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いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

「気もち」も重要

2006年10月17日 | 身体と心

全身の筋肉がカチカチで、左脚からゆるめてゆくと、
「なんだか全身がゆるんだみたい。」と言う。
右に施術が移ると、確かにすでに右の脚がゆるんでいた。

不調の原因をよく「気のせい」とかたずけられて
何も解決させないまま、オシマイにさせられることも
あるかもしれないが、
その「気持ち」「心」の問題は
痛みやこり、歪みについてはけっこう重要に感じることが多い。

体と心はつながっていると、よく言うが、
身体が緊張すると、心も緊張する。
また、心が緊張すれば、身体も硬くなる。

心がゆるまれば、身体もゆるむし、
体がゆるめば、心もゆるむ。

そのきっかけを与え、
    それを手助けしてゆく。

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千葉市の腰痛、肩こり、オスグット専門整体院「いっぽ自然整体院」
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治すのは自分自身

2006年06月21日 | 身体と心
交通事故でアキレス腱断裂と足首の肉が
えぐれてしまい、以来その後遺症で
足首周辺の痛みや、感覚の麻痺、しびれなどに
悩んでいたそうです。

施術をし、動かしても問題の無いことを
体と本人に認識してもらう。
自己療法をアドバイス。

以来、よく実践しているうちにしだいに
動かせる範囲が広がり、皮膚の色もよくなり、
効果が自分自身感じられることで張り合いもあり
その自己療法を続けているそうです。

変化はゆっくり、わずかではあるでしょうが
確かに良くなっているのを感じるそうです。
そのわずかな変化を見逃さず、
以前と比較できることと、
その手法を諦めずに続けてやれることに
私は感心し、嬉しく思いました。

施術は単にその人の良くなるきっかけ、
施術者はその手助け。治すのは、その人自身。
そんな言葉が浮かんできます。

そんな方がたを施術してゆくことは私自身の
気持ちも引き締まります。
それだけ相手も真剣だからです。

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身体の柔軟性?

2006年06月04日 | 身体と心
「私は身体が硬いのよ。」と嘆く患者さん。
足首の痛みと、脚が張ってむくんでいるということで、
歩き方のアドバイス。
ギクシャクしていて脚の動きが硬い。

「いえいえ、身体の使い方次第でもっと動きやすく
なれるはずです。試しに言うとおりに身体を曲げていってみてください。」

立った状態から身体を前に曲げていく。
はじめは、指が脛の真ん中くらいしか曲がらないのが、
ちょんと、指先が床まで届く。

「あらー、初めて指が下まで届いた!こんなの初めてのことだわ。」
と嬉しそうです。

ちょっと今までとは身体の使い方を工夫しただけ。
それだけで身体の動きが大きく変わった。
「さあ、もう身体が硬いと言う言い訳はできません。
もう一度歩いてみましょう。」

足首を柔らかく使うにはまだ練習が必要の様子でしたが
コツは感じてもらえたようです。


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痛みの原因

2006年05月16日 | 身体と心
こうするといつも痛い、だから怖くてその動きが出来ない。

実際にやってもらうと、その意識があるので
身体は、はじめから固まっていてるので
少し動くだけで痛みが生じる。

その意識を施術のところどころで崩してゆく。
痛みがでる思い込みが取れてしまえば
はじめの動作でも不思議なほどに改善する。

いかに、その意識、思い込みをとってゆくか。
それさえ出来れば何も体に触れることも必要がないのかも
しれない。
けど、それを施術で確かめながら行うことが、
相手も、私も必要です。

時には、身体が間違った動きをするために痛むこともあり、
正しい動きを認識させなければならないこともある。
それも、無意識に身体が行っていることも多い。
いや、無意識に痛いように行わせているから、
なかなか痛みが取れないのかも知れない。

自分の身体をわざと痛いようにしむける。
うううーーーん
何のために?
これも身体の防御なのか?

もう、すでに普通に動いても何の危険も無いようなのに。
何に警戒する必要があるのか?
単なる体の指揮系統の異常か、
それともまだ何か危険があるのか?

施術では、もう危険は無いと安心させながら行っていくことで
その警戒を解かせてゆく。
「もう、大丈夫ですから、安心して下さい。」
その呼びかけに応じて警戒を、思い込みを解くと痛みはでない。

時に、その後しばらくしてまた、その警戒を身体がおこす。
「やっぱり怖い。」と身体が叫ぶ。
「大丈夫、私を信じて!」またゆっくり警戒が解除される。

ようやく身体が警戒が無用であることを理解する。

しかし、なぜわざと身体が痛いように仕向けるのか。
その動機に私は今、思い悩んでいる。
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結果を出す。

2006年05月09日 | 身体と心
相手の目的がはっきりすると施術がやりやすいのは確か。
しかし、次に問題になるのは、そのための手段と結果。

原因を推測して、手段を選び、結果をみる。
結果が出なければ、手段を変える。
推測した原因は、たたき台であり、結果がでなければ
推測を建て直し手段を選びなおす。

時にどうしても結果が出ないときもある。
あせり、迷いが手段である施術の精度をも鈍らせる。
そんな時は、自分の未熟さを思い知らされる。

けど、それがあるからこそ向上のきっかけになる。
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肩こりで来たのに

