それは、いつかの私でした。

「さっきから何回転んでるのよ(怒)」

前方からお母さんらしき方の怒り声。
背中に赤ちゃん。
傍らにきっと上のお子さん。
押すベビーカー座面には荷物。

ベビーカーに乗りたくなかったのか
ベビーカー適齢期なお子さん。

歩きたくてたまらないけれど
おぼつかない足取りできっと
目的地に着くまで何度となく
転んでたんだろうなぁ。

だからお母さんにとっては
3人の幼子連れで大変さから
人目あれど怒り口調だったの
だろうなぁ。

素知らぬ顔で通り過ぎようとした矢先

駐車場前。
丁度お子さん転ぶ。
丁度駐車場に車が進入しようとしてくる。

咄嗟に「あぶないよ」って
お子さんかばった通りすがり私。

お母さん　怒った直後に申し訳
なさそうに

「すみません」って。

その後速やか撤収したお節介私。

あれは、いつかの私だ。

前後におんぶと抱っこしてベビーカー
押して4児連れ歩いていたいつかの私だ。

お母さん、自分を責めなきゃいいなって思った。

怒ってもいいよ。
だって怒っちゃいけないって心の片隅
に常に留め置いて頑張ってるだろうから。
これを気にかけているお母さんは
必ず和らぐ怒りしか発してないだろうから。

かつてお節介やいてくれた見知らぬ方々
実は応援してくれていたのかもなぁって
育児16年目でようやく感づきました。


UPおいつかず本文と全く関係ありませんが
先日の大阪来訪時shot。
ここは海外か？？という位に日本語より
外国語飛び交うエリアでした。