出来ては消える施術院

出張施術の帰り、車で施術院に戻る途中、街の様子を見てまわる。
日ごろ施術院にこもり勝ちなので、
日中の街の様子はこんなときくらいしか見れない。

何度か言ったことのある整体院がなくなっていた。
最近出来たばかりのはずの
リフレクソロジーのサロンも消えていた。
ロミロミの,これも最近出来た
新しいサロンが、これも数ヶ月で消えていた。
新しいお店が、出来てはすぐ消えていく。

ある小さな施術院でリフレクソロジーを学びませんか？という
表示があった。

ウチの患者さんに「リフレクソロジーを習わせて欲しい。」
と言ってきた方がいたのを思い出した。
足なら私にも出来そうだからと言う。
私もリフレクソロジー主体での施術院のころです。

「習ってどうするのか？それで食べていくのは大変ですよ。
よっぽどの覚悟とお金の余裕があるならいいけど、
私は教えられません。」と丁重にお断りした。

教えることは出来ても、
それでその方が生きてゆくことについての責任が持てないからです。

なにを何処でどれだけ勉強しようが、
ちゃんとそれで生活できるという保障などない。
ましてや、自分で独立して開業となると
この仕事に限らず大変だ。

出来てはスグに消えていった施術院。
みな、夢や希望を持って始めたはず。
ライバル？とはいえ、やはり悲しい出来事に思う。