2006年04月19日 | 身体と心
肩がこって辛いということで見えられた20代女性。
次第に肩が楽になってきた様子。

しばらく施術を気持ちよさそうに受けていて
「あのーあと手の親指の付け根あたりも痛いんです。」
というので、そこも痛みを取る。
「どうですか?」
「はい、痛くなくなりました。」

「あの、あと身体が固いのも柔らかくなりますか?」と続く。
「終わったら柔らかくするコツを教えましょう。」
施術後簡単なアドバイスをするとスグ前屈が5cmはど深く曲がる。
「後は自分で無理なく続けてね」

「あの、正座が痛くて出来ないのですけど」
少し脚を緩めて「正座してみてください」というと
「あっ、大丈夫です」
「今は簡単にやりましたが次回はもっと楽に座れるように
しますから今日はコゴででいいですか?」「はい。」

手早く終了できないかというのも、私の課題の一つですが
結局1時間かかってしまった。
けど、要望はすべてクリアできたので、その点は満足。
と思ったら、大切なことを忘れていました。

「ところで肩の辛いのはどうですか?」
「あっ、とっても軽いですー。」

お互いに最初の目的を忘れていました。


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自己管理

2006年03月07日 | 身体と心
今、施術を終え、施術前にあった痛みが
どうやっても再現できなくなる。
つまり痛みがなくなる。

かと言ってそれで完全にOKとは言い切れない。
痛めた時と同じことを、同じ状態で行えば
また痛めることになるからです。

でも、同じことをしてと言っても、
そのときの状態を完全に再現できるはずはなく
どうして、あの時は痛めたのか、
どうして、今は同じことをしても痛くないのか、
その違いは推測できても正確にはわかりません。

施術では、その推測に基づいて行いますが、
それで痛みが消えれば原因がそれだと言うこととなります。

ただ、原因がわかっても、本人がそれをしっかり認識し、
再発を防ぐ行動をしなければ
また、痛みを起こしてしまいます。

何度でも施術で回復はしますが、
できれば、早く完治して欲しいのは
本人も、そして私も同様の願いです。

だから、施術後も自分の体の状態を
チェックして、いい状態を維持するよう
気を使っていただけたらと思います。

まだまだ、すべてのことに的確なアドバイスができるとも
限らないので、少しでも役立てられるよう
日々勉強しないとならないと、
この記事を書いていてそう思いました。


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感性の回復?

2006年03月04日 | 身体と心
「今、気がついたんですけど」と前置きして
「体を優しくこういう風に動かしたり
そっと手を当てられるのはとても気持ちいい
ものなんですね。」
もう何度も受けている方ですが、
施術を受けながら患者さんがそうおっしゃいます。

「やってるときはよく寝てはいましたが
改めてそんなことはあまり考えてなかったけど
今までの整体やマッサージなどと比べると
ここのやり方はとにかく優しくて
体がだんだん調子よくなるのも感じられる。
不思議ですねえ。」

「今までの方法は刺激を求めてやってもらった、
この方法は刺激を与えるのではなく、
体の感覚を呼び起こすような考えでやるので、
やってもらうのではなく、貴方自身が主役なんです。
ただ、自分が認識していない部分の感覚に働きかけるので
物足りないと最初は思うひとも、
結構いました。(最近はなぜかそういう人も減ったような)

おっしゃるように感じたことは
そんな感覚が回復した証拠かもしれません。」

「私って鈍いのかしら?こういう感覚は初めて
なんですけど」

「たぶんそういう感覚は前からあったけど
そういう経験が減って、忘れていただけだと思いますよ。
赤ちゃんのころはきっとそんな感覚はあったはずです。」

「ああ、そうかも。、、、、」
そういってまた眠ってしまった様子でした。
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お風呂で回復力UP

2006年02月19日 | 身体と心
五十肩と外反拇指で通院中の患者さん、
今日、歪みの検査をすると
歪みがいつもより少なく、かつ歪みの調整も
しやすくなっている。
そのことを伝えると
「お風呂に10分はつかるように言われたことを
やっと実行できるようになったのと、
教わった運動もちゃんとやるようにしたからかしら?」
とのことでした。
しかも、
「いつもお風呂はさっと済ませてたので10分もつかるのは
生まれて初めてかも。」と言います。
「おおー、すばらしい。きっとその効果ですよ。」

健康を回復したい気持ちが、行動にも現れ
この分なら回復も早まると感じました。
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楽しいひと時

2006年02月07日 | 身体と心
1箇所がよくなってくると
次に別の場所の不調が気になってくる。

すると、
さっきまで気にしていた痛みを
忘れてしまう。

「痛みはどうですか?」
「はい、今度はココが痛いんです。」

「さっきの場所の痛みは?」
「え?何のこと?
ああ、そういえば痛くない?ですね」

たまに、こんな面白い会話が生まれます。
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