馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

エリザベス女王杯の傾向

2014年11月14日 18時00分14秒 | 重賞短評、傾向
明日は飲みがあるもので。

エリザベス女王杯
牝馬の重賞には比較的2000未満のレースが多く、そういう意味では牝馬で2000mより長い距離が向くかの適性がここでは試される。
もちろん2000超のGIである、オークス、エリザベス女王杯の実績馬、さらに牡馬の2000超でわたりあっている馬と結構いろんな条件から来ます。
また最近は勢いで重賞経験が少なくても来てしまうこともあってやや難解。
今回の肝はこの中に牡馬と対抗できる馬がいるか、ということに。
過去に、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、スノーフェアリーと言った凄い馬が出てくると、一部の例外はありますが、、、ここでは力が違うということになるのですが、今年はどうでしょうか。
宝塚3着の馬やオールカマー2着の馬、そして以外と負けている馬の方が来たりする府中牝馬S、そして秋華賞組と今年は各方面から有力馬が集結してさらに難解です。
ではそんなこんなで傾向へ。
①まずは距離がもつということが重要、その中での地力の勝負になるさけですから。
、エ女杯掲示板orオークス3着以内or秋華賞3着以内or牡馬混合の2000m超の重賞好走馬。(いずれも地力あっての好走になるので、このあたりは有力。
、この1年で2200m以上の1000万以上の条件レースで勝っているくらいの馬。(実はオープン以上の牝馬は意外と斤量が軽くなって、条件戦の方が背負わされることがあります。エ女杯自体は古馬は56kgなので条件戦からの方が斤量差に驚かない分良いことも)
、2000mまでの馬は2000mで崩れていない。(これは近年のアヴェンチュラの1.0.0.0(秋華賞のみ)とアロマティコの1.0.3.0がある。)
、2000m以上のレースで上がり最速が多い。(地力勝負になるこのレース、届かなかった馬がしっかり来たり、ペースが緩くなってうまく追走できて決め手を行かせたり)
②連対には、2000m超のGⅡ以上連対の馬が1頭は来ていた。(ちなみに、テイエムプリキュアも日経新春杯勝ちがあって、終わってみたら侮れなかった1頭)
③3歳が優勢で人気にもなりやすいが、逃げ切られたブエナビスタや、その年に限って強い馬がいたスノーフェアリーとメイショウベルーガの年のアパパネも一応3着に負けているが、よっぽどでないと大きく負けていない。


今年は6年分で調べてみました。
これで一応は10頭残るみたいです。
そしてそれらをどう判断するかということに。
まずは意外と不振な4歳馬、前年の54kgからこの年は56kg、牝馬のオープンはだいたい55kgあたりが基本なのでほとんどの馬が加重されているわけです。
意外と近走の斤量に敏感になった方が良い。
そういう意味で秋華賞(55kg)から軽くなる(54kg)3歳が有利になってくるわけです。
今年の3歳はショウナンパンドラとヌーヴォレコルトの双璧であとは古馬との力関係でしょうね。
展開は宝塚でも敢然と逃げたヴィルシーナの先制、そのあとはどの脚質にも有力馬の入る混戦。
ペースは速くならないものの、決め手勝負よりは地力勝負の構図に。
では予想。

有力候補
ヌーヴォレコルト@前走は早め先頭を避けたいがために内から掬われた印象、地力の3歳の恵まれた斤量ならここでも上位、同じような展開もあるかもだが負けて数頭といったところか。
ショウナンパンドラ@前走はうまく乗った結果も、地力がないとここまでは来れない、勝った余勢でさらに上昇する可能性もあって、今回もうまく持ち出せれば。
ラキシス@4歳の56kgはネックも、ヴィクトリアマイルが距離不足なら2000超でどんな相手でも崩れないレースぶりは上位、ただ勝ち味に遅いのが難。

紐候補
ヴィルシーナ@ヴィクトリアマイルに勝っても宝塚3着でも人気にならない不思議な馬、逃げる形ならしぶとしし、地力勝負で消耗戦になればジェンティルドンナに張り合った地力を証明することにるかも、つつかれる展開が良いが、臨戦の誤算がどうか。
アロマティコ@4歳時に3着で近走も崩れないレースをして地力もある、京都に関しては近2走がGI3着で平坦がかなりの巧者の可能性もある。
メイショウマンボ@前走の大崩が気になるが、オークス好走もこれに似た状況、京都はかなりの巧者で復活もあるが、4歳の斤量増もあって信用一息。
スマートレイアー@決め手の凄さは認めるものの、切れ味勝負での勝利が多く、地力勝負になった時は最後に伸びあぐねることが多かった、距離が持てばだが、この馬も4歳で斤量増えてどうか。
ディアデラマドレ@スマートレイアーと同じ、1800あたりの距離が向き過ぎていて、この距離の地力勝負には不安がある、55kgで準オープン2着、クイーンS5着で、54kg以下の実績との開きが大きくさらに56kgでどうか。

穴候補
フーラブライド@距離が向くことは問題なし、マイルあたりで負けるのは忙しかったからで、前走も言うほどには負けていない、地力勝負で決め手を生かすようなら台頭があっても。
グレイスフラワー@距離が伸びて開花、前々走55kgで圧勝があって勢いだけなら侮れない、本格化して左専用と切って捨てるのは怖い。

と10頭全部書いてしまいました。
やや混戦模様で広く買っておいた方が良いレースかもです。
三連複まで伸ばすかが今は焦点。
府中牝馬1,2着は決め手勝負では無類の強さがありますが、斤量増と地力勝負だと危ないかなと。
3歳は上位にして、ヴィルシーナは近2走の実績考えると実は抜けているのですが、そのあたりも多少は信用してみようかと。
4歳の動向で勝つか負けるかはっきりしそうです。
ではでは。