数が不足してきたのか。
医師の絶対数は年々増えてはいます。
医師数の年次推移
年次 医師総数 人口10万対医師数
平成10年 248,611 196.6
平成6年 230,519 184.4
平成2年 211,797 171.3
昭和63年 201,658 164.2
昭和50年 132,479 118.4
昭和40年 109,369 111.3
昭和30年 94,563 105.9
人口10万人当たりの医師数もOECDの平均より
大きく下回るとはいえ増えています。
なのになんで医師不足による問題が
出て来ているのでしょうか。 つづく
参考文献
「誰が日本の医療を殺すのか」本田宏著
医師がいないということでの救急患者の受け入れ拒否。
産婦人科、小児科医の不足、
待ち時間数時間で診察数分、
医師の過労死、
医療事故も人手不足が原因の場合もあると言われています。
普段病院を利用することが無い私でも
いざという時、迅速的確な医療を受けられるのだろうかと
不安です。
日本の医師の総数は約26万人。
これが多いのか、少ないかの客観的な判断材料として
OECD(経済協力開発機構)の調査があります。
2006年時点でOECD加盟国の
人口10万人当たりの医師の平均は3.1人。
日本は約2人でもしもこのOECD平均にあわせるとすれば
日本の医師をあと14万人増やさなければならないという。
つまり現在の約1.5倍の医師にすべきではないかということです。
医師の総数が各国より少ないとしても、
日本は医師が都市部に多く行き過ぎる
「偏在」という話がある。
しかし、都道府県別医師数もこのOECD平均3.1人を
上回るところは一つも無く、
自治体ごとでのバラつきはあるが、偏在しているので、
医師が足りないと言うことではなく、
やはり絶対数が足りないといえます。
ではなぜ医師の数が不足してきたのか。
医師の絶対数は年々増えてはいます。
医師数の年次推移
年次 医師総数 人口10万対医師数
平成10年 248,611 196.6
平成6年 230,519 184.4
平成2年 211,797 171.3
昭和63年 201,658 164.2
昭和50年 132,479 118.4
昭和40年 109,369 111.3
昭和30年 94,563 105.9
人口10万人当たりの医師数もOECDの平均より
大きく下回るとはいえ増えています。
なのになんで医師不足による問題が
出て来ているのでしょうか。 つづく
参考文献
「誰が日本の医療を殺すのか」本田宏著