さくら

さくらはさくらでも、一般に言う「やらせ」の話

先日、とある商品の評判や使用の感想とか書いている人がいれば、参考にしようとブログ検索したときのこと。
あったあったと2件のブログを見たらそれが全く同じ文章、ブログの最後にはちゃんとその商品を販売している楽天へのリンクが張られてました。

口コミ戦略や口コミマーケティングなる言葉が出てから、それなりに経ちましたが、ブログやSNS、ツイッターがそれに利用されるようになり企業の戦略とブロガーの思惑が一致してアフィリエイトの変形あるいは進化形のようなものになってます。
でも今回のようにあからさまにわかると興ざめだし逆効果ですね。

なんて笑っている私も会社で同じことをしたことがあります。
代理店の提案にのってお金を払って読者の多いブロガーに記事を書いてもらい商品やブランドの認知度をあげる作戦です。
ただ私の勤めている会社はまじめな会社なのでブロガーの書き出しに「これは宣伝です」に類することを先に書いてもらっています。やらせじゃなくて最初から頼まれて書いているんですよってことを明記しておくってことですね。
ブログの炎上を防ぐ意味もあります。
結局、実施したのは1度だけですが、結果リポートを見る限りそれほど効果があるとは思えないですね。

読者の多い人気ブロガー(と言っても芸能人とかじゃなくて)が書くと、それを見たたくさんのブロガーがそれについて感想とかをブログを書いてまたそれを見た…ということでねずみ算的に拡がっていくってことですが、実際はそんなことはありません。
見え見えのちょうちん記事に対して無報酬で拡げるモノ好きもいないってことです。

ただこういうのが増えるとブログそのものがつまらなくなります。
※自分もやっていうのもなんですが(^^;)

結局はブログ(情報)も見極めが必要ってことですね。