結局、ソチ一番は真央ちゃんか(^^ゞ

ソチオリンピックもいよいよ閉会です。

メダル獲得がすべてではないけれど、冬季オリンピックでは長野に次ぐメダル獲得数というからちょっと意外です。
沙羅ちゃんの4位とか悔しい結果がありましたから。

でも結局のところ私は女子フィギュアの真央ちゃんにやられましたね。最後に全部持っていかれたっていうか(^^)
TVの感動をどうぞの演出が過ぎるとだいたいシラけるんですが今回ばかりは参りました。

私はいくら冬季オリンピックの 『 華 』 と言われても、フィギュアのようにタイムや距離以外のわかりにくい印象による採点が入るものはあまり好きじゃないんですけどね。
だからジャンプ競技の飛型点もちょっと微妙ではあります。


それはともかく、今回のオリンピックはレジェンド葛西選手の銀メダルになんと言っても羽生選手の金メダル。
でも私が一番感動させられたのはメダルには遠くおよばなかった女子フィギュアの真央ちゃんでした。

その感動のフリーの演技だけをとっても結果的には3位……結局そんなことはどうでもいいんですよ。

逆にショートプログラムで真央ちゃんが3位あたりにつけていて結果が銅メダルだったとしたら、同じフリーの演技を見てもここまで感動してません。
それどころか、どうしてトリプルアクセルを決めてノーミスの真央ちゃんが銅メダルなんだ ! とか、ロシアの地元びいきにやられたとか、感動よりも不満が残ってたでしょう。

もちろん決してわざと失敗したりはしませんが、ここまでの真央ちゃんの何年もの期待や重圧との戦いの蓄積。
その上に前日の絶望的なショートプログラムの失敗と順位が重なった背景があっての彼女の最後のフリー 『 演技 』　の感動でした。

私の場合、TVでオリンピックをどうして観るのかって考えると自分が感動したいからで、普通は日本人選手がメダルを取ったときにより受けるものではあるんですけど、そうじゃないのが一番になったのは初めてじゃないかな。

そういう意味で真央ちゃんは今回のオリンピックで私にとってメダル獲得を超越した最高の 『 演技者 』 エンタティナーでした(^^)