「チーム・バチスタの栄光」の海堂尊さんの作品。
著者の作品は文庫になるとほとんど読んでいますが、これは珍しく医学ものじゃない作品です。
記憶にも新しいふるさと創生1億円なんて、日本全国に金がばらまかれたときがありました。この物語はその1億円で桜宮市が作った黄金の地球儀をかっぱらう話です。
面白いと言えば面白いのですが、つまらないと言えばつまらない(^^;)
著者の作品の私の印象は最初にデビュー、チーム・バチスタを読んだときのインパクトから残念ながら少しずつトーンダウンしています。
その意味で今回の作品はイマイチかイマサンぐらいです。もちろん私にとっての話です。それでも気楽に読める娯楽作品という点ではマルかも知れません。