５月２０日、山陰に車でふらりと出かけた。気の向くまま運転してたどり着いたのが鳥取県境港。何となく日本海が見たかったのと家内と５０年以上前にこの港から隠岐島に渡ったことがあり、当時の港の記憶は残っていないが今どうなっているのか興味もあった。私は今回もまた隠岐島に渡りたかったのだが家内が乗り気ではない。
その境港だがJR駅舎がアルミ板で覆われた近代的なビルで、フェリー乗り場までつながっている。天気もいいので船でも見ながら桟橋を散策予定だったが、波止場ではたまたまお祭り開催中で出店が並び駐車スペースが見つからない。車で祭り会場を横目で若者のダンスを眺め、焼き魚の匂いだけ嗅いで素通り。
境台場公園の大橋を渡ると島根県。ここからあてもなく日本海海岸線を走る。海は綺麗で海岸線の崖はそり立ち、所々にある漁村風景も日本にしたら珍しく赤い瓦屋根の綺麗な家が立ち並び海岸もゴミが散乱していない。それからどんどん進むと鉄線網にぐるぐる巻きの鉄条網で厳重な保安体制の場所にきた。ここは島根原発で現在運転許可審査中で停止しているが、いわゆるテロ対策の一環で少し異様な雰囲気だ（刑務所？）。
私は珍しい原発推進派なので早く稼働して欲しい。
限りある化石燃料を消費して地球温暖化を促進するのは止めなければならない。日本の未来の実用的エネルギー（電力）源は安全な原発（多分小型融合炉）か水力発電しかないとみている。
そのあと名勝地の日御碕（ヒノミサキ）に立ち寄る。初めての訪問でなかなかの風景（柱状節理の日本海ジオパーク）に少し感動。
この辺りの日本海は有名な観光地もなく、道路も狭いので普段に訪れることもないが荒々しい断崖海岸線と青い海は絶景。観光遊覧船が出る港もあり、船からの海岸風景を楽しめるがこの日は波が荒く休航（残念）。
気楽な当てのない1泊2日のドライブ旅行でした。
