今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

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加西市障害福祉計画のこと

2011-10-08 | Weblog
ご存知でしたか?

10/6 午後3時から 市役所5Fで

加西市障害福祉計画の次期分の第1回 策定委員会

が開催されました。




実は、ここに障がい児をもつお母さん方三名と一緒に

傍聴に行ってきました。


この加西市障害福祉計画というのは、実は大変重要。



今、身体障害、精神障害、知的障害をもった方がどれくらい在住されているか?

現状の福祉、サービスをどう考えているか?

今後どのようなサービスがどの程度必要か?

地域社会で障がい者福祉をすすめていくためにどうすればよいか?


こうしたことが、事細かく「決められていきます」

概ね福祉関係は三年で見直しますが、

行政というものは、こうした計画に「大変こだわります」

実態が変化しても、こうした計画に挙がってないと予算化、事業化

されないことが普通です。

だから作る時に、十分実態を反映したものにすることが重要。



残念ながら、公募委員に応募しましたが私は選外になりましたが、

参加された公募委員、特に重度の身体障害をもった方は

ご自身の経験も含めて貴重な発言をされていました。


福祉のことは、あんまり関係ないな・・・・

と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

事故で自分や家族が障がいを持つ可能性は低いでしょうか?

高齢化にともなって、身体が不自由になってしまう。珍しくありません。

うつになる方も年々増加しているらしい。

障がいを持って生まれてくる子ども達も増えている。


だからこそ、こうした会議こそ、多くの方に公開された中で

行われるべきなんです。

是非、次回は事前に告知してもらい、呼びかけてもらいたい。


中身の濃い2時間だったと思いますが、もっとも気になったのは

①障がいを持った方々がすでに行政に対して信頼感を失いつつあること。
 いくら意見をいっても、実現していかない失望感を冒頭から感じました。

②個人情報保護法・・・大変重要なのですが、その壁のために
 どのような障がいをもった方が、どのお家にいらっしゃるか、
 協会や団体の方すら把握できず、フォローの手が届かない、連携できないでいること。

③冒頭からコンサルタントの説明からはじまったように、コンサルの提案丸呑み
 になりはしないかということ。
 
 → 次回第2回にはアンケートも終わり、集計し、そして素案を提示して委員に
   検討してもらうとのこと。
   そして、3回の委員会で決定する方針。

 → ちょっと待て! 
   委員は、どこかの大学教授ではなく、地域の社会福祉協議会、障がい者団体
   施設の代表、支援センターの方、障がい者本人など。
   だったら、集計したアンケートをもとに、素案を考えるところから
   参加してもらうべきではないのか?

   今回でもすでに行政から配布済みになったアンケートの内容、質問項目にすら
   もっと、こうしてもらいたかった。という意見が多数でた。



 → いつまでたっても、このような「行政らしい手法」「従来型のやり方」
   では、福祉の核を担わなければならない行政と、当事者達の信頼の溝は
   埋まっていかない。


なぜ、障がい者福祉についてこだわっているか。

それは、行政、公の果たさなければならない根本的な責任の仕事だと思うからです。


これからは、一層、なんでもかんでも行政に頼みにはできない。行政にもそんな力は

ない。だからこそ、どの範疇が行政の担う責任で、どの範疇が市民の自助の責任か、

どの範疇は行政と市民の共同すべきか。こうしたことを明確に打ち出す必要があります。

行政の「都合」で決められるものではありません。


市の社会福祉を担っている担当課の皆さんは、信頼できる方々だけに、

あらためて本当に実態を反映した「生きた計画」になるようにがんばっていただきたい。




取り戻せ!ふるさと加西の未来
   
実現する県政へ!

井上ちあき


















































































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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お知らせします。 (井上ちあき)
2011-10-10 07:09:32
ごめんなさい。このブログでも日時場所をお知らせすれば良かったですね。
申し訳ありません。
第2回はお知らせしたいと思います。

また、今アンケートを回収中のはずです。
(無作為抽出らしいのですが)
例えば、善防園なり、有志の意見をとりまとめて担当課へ届けるのも良いと思います。

素案ができてしまうと、あまり変更の期待が持てませんので、意見提出には今の段階が良いと思います。または、担当課と懇談の場を持つのも良いかもしれませんね。
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あったんですかぁ〓 (善防園利用者の母)
2011-10-10 01:14:11

惜しいことをしました。傍聴…。


そぉ、信頼できないんですよ。仕分けの時から…。
市は、考える時間も話し合う場も私たちに与えてくれなかった。
その結果が今の現状。ホント、歯痒い。



『障害福祉計画』
素案を考えるところから参加させてもらいたいですね、私たちも。
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