『このミステリーがすごい!』第5回大賞受賞作ということで読みました。
伊園旬さんってまったく知らない作家だなって思ってたら、これがデビュー作ってことでした。
疲れてたからか、細切れに読みすぎて面白みが半減してしまったような気がします。
たぶん一気に読むともっと良かった感じのストーリーです。
セキュリティアタックという侵入競技というかイベント?を舞台にして繰り広げられるややあり得ない感じのゲーム的なストーリーながら、それだけじゃなくて上手く参加者それぞれの別のストーリーも絡まって展開していくところなど、荒削りながらデビュー作としては将来性を感じさせてくれます。
娯楽作品として映像化しても面白そうな内容でしたね。おそらくB級アクション映画になってしまいそうですが(^^;)
そしてこの著者、いかにも男の子が好きそうな作品の雰囲気からてっきり男性だと思い込んでいたら女性ってことがまた意外でした。