ヒダじんぼ

NHKのJ-MELOとかいうよくわからん番組で見ました。ヒダじんぼのライブ映像。
本来は先週放送のはずでタイマー録画してたんだけど、翌日見てみたら見事台風情報に占拠されちゃってましたね。おそらく同じ体験をした人がいっぱいいるんでしょう。
そしてようやく1週遅れで見ることができた次第です。

正直言って神保さんのHPで告知してたくらいでしたから番組の半分くらいやるのかなと思ってたんですが、実際放送されたのは3分足らず。せっかくなんですからもちっと見せてよ、ってなところですね。

小生神保さんの活動はかなりトレースしてきたんですけど、実はこのヒダじんぼの活動は今まで完全スルーしてきてました。和太鼓とドラムスの競演、というのがもひとつピンとこなかったんですよね。で、今回せっかくやるんですから、こりゃいっちょ見てみようということで見たんですが…う～ん思ったとおりやはりピンとこなかったですね。なんかヒダノさんが無理しているというか…。

和太鼓ってポピュラー音楽とは異なる独特のタイム感というかグルーヴがあるように思います。だけど今回見た映像は完全に神保さんのドラムが主導権を握っていて、ヒダノさんはそのドラムが生み出すグルーヴについていこう、合わせようとしているように見えました。ヒダノさん自身そして和太鼓そのものが生み出すグルーヴがはたして融合しているといえるのだろうか？
それに音のトーンもドラムスが上にあって、和太鼓はかなりボトムです。少なくとも映像の音声ではドラムスの音ばかりが目立ってしまい、和太鼓の音は一、二歩退けた感じ。これはライブでなければその迫力は伝わらないと言われればその通りだとは思いますけど、そんなバランスの悪さもちょっと残念だったところです。

INTELLIGENT JAZZもスルーしてたんですけど、聴いてみたらハマってしまったということもあってヒダじんぼにもそんな期待をしてたんですが、たった3分足らずの映像だけで判断してしまうのは尚早なのはわかっちゃいるけど、少なくとも今回の映像を見る限りではやっぱりスルーかな…と思ってしまったのが正直なところです。