全県地方議員議員会議 鬼怒川観光ホテル 「『子どもの貧困』対策の現状と課題、自治体の役割について」講演する浅井春夫先生
この会議は、日本共産党埼玉県地方議員168名と県・地区役員合同の会議が、8月18日19日と2日の日程で鬼怒川温泉で行われ、私たち党三郷市議員3人も参加しました。
ところで、18日、東北自動車道栃木県岩舟地域で、バス炎上し、その渋滞にまきまれました。途中、佐野インターで高速は通行止めになり、拘束を走る車は、このインターで一般道おろされ、50号線も大渋滞に。いやーこんなの初めてだ。・・・がこの変の裏道も知っているので、栃木インターまでを裏街道を走り、再び高速に乗ったのである。まーそんなことで、定刻までついたが、開会は事故で遅れる参加者が続出し、30分遅れての開会となった。
鬼怒川
午後2時、大野書記長の開会で始まり、浅井春夫先生(立教大学教授)2時間わたる講演が行われた。現状の中で、厚労省発表での子どもの貧困率は1985年10,9%。200年13,1%。2012年16,3%と悪化の一途をたどっている。その要因は「所得の再分配政策が機能していないことであり、具体的な貧困対策を怠ってきた結果である」。「特にアベノミクスのさらなる推進は子どもの貧困の拡大・深化を促進することになる」と述べ、そのうえで、「今子どもの貧困対策はの方向は明確であり、①食の保証、②学習権の保障、③高校だけではなく大学等の進学保障、④労働生活への連結施策などの『4つの矢』が必要である」とのべています。先日、私たちも、これらの問題の中で、学習権の保障ということで、実施されている施設を見せていただき、県、NPOの活動を勉強させていただきました。根本的には国の対策が必要でしょう
鬼怒川のライン下り(私たちは乗っておりません)
浅井先生の講演後、3人の方が質問、丁寧に答えていただきました。休憩後、自治体の活動交流で4つの自治体が発言し、運動の経験を報告しました。特徴的なのは、どの自治体も「市民とともに」「他党とも一緒に」実現するが共通していたと思います。
2日目19日は、「『人民的議会主義』と党地方議員(団)の活動で今考えたいこと」と題し、講師に、中央委員会自治対局・今田吉昭次長が講演しました。今田氏は新刊書「自治体活動と地方議会」を参考に、地方議員の位置付け、活動方針の発展、今日の自治体で取り組む視点の基礎について解明しました。
私も、基本的なことを学ぶことにより、議員という党での役割、任務、政策の観点ということでもさらに確信を深めることができました。
激流の中涼しそうだ。
午後は荻原初男県委員長が「戦争法案阻止のたたかいと大運動の取り組みについて」報告し、それに基づいて、各地区ごと別れ、分散会、私たち東部南地区委員会の議員全員が発言し、交流を深めました。特に党員拡大では、青年議員のはつらつとした取組「友達の友達は友達だ」と拡散し、党員を増やしていく極意にあらためて感動し、「入党を訴えること」「幅広く、奥深く」そういうふうに私たちの運動によって、変わってきている現実を認識することができるかどうか、だろう。
鬼怒 ひょうきんオニという感じだ
今日、木曜日、いろんな仕事があるが、実践しながら、検証する。が大事だ。