写真日記

昨日は夕方
とりあえずギターを持って吉祥寺へ
井の頭公園のいつものベンチで
ビールとたこ焼き
ウィーン焼きそばを思い出しながら
ポロポロとギターを弾いて涼む
なんだかんだで深夜までそこにいたけど

いつの間にか朝になっていました

ほんとはもっとギターがうまくなって
フォークソング的な古い感じの歌を
今の感じで歌いたいのだけど

高田渡も河島英五も
忌野清志郎も吉田拓郎も
もう新しい歌を歌えないからさ

今日は神楽坂のカラオケで
昼間からビールを飲んで
井上陽水と久保田利伸を歌ったけどね

それにしても暑いから
ビールがうまいぜ
ハイボールもうまいぜ
冷やしたワインもうまいぜ
アイスコーヒーもうまいし
焼きそばもうまいぜ

am4:00、早朝、苫小牧
眠らずに続いていく日々から
昨日は徹夜のまま
早朝の飛行機に乗って北海道に来ました
そのまま
撮影の準備セッティング作業を一日中
北海道とは思えない蒸し暑さの中で
疲れ果てて
ビールを飲んで眠ると
変な時間に起きてしまった
まだ時差調整がうまくできていない
とりあえず
今日はホテルを7時出発なので
早朝の海に散歩に出かけた
静かな朝
白い霧がかかっていた
浜辺にシロツメグサが咲いていて
カモメが遠くを飛んでいく
波の音を聴いて潮風にあたる
日々はナイモノネダリだなあと呟く
海からの帰り道で小さいネコ
玄関で眠っていた
これから一日がはじまろうとする
まだ旅の続き
いやこれが日々かな

時差ボケなのか
暑さなのか
夜眠れなくて朝から夕方まで眠る

梅雨明けのタイミングで
日本に帰ってきたのでラッキーだけど
なんとも暑すぎる
いつもならプールに泳ぎにいくのだけど
今年からは大丈夫なのだろうか？
健康に気を使って運動して
健康を害するというのは
人間っぽいのかな
とりあえず
部屋のクーラーを強にして扇風機を中にする

明日から北海道ロケなので
暑さからは逃げられるだろうか？

近所のスーパーマーケットに
うどんと納豆と
切れてしまった洗面所の電球を買いに
出かけた帰り道、
靖国神社に帰国の報告に行った

門のところで
i love japan のTシャツを着ていた
外国人がいたので
where from?と話しかけると
一冊のメモ帳を見せられた

watashi ha mimi ga kikoenai

彼はトルコ人でいま旅をしている
上野あたりの安宿に泊まっていて
あと日本に5泊したら
次はシンガポールにいくという

筆談でいろいろ話していると
彼がこう書いた。
why are they Angrily?

僕は笑いながら
It's tokyo styleと書いて
オレもそれを知ってるよーって言う

旅をするということ
自分とは日本とはなにかということを実感する
そしてこれから生きていく自分の形をつくっていく
いつもいると
自分の場所がわからなくなってしまう
君もきっとそれを知っている

彼の幸運を祈って
笑って別れた

別れ際にfacebookの名前を交換した
一期一会

旅はまだ終わらない

長旅から
久しぶりに自分の部屋に帰ってきて、
天井の低さとモノの多さに驚く

窓を開けて、東京の夜を眺めて
眠れずになんとなく
とりあえず心を落ち着かせるために
ペヤングソース焼きそばを食べた

それから気がついたら眠っていた

昼すぎに
携帯電話が鳴って起きると
もうどこにいるのかわからなくなって
電話に出ると古い友人K君からで
いま市ヶ谷だからこれから遊びいくよーと言うので
ここはパリだぜと言うと
なに言ってんの？と言われて我に帰る

とりあえず、差し入れのモスバーガーをシェークで流しこみ
珈琲をドリップする
ハンガリーから連れて帰ってきた
古いギターを弾いて
アブサンで乾杯する
これからまた仕事に行くというので
K君は川越に帰っていった

