あいさつする三郷市社会保諸推進協議会会長の水脇氏
今国会で「戦争法案」の審議が始まり、その危険な実態が明らかになっています。そんな中、5月30日、三郷市社会保障推進協議会主催で、「平和とくらしをまもるための憲法学習会」が三郷市立東和東地区文化センター行われ、約70名の方が参加しました。
講演する金子勝(立正大学名誉教授)
学習会では金子氏が、日本国憲法の「戦争の放棄」(第9条)を放棄する法律つくりが始まったと題し、今国会で審議されている「平和安全法整備法案」(10本の現行法をまとめて改正する一括法案)、国際平和支援法案の概要を説明し、その危険性を明らかにしました。
我が家の庭には トカゲ 恐竜のごとく
特に、私が注目したのは、日本の支配層が「第2次世界大戦」の敗北によって失った帝国主義的列強の地位を回復しようと必死になり、アメリカとともに、戦争ができる国にしようとしている。
我が家の庭には メダカが孵化しメダカの稚魚がうじゃうじゃ
氏は「私たちの課題として」21世紀という時代は世界各国における、民衆の「反戦平和・民主主義」の思想と運動の高揚により、すべての人は平和のもとで幸福になる権利がある。すべての紛争は「話し合い」で解決をが普遍となる時代。戦争を仕掛けた国が結局は敗北する時代。で、21世紀は、日本国憲法「第9条」(非武装・非戦平和主義)が人類の「導きの星」となる時代であると強調しました。また、平和的福祉国家を呼びかけ、体内的には、「平和」のもとで(戦争・軍隊・武器・暴力・差別・貧困・拘束がないもとで)誰もが、必ず、食べること、着ること、住むことができること、必ず医療を受けること・学ぶこと・働くこと・休むことが出来ることを保証する国家。この国家を日本国憲法が目指しているときょうちょしました。最後に、「今こそ星の数ほど憲法学習会を」「星の数ほどの侵略戦争法作り反対行動の実施」「星の数ほどの“憲法の語り部”の出現」を訴えました。