「夜のピクニック」(恩田陸著)という本を
娘に借りて読んでみました。
朝から翌日の朝までずっと歩き通す、ある高校の行事。
彼、彼女らの心を描いたものです。
極限まで身体を追い込むこの行事がどれだけ大変なことか
よく伝わってきます。
この日に備えての心身の準備を何ヶ月も前からして、
必ず最後まで歩き通し、完走したいという思いも。
もちろん、友情、思いやり、恋や悩みなどのテーマも盛りだくさんで
読んでいてあきさせない小説でした。
友情や恋などはまあおいといて
自分を極限まで追い込むこの行事に
かつての自分の学生時代を思い出して懐かしい気分にさせられました。
大学では空手部に所属していたのですが
今思い起こすと、確かに辛い日々ではあったのですが
それよりも、楽しい思い出のほうが強く
辛かったこと自体も懐かしい。
この本でも同じようなことを書いている部分があり
わずか1日の出来事を描いた小説なのに
ものすごく内容を濃縮された本だと思いました。

娘に借りて読んでみました。
朝から翌日の朝までずっと歩き通す、ある高校の行事。
彼、彼女らの心を描いたものです。
極限まで身体を追い込むこの行事がどれだけ大変なことか
よく伝わってきます。
この日に備えての心身の準備を何ヶ月も前からして、
必ず最後まで歩き通し、完走したいという思いも。
もちろん、友情、思いやり、恋や悩みなどのテーマも盛りだくさんで
読んでいてあきさせない小説でした。
友情や恋などはまあおいといて
自分を極限まで追い込むこの行事に
かつての自分の学生時代を思い出して懐かしい気分にさせられました。
大学では空手部に所属していたのですが
今思い起こすと、確かに辛い日々ではあったのですが
それよりも、楽しい思い出のほうが強く
辛かったこと自体も懐かしい。
この本でも同じようなことを書いている部分があり
わずか1日の出来事を描いた小説なのに
ものすごく内容を濃縮された本だと思いました。


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