こんな時は久しぶりに
ビートルズでも聞きながら
次の旅の準備でもしようと思う
Rubber Soul

ようやく３週間の撮影ロケと
2週間の寄り道修行旅を終えて
無事に日本に辿り着きました

すげー蒸し暑いー

夕方、
浅草の大黒屋に天丼を食べに
連れて行ってもらって
そのまま仲見世通りで扇子を買いました
なかなか日本って素敵だなあと
なんとも気持ちのよい夜風に吹かれて歩き
無事に帰ってこれてよかったなあと
ヒトリ旅やはり孤独だったので
心が穏やかな優しい気持ちになりました
皆さん、ありがとうございます

この蒸し暑い夜、
窓を開けて扇風機の風に吹かれて
TVからは日本語が聴こえて
あとは特にいつもと変わらずに

一緒に旅した大きい鞄と
中くらいの鞄と小さい鞄を
部屋に置いて
窓の外は東京
道を絶えず車が流れていく音
風を切って走っていたんだ

部屋の天井は低い
おもったよりいつもより低い
やがて慣れる

道を歩いている人は疲れている
暑さのせいだろう
地下鉄の中は人で溢れている
誰もが不安そうな顔をしている

扉が開くタイミングが遅い

灰色の街
やがて慣れる
足並みを揃える

扇子をいつもの小さい鞄に入れる
小さいタオルと扇子と白いカメラ

まだ旅の途中

ウィーン最後の夜に
みつけたカフェ
Café Hawelka

ウィーンで一番
お気に入りのカフェになりました

それにしても
最後まで旅は続いていく

今日は朝から
カフェめぐりしながら
まだ行ってなかった古い教会にも行きました
お昼すぎ、なんともいいタイミングで
教会の中に入ったらしく
パイプオルガンを演奏していて
教会の最前列のイスに座って
目を閉じて
奏でられていく音を聴いていました
そこはなんとも荘厳な場所で
ゆっくりと心が洗われていくような気がしました

それにしてもとても大きな教会だったなあ
Stephansdom
あとで調べたら
とても有名な所らしい
知らないでそこに辿りついたのって
なんかやっぱり野生の勘が戻ってきているのかな

カフェめぐりということで
朝からたくさん行ったので
コーヒー飲み過ぎました

Cafe Drechsler
Café Central
Cafe Griensteidl
Cafe DEMEL
Café Landtmann
Café Hawelka

さて
明日の昼過ぎの飛行機で
日本に帰ります
あさって着く予定です

七夕だなあ
やっぱり雨かな

それにしても
今回の欧州修行旅で
とてもたくさん写真を撮った
何枚かいい写真がある
いやもしかしたら結構あるかもしれない

それしてもすげー歩いたなあ

写真と思い出は美しく残っていく

早朝、窓の外、
雨が降って
やがてやんだ

冷たい空気がいい
気になっていてまだ入れていないカフェに
コーヒー飲みにいこう
などと考えながら窓際でぼーっとしていた

なんだか外のカフェが夜な夜な煩かったけど
疲れてたからすぐに眠れた
それにしてもずーっと止まらずに
写真を撮りながら歩き続けている
いい加減もうそろそろダラダラしていてもいいのだけど
貧乏性な性格がもっともっとと歩かせる
足の裏がついていけなくて
ヒリヒリと痛い日々
柔らかいビーサンはまだ見つかっていない

２週間くらい前、
ドナウ川の中洲で
ビールを飲んで音楽を聴いていた
なんとも緩やかに時間が流れていた
なにかを期待させる時間
そういう時間が意外と心地良いのかもしれない

時が経って
思い出はさらに美しく輝いていくのだろうか
写真と記憶

あいかわらず、
列車に乗るのが結構難しくて
昨日もブダペストで
間違った列車に乗っていた
気がついて、危なく降りて大丈夫だったけど
あのまま乗っていたら
たぶんどっか東のほうに着いてしまっただろうか
まあそれもいいけど
そんなふうな旅を今度しようと思う
荷物が多すぎて今回はとにかくあまり激しくない旅なのだ

肌で浴びた陽射しと風
体感したすべての音
足の裏のヒリヒリ