俳優の米倉斉加年さんがさんが26日死去したことが、昨日の新聞にのっていた。私も米倉さんのフアンでなぜ急に・・・いずれにせよご冥福を祈ります。
「しんぶん赤旗」29日号「潮流」のコラム欄を紹介しよう。
「日本共産党に敬意と尊敬の念を持っています。なにか行き詰まったとき、自分がどう生きるかを悩むとき、1つの視点になっています」。党創立90周年(一昨年7月15日)を祝って「しんぶん赤旗」に寄せた米倉斉加年さんの言葉です。
米倉さんの日本共産党への信頼の根底には、2歳の弟を終戦直前に栄養失調で失った痛みと怒りがありました。それが、戦争反対を貫いた党へ敬意につながっていました。弾圧に倒れた小林多喜二を描いた舞台「小林多喜二 早春の賦」を演出し上演したのも、その流れだったのでしょう。「あの時代、普通であることは勇気のいることだったんです。多喜二は戦争に反対し、小説を書いたから殺されたんです。普通でない、そういう世の中を僕は絶対に許さない」。「戦争では弱いものからから死んでいきます。・・・弟の死、戦争は、過去の事ではありません」と語った米倉さん。
ガマグチヨタカ 越谷市「野鳥の森」
安倍政権が「戦争する国」へひた走る今、それを止めるたたかいにさらに力を貸してほしかった・・・。
レンジャクバト越谷市「野鳥の森」
07年に自らの劇団「海流座」を旗揚げしたとき、若者のように顔を輝かせて語った姿が今も浮かびます。胃カメラへの道をひらいた小電球を作った工場の事を話し「小さくても輝いている、その中小企業のような芝居がやりたい」と。“温和さと誠実さ”を持った人でした。やさしい目が忘れれません。と。