馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

2011年5回中山1週の感想

2011年12月06日 16時48分07秒 | 重賞短評、傾向
踏んだり蹴ったりとはこのこと。

ジャパンカップダート
解説者も言ってましたが、1コーナーで勝負はついてました。
大外、一番人気にも関わらず果敢にハナにこだわったトランセンドがハナへ。
こうなると後方集団は追いかけることもできず、術中にはまった形。
直線は後続が苦しむ中、楽々と先頭ゴール。
トランセンドを見る形のエスポワールシチーも緩ペースで粘り込みを図るところを後方集団が強襲、外を回った組が伸びあぐねる中、内を掬ったワンダーアキュートがゴール前に2着へ。
それでも2着以下は僅差で、0.2差に6頭。
ヤマニンキングリーは未知数ゆえに穴人気になったものの、緩ペースで外を回っては厳しく、経験値もまだ足りなった感じ。
ダノンカモンは久々の1800でも掲示板を確保、地力は見せ、やはり東京後者だけにフェブラリーSは有力か。
ラヴェリータ、ミラクルレジェンドも牝馬ながら良いレース、牝馬の中では抜けていて、比較しずらいところはあったものの、今後にも期待できそうなレースでした。
終わってみれば6番人気までが7着以内に入って、紛れてこんな感じに。
ワンダーアキュートなんかはかえって出遅れて溜めたのが吉と出た部分も、好位追走だったらまた違う結果になっていたのでしょう。
トランセンドの時代はまだまだ続きそうで、打倒スマートファルコンだったり、海外でも1つくらい勝っておきたいところ。
傾向は6番人気以内で唯一切っていたワンダーアキュートが突っ込んで泣き叫びました^^;。
ラヴェリータが来れば、、、、。
単に近走でGIを走ってなかっただけですが、フリオーソと僅差だったので、そのあたりもチェックするようにすればそろそろ傾向も仕上がりそうです。
とはいえ、このレースをジャパンカップダートと呼ぶのは不満です、海外からは来ると思えないコース形態。
さらに最近は海外と日本の馬の実力が接近しつつあって、その分海外の馬が不利になるように仕掛ける感じがあるようにも思います。
まあ単純に馬や騎手が日本慣れしてないということでもあるのですが、そのあたりを考えてコースを選んで欲しいとは思ってます。
できたら左回りで直線の長いコースが良いの、そろそろ整ってきた感じもあるんじゃないでしょうか。

ステイヤーズS
これも泣き叫びましたw。
最終的にナムラクレセントから、ビートブラック、イグアス、トウカイトリックを狙ってみたのですが、狙った人気馬は総崩れ;;。
勝ったのは勝たれて文句の言えないマイネルキッツ、自分が切った人気馬から買え、ここでも来たーーーー!;;
ちなみにピエナファンタストも最後には紐に加えていて、というか傾向的に残せそうだったので。
レースはこの距離にしては速いペース、ナムラクレセントは悪いところを出していて、正面であきらめましたが、ビートブラックも後方で良いところなし。
その中、マイネルキッツは3コーナーあたりから進出、ぐんぐん上がって4コーナー先頭から突き離し、それを追うのが3歳馬のイグアス、しぶとく脚を使い迫ったところでゴール。
最後に後方からトウカイトリック、ピエナファンタストと言う感じで、先行は総崩れでした。
フォゲッタブルは久々に人気になったのですが、先行して×、早め抜け出しを模索してペースに泣かされた感じ。
ナムラクレセントは初コースや輸送が良くないのでしょうか、関西の長距離ならまだまだ期待はできます。
ビックウィークもさっぱりで、昨年の菊花賞組はさっぱり、レベルが低かったということなのでしょうか。
まあ長距離は結構デリケートでまた条件変わるとどうなるか分からないですからね。
傾向は良さそう、軸をうまく選べるかってとこ、やはり古豪と新鋭が強いレースのようですね。

鳴尾記念
昨年同様に3歳馬同士の対決が見もの、トーセンレーヴも出ていたら面白かったのですが。
レースはMペース、中間でペースが落ちた分で、長い脚をどれだけ使えるかの上がり勝負。
先行勢は早々に3歳勢に飲まれ、サダムパテックが抜け出すも突き放せず、そうこうしているうちに、中団からレッドデイヴィス、後方からショウナンマイティ、素質馬揃いだったものの、勝ったのは休み明けのレッドデイヴィズ。
騙馬だけに、裏の最強馬と言われていたのですが、休み明けでこれなら力が上ということでしょう。
ショウナンマイティも2歳時はかなりの素質を見せていた馬、長い脚を使うのはいつものことで上がり最速であわやでした。
3着は粘ったサダムパテックで4着フレールジャックでしたから、結局3歳馬に上位を席巻されました。
オルフェーヴル、ウインバリアシオンに歯が立たないこの馬たちでもカリバーンあたりを相手にしないなら、この上位2頭はどんな馬なのか。
ウインバリアシオンもJCで強引に展開を作るしかなかったのに、粘ったように力あって、レッドデイヴィスも叩いて良くなるなら、有馬ってどうなるんだろう。
ブエナビスタ、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、ウインバリアシオン、アーネストリー、レッドデイヴィス、トーセンジョーダン、さらに4歳伏兵勢の逆襲なるか。
まあこのあたりも楽しみですね。
傾向は良かったのですが、自分の見立てが、、、何が悪いか全然です;;。

トピックとしては、今年は関東から100勝騎手が現れないかも?
今は蛯名の92勝が最高。
2番手の横山典が89勝、あと6日ですから、チャンスがあってものこの2人くらいでしょうか。
理由は外人騎手と関西の騎手に浸食されているから、ということで、特に最多勝を争っている福永が夏に新潟にいたことは大きいかなと。
一番強い馬に乗れる騎手が多くの勝ち星を稼ぐのは当然なのですが、その序列が関東の上位騎手は高齢化もあって、福永がより一番強い馬に乗れていた頃もありました。
また、相次ぐ有力騎手の離脱、内田が消えたのは大きかったかもです。
もちろん若手の台頭もいくらかあって、田辺や吉田隼や丸山あたりがローカル中心ながらも勝ち星を稼いで、勝ち星が一極集中しにくいのもあるのでしょう。
ただ根底にあるのは、何度も言うようですが、騎手の質だと思ってます、外人騎手や関西の有力騎手が来ると、やはり腕のある騎手に任せたいのが心情、それが出ているのだと思います。
あと、関西では勝ち星は中堅レベルでも、重賞で勝っている武豊、池添、安勝あたりもいて棲み分けができているのもあるのかもですね。
関西は特別勝ちが少ないけど上位にいる川須や、特別勝ちの6割が重賞勝ちの池添、外人と障害騎手を除くと異常に着外の少ない安勝と言ったスペシャリスト的な騎手もいたりしますし。
関東でどうすれば大物騎手ができるか分かりませんが、そのあたりをどうにかしないと西高東低はまだまだ続きそうです。
今回はこんな感じで。