地震と津波のあまりの被害の大きさに驚き、被災中心地の方々のひとりでも多くの無事を願うばかりです。
仙台に住んでいる姪夫婦の無事がわかってほっとしています。
でも家の中はグチャグチャとのことでした。
私もビルの9階で仕事をしていて最初の地震の震度5強の地域だったのですが、やはり生きた心地がしませんでした。
揺れが収まってからも電話が通じないので家族の安全がわかるまでは心配で仕事にならない状況でした。
それからもずっと大きな余震が続いていましたが結局、午後9時まで会社にいて電車はすべて止まっているのでタクシーに乗るつもりで駅前まで行ったもののタクシー乗り場は何十人も並んでいてしかもほとんどタクシーが来ていない状態だったので、途中で拾うつもりで歩きだしました。
でも空車のタクシーが拾えないだけでなく、道路自体が大渋滞でまったく動いていない状況でしたので、開いていたMcDonald'sやコンビニで休憩をとりながら、結局4時間かけて歩いて午前1時に自宅にたどりつきました。
もともと今日の土曜日は仕事に行くつもりでしたが休みにしました。
昨日会社に泊まった人事担当が東北方面のスタッフの安否を確認して頂いていますが、私も明日の日曜日は出勤しようかと思っています。
私の会社でもユラユラと長い横揺れが続きました。眩暈だと勘違いした年配者も何人もいました。やがて、テレビで津波の生放送。えらい惨事だと思うと同時にえらい時代だと感じました。惨状をオンタイムで見ているわけですから。
仙台市の知り合いから「大丈夫、車の中で過ごしている」という返信メールが届いたのは翌朝でした。神奈川の友人は帰宅できず職場で飲んでいるというメール。今朝も歩いて出勤したそうです。
そんな中、自分のことだけでなく譲り合いながら避難所生活をしている人、救助に尽力する人、少しでも被災者の痛みを受けとめようとする人たちがいることにも頭が下がります。
無理だとは思いますが、被災した人たちの少しでも早い笑顔を願います。
計画停電と買い占めによる品薄、通勤にちょっとした支障はあっても、基本的には変わらない生活が出来ています。
それだけに途方にくれ、不憫な避難所生活を余儀なくされている被災地の方々に微力でも力になれるように募金や支援活動、節電など、出来ることをひとつひとつ具体的に実施していくようにしています。