馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

3回中山8日目の回顧

2019年04月20日 11時33分50秒 | 重賞短評、傾向
もう次の週になってますが、のちのちのために。

アルタイルS
このレースは実はハイレベル、時計をもってないと太刀打ちできない、というところがあります。
そのためレベルによってはかなり絞られることに。
今回は5,6頭の勝負というところでしょうか。
勝ったのはアナザートゥルース、中団から外をスムーズに進出、ともに進出してきたグリムを交わしてゴール。
少し勝ちあぐねた条件を抜けて、前走の名古屋大賞典ではグリムの0.6秒差の3着からの勝利。
唯一の関東馬で、力を付けて前走強敵とのレースを経験しそれが生きた形。
このレースで近走条件からの馬はこの馬だけで、この相手で勝つなら今後も楽しみ。
2着は実績十分のグリム、位置取りが少し後ろになって斤量もありましたが地力を示しました。
3着は前走で復活してきたロンドンタウン、過去には上昇一途のテイエムジンソクに土をつけたこともあり、立ち直ればこれくらいは。
ウェスタールンドは少し速いペースながら、早目の進出で伸びきれず、GIでも別格の伸び脚を持っているものの稍重の馬場が気になったか。
その後故障してますから、その影響もあったのかもですね。
アナザートゥルースは勝負になる中では一番実績がなくて、上昇馬の判断は本当に難しい。
ちなみにこの上位とヒラボクラターシュ、大穴でオルナくらいと思ってました。
絞るのが比較的簡単な一方でダートは紛れがあって、それをどう見極めるかが大事。
まあウェスタールンドが故障するなんて予想はしにくいですが^^;。
上位は今後も重賞で好走することが多く、注目していいのかもです。

皐月賞
終わってみれば上位の力が違ったレース。
ランスオブプラーナの先制で流れで1000m59.1秒、このレベルなら平均ペースでしょうか、サートゥルナーリアは先団を外から見る位置、その前にヴェロックス、ダノンキングリーは意外にも3番手、アドマイヤマーズは控えてサートゥルナーリアの内あたり。
直線で前の組は崩れ、有力馬たちの勝負に。
ヴェロックスがスムーズに上がって行って、つれるようにサートゥルナーリアが外から、内を突こうといたダノンキングリーは追い出しを待たされやや劣勢、アドマイヤマーズは良い位置にいたものの、下がる馬の後ろに入って遅れる。
ヴェロックスが敢然と先頭に立つところを外からサートゥルナーリアがスッと並びかけ交わす、内からは遅れて伸びてきたダノンキングリー、アドマイヤマーズは遅れた不利を取り戻すことができず、その形でゴール。
まず1着になったサートゥルナーリアですが、ルメールのテーマはまずは不利を受けないこと。
直前のブログでも書きましたが、囲まれる位置は何が起こるか分からない、だから外を回るしかない。
レースが流れてくれたのは幸運で、遅いと進出してくる馬にかぶされる可能性もあり、となると一緒に進出するしかなくレースが難しくなる。
そして位置取りは想定通りだったかと思います、これまで楽なレースばかりですが、ロードカナロア産駒にありがちな抜け出してからソラを使う癖をこの馬も持っているかも知れない。
アーモンドアイもそれがあって、あえて後ろから行ったり、JC時は後ろの馬が来ないことを確認してから安全に差しにかかる。
となると仮想2着馬を差すのが理想。
そしてその通りのレースをしていました。
当然馬の力がってのことですが、思った以上に2,3着も強くてこの差に。
2着のヴェロックスは交わされた後ぶつけられ、それでも迫ってきたように勝負根性もある、能力も例年なら勝っても良いくらい、今回は相手が悪かったという印象。
自分のイメージ的にはスピードの持続力が凄い印象で、びゅっと切れる馬ではなかったから皐月賞が一番条件的に良いレースだったのですが、地力は高く、まだ成長力とか分からないジャスタウェイ産駒ですからまだまだ怖い面も。
3着のダノンキングリーは注文をつけた良いレース、これまでは溜めて切れるレースをしてましたが、先行もできるならまだまだ強くなる。
最後の脚だけなら勝ち馬より来てたし、この馬も強い。
父ディープインパクトだけに皐月賞よりはダービータイプで、やっぱりこの馬も怖い。
アドマイヤマーズは根性は凄いものの切れる脚がなくて、それで直線遅れたのは痛恨。
並ぶ形ならまだ分からなかったのですが。
距離はここが限界っぽいですし、今後はマイルでスピードを生かす競馬が良さそう、ただダイワメジャー産駒は古馬になって活躍する期間が短い馬も多く、今度のプランはかなり大事。
個人的には追い込みも面白いと思うのですが。
着差を見ればそれ以外の馬との差は歴然。
想像ですが、NHKマイルかダービーかで迷うならNHKマイルに行く馬が多そうな。
とにかく1,2,3着馬はダービーでも楽しみ。


POGでサートゥルナーリアとアドマイヤマーズを持っていたものの、相手もヴェロックスとサトノルークス持っていて、とにかく心穏やかではいられないレースで、勝ってくれた時は喜びよりホッとしたのが大きかったですね。
自分もレースを調べる前は1強と思ってましたが、ダノンキングリーのレースを見直すと、この馬はディープインパクト産駒にしては自在性があって、決め手もある珍しい万能型でしかも能力も高い、少しでもサートゥルナーリアが不利を受けると危ないかもと思ってました。
ヴェロックスも相手が弱いとはいえかなり強い競馬をしていて底はまだ見えてない、今回でその強さを再認識しました。
印象としては、数年前のサトノダイヤモンド、マカヒキ、リオンディーズ、エアスピネル、ディーマジェスティの世代に匹敵するのではないかと感じています。
だからこそ順調に行って欲しいと思うだけですね。
まだ書きたいこともありますが、ちょっと書き過ぎなのでこのへんで。


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