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学校評価制度と学校運営協議会

2007-02-16 | Weblog
学校教育について、その改革が望まれている
そんな中、似て非なるものが
「学校評価制度」と「学校運営協議会」ではないか?

私は「学校運営協議会」を各校に設置することを提案したい

「学校評価制度」は字のごとく、内部評価(先生の自己評価ですね)
外部評価(PTAや専門家など)を通じて、学校や先生自身が
研鑽し、保護者の学校への参加意識を高めることがねらいであるようです。
しかし、学校や先生というものは保護者から○点と評価される対象とみる
べきだろうか?
親が学校に点数をつけるところを見る子ども。
その点数が公表され、それを見る子ども。
常に親からの評価を気にする先生。
こんなことが果たして子ども達のための教育現場になるんだろうか?
実際に導入している学校も日本には多い。
まして高校にもなると、生徒が先生を評価しているところも実際にある。
。。。そういや学生時代に友人がある学習塾の先生のバイトをやってて
塾の生徒によって先生の給料や評価がきまるので大変だといってた
ことを思い出しました。
まさに進学塾状態ですね。

それとは対照的に。。。
前にも書いたことがありますが、「学校運営協議会」を各校に設置する
ことが親や地域が一緒に学校運営に参加することにつながると思います。
これはきちんと法律に定められたもので、教育委員会が指定した学校に
対して設置することができるものです。
その権限は大きく、カリキュラムや学校の運営について校長は提案し
承認を得なければなりません。また教育委員会に対して人事にまで
意見を述べることができます。
学校や先生は「評価するだけの対象」ではないと思います。
大切な子ども達の教育環境に対して、学校、先生とともに親や地域が
課題を共有しながら、シビアに取り組んでいかなければならないと
思います。
その矛先は時には先生であることもあるでしょうし、
親自身になることもあるでしょう。
一方的な評価する側とされる側という立場ではなく、双方の問題を
率直に指摘できる点が大切だと思います。


ある市内の中学の親に聞きました。
生徒は塾の宿題で忙しいだろうから、学校ではあまり宿題をださないとのこと。。
こんなことが本当だとしたら、子ども達にとんでもない禍根を
残してしまうことになる!。。。。ということは次回に。。。


井上ちあき