馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

JCの傾向

2012年11月24日 16時47分49秒 | 重賞短評、傾向
思ったよりも構図は分かりやすい?

ジャパンカップ
いきなりですが、レースの格の見立てからです。
オルフェーヴルの強さは誰もが認めるもの、凱旋門でいったん先頭に立った、しかもあの伸び脚を見ると能力的にここで上位は確実。
昨年暮れや宝塚のレースを見れば古馬に敵はいないという印象でしょう。
天皇賞も総括すると、東京2000mは器用さのいるレースで、JCで別の馬が来るのは、小細工のいらないレースになるから。
そういう目でみると器用さでエイシンフラッシュ、フェノーメノというのは納得の結果。
しかし遅れて伸びてきた馬がJCでは台頭してくることも多く、天皇賞の人気組は有力、ここの着順は変わってきます。
それでもほとんどの馬がオルフェーヴルに完敗しているわけで、そうなるとそれと有利な条件で好戦程度では太刀打ちはできなさそう。
だから天皇賞組からオルフェーヴルに通用する馬はいなさそう、という結論になる。
となると倒せる馬として残るのは海外の馬かジェンティルドンナということになります。
しかしソレミアは速い時計に不安があり、勝った凱旋門賞も重で時計は遅かった、明日は馬場の悪化は望めない以上厳しいと思うのが妥当。
もちろん、前走の勝ちで開眼という可能性もあるので軽くは扱えないのですが、土俵が日本ならオルフェーヴルの有利はゆるぎない。
となるとジェンティルドンナですが、比較対象としてヴィルシーナをだしてみると、JCにヴィルシーナが出てきてもかなり厳しいとしか言いようがないと思います。
その馬と前走、不利な状況とはいえ接戦を演じてしまっているのを見ると、ジェンティルドンナも厳しいか。
東京コースの適性がかなり良くても好戦まで行くかどうか。
ということで、まあ結論はオルフェーヴル全っ対優位は揺るがない。
ただし、オルフェーヴルの出来が勝つに十分かにもよるのでそのあたりを考えて狙うのはありでしょうね。
その時は、ジェンティルドンナと天皇賞組との比較が必要でこれはイメージが難しい。
という感じで、一応紐として絞るための傾向。
外国馬
①2走以内にレベル高い国際GIレースに出ていること。(ブリーダーズC、凱旋門賞など)
②斤量が前走以下or前走勝っていること。

3歳馬(日本馬に限る)
①ダービー3番人気以内or3着以内の馬。
②前走勝っている。
ただし、3歳で人気なくて来た馬は、前走(菊花賞、秋華賞、エ女杯)で連対していた。

古馬(日本馬に限る)
①前走勝っている馬。
②前走天皇賞3番人気以内。
③東京2400、2500の適性がかなり良い。(2戦以上でGⅡ以上込み連対率100%か3勝以上で、GⅡ以上でも掲示板までは来る感じ)

これ以外にこの条件にあと一歩な感じの馬が外人騎手で化けることあり。


昨年との比較だと、古馬に③が加わりました、ジャガーメイルが来たからですw。
何か恵まれたり、有力に不利があればこういうタイプも来ます。
という感じでチェック。
外国馬
①スリプトラ、ソレミア
②なし

3歳
①フェノーメノ
②ジェンティルドンナ

古馬
①メイショウカンパク、エイシンフラッシュ
②エイシンフラッシュ、ルーラーシップ、ダークシャドウ(外人騎乗でおまけ)
③ジャガーメイル

という感じで、近年の外国馬は大穴は来ないので、スリプトラは下げでしょうかね。
あとはメイショウカンパクは東京の適性に欠けて、これまでの戦績で、いかにも前走は恵まれた感じ。
で、オルフェーヴルがいないのですが、古馬が凱旋門賞に行くことはあっても、2着で帰ってきてJC、というデータ自体がないですし、実績的に無条件で入れるしかないでしょうね。
ただ割引は必要なのかどうかがカギではあるでしょうが。
展開は行く馬は意外と分からない、意外な馬が狙っていくことも多いレースですし、結構なSペースに落ち着く可能性も。
では予想。
◎オルフェーヴル@鞍上のミスでもないとここは能力上位、比較的前目でレースをして、叩き合いに持ち込めば負けそうになり、ただ圧勝癖の失速が出なければですが。
○ルーラーシップ@天皇賞組からはこの馬が上位、スケール的にもこの距離の方が良く、出遅れがなければリベンジ第一候補、ただポカもあるので対抗絶対視はできないか。
▲ジェンティルドンナ@比較が難しく、万が一があるならこの馬か、ただ加速に時間がかかる上に外を周らないと末が生きないところもあるので、位置取りは重要、牝馬相手とは違うだけに失速の可能性もはらんで。
△ジャガーメイル@ここはひねってこの馬に、2年連続掲示板、超得意コースで利することがあれば3着圏内へ入ってくることも、内で我慢して追い出せば鞍上も恐いところあって一発まで。
×ダークシャドウ@今度のデムーロマジックはこの馬にかかるのか、距離不安は言われているものの、真の決め手を見せるとここでも引けを取らない、あとは鞍上がどこまでそれを引き出すか、国内では崩れ少なく侮れない。
×フェノーメノ@器用さがあるものの、最後まで伸びるタイプではなくここは下げさせてもらいました、ただしペースがこの馬に向けば十分恐い一頭、もう一頭何かと叩き合いになったらそのままの可能性まで。
×ソレミア@外国馬で可能性があるのはこの馬か、時計の裏付けがなく、のっけから速い日本の競馬についていけるか、ただ底力は上位で、厳しいレースになると一発も。
×エイシンフラッシュ@前走はいろんな幸運があって、2400に伸びる今回はそう簡単ではなさそう、相手も強くなるし、あの幸運がまた舞い降りれば別も、果たして。

基本は2着以下をどう選ぶかでしょうね。
今年は堅いと見るか、荒れるとしたらどの馬か。
年度代表馬を考えても大事な1戦、外人騎手がとにかく曲者ですなあ。
では、こんなところで。