中教審(中央教育審議会)が「ゆとり」転換を答申
学習指導要領改定 09年度から導入へ
中教審の答申・・・150ページ以上なので、少し拾い読みした程度ですが
PISAでの学習到達度調査の結果がどんどん悪くなっていることが
よほど堪えたのだろうか、頻繁にこのPISAという言葉が出てくる
経済協力開発機構(OECD)加盟国57ヶ国での15歳を対象と
した調査結果が上位から中位へと下降傾向にあります。
要するに私が子供のときにあった、学歴社会はだめだ!と叫ばれて
義務教育にたいして知識の丸覚えではなく「生きる力」を育てると
「ゆとり教育」をめざし、土曜を休み、授業時間数をへらし、
教科書を絵本のようにした結果といえるでしょう。
私の世代の学習内容の半分くらいだといわれています。
テストでいい点をとれるかどうかが、人としての評価でないことは
当たり前です。しかし、もういい加減、子供たちを振り回す教育環境
をなんとかしなければならないと思います。
そして、現実社会の結果不平等をわかっていながら、「機会の平等」を
もとめながら、実は幻想のような「結果平等」を唱える教育環境を
なんとかしなければいけないと思っています。
ややこしい言い方になりましたが、加西の子供たちに、しっかりとした
基礎学力を身につけさせてやりたい。
何も英才教育をしようというのではないのです。
私の世代・・・もう41歳ですが・・・の学習内容にはできるはず
なんです。私たちと人間はな~んにも変わっていないんですから。
目指す全体の基準を、上げていこうということなんです。
全体での底上げをしていこうということなんです。
義務教育期間では、いわゆる落ちこぼれがでないように、しっかりと
フォローすることは大変重要です。そしてしっかりと学力がついている
子供には、それ以上の可能性を伸ばしてやるフォローも大事です。
今話題の和田中(藤原校長はリクルートの大先輩ですが)でやりはじめた
ドテラや夜すぺもそうでしょう。
(ここのすごいところは、学校以上に地域のひとが大きく力を発揮している
ところですね)
単純に「学習指導要領」とおりやっていればokとおもっていらっしゃらない
先生も多いはず。現場の先生は私が感じている以上に子供の基礎学力の
必要性を実感されているはず。
教育委員会が先頭になって、発想を転換して欲しい。
加西の子供たちの将来の可能性を伸ばしてやるためにも、知っているのに
知らないふりをしてもらっては困ります。
語弊を恐れずにいえば、現実には都市部では、塾をふくめてより学習
というものに関心が高いといえます。学習到達度を高める環境が整っています。
加西の子供たちが、都市部の子供と一緒にいざ高校受験、大学受験、
就職試験というハードルを超えていくときに、振り返っても遅いんです。
こうやって指導要領の右往左往に振り回されてはなりません。
子供たちの人生の大切な時間を、もっと大切にしてやらなければいけない。
言い過ぎたのかもしれませんが、子供は実験材料ではありません。
常に加西の子供たちには、充実した学習が習得できる環境であることを
目指していきたいと思います。
取り戻せ!加西の未来
井上ちあき
学習指導要領改定 09年度から導入へ
中教審の答申・・・150ページ以上なので、少し拾い読みした程度ですが
PISAでの学習到達度調査の結果がどんどん悪くなっていることが
よほど堪えたのだろうか、頻繁にこのPISAという言葉が出てくる
経済協力開発機構(OECD)加盟国57ヶ国での15歳を対象と
した調査結果が上位から中位へと下降傾向にあります。
要するに私が子供のときにあった、学歴社会はだめだ!と叫ばれて
義務教育にたいして知識の丸覚えではなく「生きる力」を育てると
「ゆとり教育」をめざし、土曜を休み、授業時間数をへらし、
教科書を絵本のようにした結果といえるでしょう。
私の世代の学習内容の半分くらいだといわれています。
テストでいい点をとれるかどうかが、人としての評価でないことは
当たり前です。しかし、もういい加減、子供たちを振り回す教育環境
をなんとかしなければならないと思います。
そして、現実社会の結果不平等をわかっていながら、「機会の平等」を
もとめながら、実は幻想のような「結果平等」を唱える教育環境を
なんとかしなければいけないと思っています。
ややこしい言い方になりましたが、加西の子供たちに、しっかりとした
基礎学力を身につけさせてやりたい。
何も英才教育をしようというのではないのです。
私の世代・・・もう41歳ですが・・・の学習内容にはできるはず
なんです。私たちと人間はな~んにも変わっていないんですから。
目指す全体の基準を、上げていこうということなんです。
全体での底上げをしていこうということなんです。
義務教育期間では、いわゆる落ちこぼれがでないように、しっかりと
フォローすることは大変重要です。そしてしっかりと学力がついている
子供には、それ以上の可能性を伸ばしてやるフォローも大事です。
今話題の和田中(藤原校長はリクルートの大先輩ですが)でやりはじめた
ドテラや夜すぺもそうでしょう。
(ここのすごいところは、学校以上に地域のひとが大きく力を発揮している
ところですね)
単純に「学習指導要領」とおりやっていればokとおもっていらっしゃらない
先生も多いはず。現場の先生は私が感じている以上に子供の基礎学力の
必要性を実感されているはず。
教育委員会が先頭になって、発想を転換して欲しい。
加西の子供たちの将来の可能性を伸ばしてやるためにも、知っているのに
知らないふりをしてもらっては困ります。
語弊を恐れずにいえば、現実には都市部では、塾をふくめてより学習
というものに関心が高いといえます。学習到達度を高める環境が整っています。
加西の子供たちが、都市部の子供と一緒にいざ高校受験、大学受験、
就職試験というハードルを超えていくときに、振り返っても遅いんです。
こうやって指導要領の右往左往に振り回されてはなりません。
子供たちの人生の大切な時間を、もっと大切にしてやらなければいけない。
言い過ぎたのかもしれませんが、子供は実験材料ではありません。
常に加西の子供たちには、充実した学習が習得できる環境であることを
目指していきたいと思います。
取り戻せ!加西の未来
井上ちあき
行政は場を提供し、地域の人々が主体なって、運営し 企業が、ノウハウを提供している。 その中で、校長先生、はじめ教育委員会が しっかりと コーディネーターとして、調整役になって役割をはたしてる。 まだ、始まったばかりですから、経過をしっかりと見ないと駄目ですね。
今年も、色々な事が動く加西を、どう 移りいくのか 議員はじめ、皆さんと考えていきたいですね。
いつもコメントをいただき本当にありがとうございます。
私もPTAの役員を2年しましたが、和田中の地域本部のような活動まで発展させることができませんでした。実際にはPTA事業を一年間こなすだけでも大変ですね。
ご指摘のような現場での協同と参画がおしつけでなく実現できれば素晴らしいと思います。
そのためには、加西の宝としての子供たちの教育について本音で話をできる場が必要だと思います。