貴族

という言葉を思い出しました。
JR東日本が春から運転するという豪華列車･･･のみならず、上野駅を改造して専用ﾎｰﾑを作って更には専用ﾗｳﾝｼﾞまで設けて乗客だけでﾊﾟｰﾃｨｰまでするんだとか。

このﾆｭｰｽ見てると･･･「けっ」て思いますね。

なんだろう、今までそれほど実感することなかったけど、どっかの国みたいな格差社会が身近な「駅」という空間に存在してしまうが故、否が応にもそれを見せつけてられてしまうんだろうな、というのが率直な感想です。
ご承知のように今の世の中若者の貧困だとかそれで結婚できなくて少子化、更には人口減少･･･なんだか一般市民の社会においてはこんな負のｽﾊﾟｲﾗﾙがこれでもかと問題になっている昨今でありながら、それこそﾎﾃﾙの中とかの閉鎖された空間ならまだしも、身分?もなんも関係ない、いろんな人が集まる「駅のﾎｰﾑ」という典型的な日常の場において、満員電車にｲﾔｲﾔ乗りつつあくせく働く小市民を眺めながらのﾊﾟｰﾃｨｰですかい、と。
それってどっか間違ってませんかね。なんか発想そのものが上から目線。
気をつけないと石投げられるよ、ﾎﾝﾏ。

まあ、このﾃの列車には一生乗ることはないんだろうな。あぁ、いつかは乗りたいな～という「憧れ」の更に上を行っている。小生のような小市民ごときが乗れる対象ではないと頭から否定せざるを得ないのです。憧れの列車ってせめて「ｶｼｵﾍﾟｱ」ﾚﾍﾞﾙくらいであって欲しいな～。西日本みたいに、(と言ってもまだ具体的な姿は見えてないけど)ﾘｰｽﾞﾅﾌﾞﾙﾊﾞｰｼﾞｮﾝも必要だよね。

今日の通勤音楽
YOUR CHRISTMAS DAY Ⅲ / 佐藤竹善
BURN DOWN THE NIGHT / BILL CHAMPLIN