今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

調整区域を見直そう

2007-02-08 | Weblog
加西市の土地の75%程度は「調整区域」ということになっています。
つまり、自由に物が建たない土地ということですね。
市の中心部は市街地になっているところが多いですから
結局、市の周辺部はほとんどそうです。

ある方とお話しましたが、
 調整区域で家が建たんのに、人が減って子供がおらんように
 なったから学校をまとめなあかん!というのはおかしいや
 ないか!?
そらそうですね。
また北条鉄道に乗って!といっても周りに人があまり住んでないし、
住んでないから、お店もないし。一体誰に乗ってくれというのでしょう。
市の職員に進んで乗車をと呼びかけても、それは無理というものだと
思います。

では、調整区域という指定がはずれないか?
ある行政の方とお話したときに・・・
「自由にしたら、まちがむちゃくちゃになるやろ・・・」
とおっしゃってましたが、はたしてそうでしょうか?
確かに何でもかんでも自由にして、立てたい放題という
わけにはいかないと思いますし、それは「まちの形」として
適切かどうかは判断が必要でしょう。
でも、新宅を建てたいとか、工場を広げたいとか、新しいお店を
出したいとかが規制されすぎなように思われますね。
昨年、長く住んでいる人や地縁者は緩和して住宅を
立てることができる特別指定区域の指定がされましたが
これも規制緩和には程遠いと思います。
住宅が固まっているところにしか建てられないのです。
実際、新宅をする新婚さんのお嫁さんの気持ちになると
近くでもいいけど、隣はねぇ~ というのが本音じゃ
ないでしょうか?
それを杓子定規に住宅が固まっているところだけ!OK
なんていうのはUターンを誘引する本来の意図を全く
解していない制度だと思います。
もちろん調整区域をはずす作業は、市だけでなく県との
調整が必要ですが、特区申請をしてでもやっていかなければ
結局は「過疎化」の大きな引き金の一つになってしまうの
ではないでしょうか????

井上ちあき