今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

障がいがある方の地域生活を考える」講演

2010-12-12 | Weblog
いろんな講演会に参加しますが、今日の講演は

本当に目から鱗が落ちる講演でした、

NHK教育テレビ 20:00~の「きらっといきる」で

パーソナリティをされてるいる玉木氏の講演。

(残念ながら見たことがない、次回見てみよう)

S42年生まれといわれていたので、ほぼ同年代。

仮死状態で生まれたということで、発声や手足が不自由

でいらっしゃった。。。。うーん、同年代なので敬語をやめよう。

そんな雰囲気の人ではなかったな。

大変パワフル、障がいがあるとかないとか、ということを

感じさせない親近感をもった。

議員は選挙の度に、「特養」をつくって待機者をなくします。

というが、自分は入りたいのか?と聞いていた。

確かに、自分が施設に入りたいということではない。

もちろん、今の就労環境や地域医療の現状、介護サービスの現状を

考えれば待機者、隠れ待機者のために施設整備は必要だとは思うが、

当たり前のように地域に暮らすことができることが本来という

視点であらためて考えてみたい。

私が、小学校や中学校のころ、障がいをもった人と交わることはなかった。

「自然」向き合うという感覚がまだまだ不十分。


こんな話しもされていた。

ある家庭に子どもが生まれた。近所の夫婦がお祝いに行こうと

話していると、実はその子どもは障がいをもっているらしいとのこと。

そこでその夫婦は「お祝い」を持って行くことをためらう。

結局「お見舞い」をもっていくことにしたという話し。

こんなことは実は大変多い。

「生まれる」ことは等しく「めでたいこと」ではないのか?という問い。


どれだけ先入観をもっていることだろう。

だから気づかないうちに、特別な扱い、意識、距離感をもってしまう。


ある方が、最後に意見を述べられていた。

障がいを持っている者が声を上げることが大事というが、なかなか難しい

また、どこに言えばいいのかわからない。

大変、恥ずかしい思いがした、なんのために議員としてここに座っているのか?


すこしでも、障がいがあろうがなかろうが、老いていようが介護が必要になろうが

それらの多様性が当たり前であるはずで、そんな当たり前で自然な地域にしよう。



玉木氏の講演を是非、加西の子どもたちにも聞いてもらいたい!

玉木氏の愉快な話の中に、自然に引き込まれていき

いつの間にか、肩の荷がおりて、なんだか楽な気分になる。

そして命や生きることについて考えるきっかけになる。




実現する県政へ!
  「変える」決意!

井上ちあき























































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2 コメント

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Unknown (ponta)
2010-12-16 00:45:52
特別な扱い、意識、距離が「差別」になるんですよね。しかも自然とその感覚を持ってしまっているのが一番怖いと思います。
同じ地域に住んでいるのに、障がい者の○○さん、お年寄りの△△さん と枕詞?が付くのってやっぱりおかしいですよね。
自分たちは、自分のことは自分で決められるって思っていますが、高齢者や障がいのある方々って必ずしも自己決定ができないんです。やりたいことがあっても、させてもらえない環境がまだまだあります。
誰もが自分のことが自分で決められる社会になってほしいです。
井上さん 期待していますね。
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Unknown (井上ちあき)
2010-12-16 12:21:53
ponta さま 

コメントありがとうございます。
一朝一夕にはならないことだと思うのですが、
家族や地域の絆がまだ残っている加西だから
こそ、その絆を大事にしながら、「財政」と
「人の幸せ」のバランスを見直した政治を
しなければと思っています。
また、これからもよろしくお願いします。
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