マイ・レストレス・ハーツ/My Restless Heart

トウキョウの東をさまよい続ける【左一白】の備忘録

アテにしちゃダメさ

2011年03月20日 19時16分37秒 | 時事問題

【「チケットが取れない!」震災で中国はじめ外国人の帰国が殺到】

 東北地方太平洋沖地震およびそれに伴う原発事故の影響で、日本に滞在するアジア系を中心とする外国人が大挙して帰国。「航空券がなかなか取れない」と声を上げている。

 とくに航空券が取れないと騒いでいるのが中国便。東京に事務所を置く中国系企業各社によれば「東京と大阪発で問い合わせたがすべて完売と言われた」「航空券が通常料金の倍以上高騰している」「東京の入国管理局は長蛇の列でなかなか再入国手続きが取れないようだ」との声があった(ネットアイビーニュース:3月17日)。

 

コンビニ・スーパーの買い占めだけじゃありませんね。やっぱり人が殺到すると、いずこも状況は同じなようで。


プロ野球の外国人選手たちも一時帰国したとか、相撲の外国人力士も帰国を希望しているとか、そんな話を聞きます。相撲の場合は協会がストップをかけているみたいですが、帰りたい人を無理に留めておく必要はないと思うのですが。


それにまあ、当たり前のことですが外国人にとっては日本は母国ではないのですから。


別に攘夷とか右寄りとか、まして嫌味とかそんな意味じゃありません。


今回の大震災と原発事故は、とってもまれなことなんですからね。避難できる人は避難すればいい。無理強いする必要は全くありません。

 

 


3月20日付の朝日新聞・天声人語の書き出しはこんなふうに始まっています。

 

いつもの週末に比べて、銀座や表参道の外国人は目に見えて少なかった。観光客ばかりか、出張者や留学生、外交官までが日本脱出を急いでいるらしい。物心の支援に感謝しつつ、この国は自らの手で立て直すしかないと胸に刻んだ

 

今日、秋葉原のヨドバシカメラへ出かけてきたのですが、いつも大勢いる中国人観光客は見掛けませんでした。


それにしても朝日新聞が「この国は自らの手で立て直すしかない」と書くのですから、今回の帰国騒ぎは大変だということをよ~く分かります。でも、日本を守ることは日本人として当たり前なことで、むしろ今まで外国人をアテにしていた現状がよろしくないことだっとのではないでしょうか。


くどいようですが、外国人蔑視ということでは絶対ありません。これからの国際競争社会において単一民族だけで国を発展させていくことなんて絶対無理ということはよく分かっていますから。

 


それにしても今回の帰国問題、「日本は日本人だけのものではない!」と言ったポッポ前首相や、「労働移民○○万人受け入れを」や「採用するなら日本人より優秀な中国人を」と言ったといわれる企業トップたちはどう思っているのでしょうかね?w