今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

子ども達の教科書

2011-09-16 | Weblog
今、加西市の図書館では小中学校に使われる

各社の教科書が展示されています。





▲場所はちょっとわかりにくいですが、右手にカウンターを見ながら、正面の本棚の左端です。

あらためて、じっくりと中を見てみました。

ゆとり教育からの脱却によってボリュームアップしたものは

どんなものか?

英語や数学などはどうか?

そして、第二次大戦前後をどのように記述しているのか?


英・数・・・正直私達のころの教科書は忘れてしまいましたが、

カラフルになってはいるものの、内容が薄いような・・・

勘違いでしょうかね?



いつもいつも問題になっている満州事変あたりから終戦までの評価

実は、どれほどのページを割いているかを数えてみると、

少ないところで12p 多いところで21p

ビルマの抗日運動を強く全面に出したもの、

強制的に労働させられている写真、

かたや、現地の青年たちへのエンジニア養成を行っている写真

アジア諸国での独立運動へのつながりを強調するもの


歴史を学ぶとき、平安、鎌倉、戦国、江戸へとこのころの

ことばかりで、目の前に横たわる直近の戦争についての

学びが私たちでも少なかった。意図的であったかどうかはわからないが。


戦争を礼賛するつもりもないが、すべての事象は表裏一体ではないだろうか?

きちんとした子供達が大人になる大切なステップにあって

事実は事実として表裏きちんと教えることが必要ではないかと

感じる教科書でした。


地域の子ども達が、どんな教科書で学んでいるか、私達地域の大人が

しっかりと見ることも大切なことですね。


取り戻せ!ふるさと加西の未来

井上ちあき










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