TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

SARA SMILE/市原ひかり

2006-09-08 00:28:58 | AORとか
トランペッター市原ひかり嬢、セカンドアルバム「SARA SMILE」がリリースされ、早速購入しました。
ジャケット写真が1枚目は"かわいい"系で攻めてたのに対して、今度は"色気"で攻めておりますが...よくよく見ると胡坐かいてるやん。どうせなら1枚目みたくぺったんこ座りしてりゃよかったのに~...

さて、1枚目は日本のニューミュージック界の大ベテランミュージシャンに支えられて制作されましたが、2枚目はどうなるんかな~と思ってたところ、変化球できましたね。ピアノとドラムスにコントラバスとひかり嬢によるカルテット編成をベースにした、モロJAZZで攻めてます。1枚目はAORの香りが漂う上質なポップインストでしたから、この変化にはかなりびっくり。いきなりBUD POWELLの「CLEOPATRA'S DREAM」ですからね、雰囲気はまさにジャズ喫茶。小生飯を食いながら聴いてましたが、さすがに納豆食いながら聴くものではないと悟り、早々にデザート代わりのウイスキー(NIKKA MALT100 THE ANNIVERSARY2006 )に手を伸ばした次第です。

モロJAZZとはいえ華がありますね。スタンダードなジャズもあれば、STINGやCARPENTERSのカバー曲もあり、ポップさも失っていない。タイトルの「SARA SMILE」と聞いて、真っ先に思いつくのがHALL&OATES。いやJAZZのスタンダードに同じタイトルの曲でもあるのだろうと思ってたら、やっぱりHALL&OATESのカバーでした。
彼女の好きな音楽がAOR系ということもあるのでしょうね、オリジナル曲もアレンジはJAZZですが、やはりポップインストの雰囲気が残っていて聴きやすい。モノクロームの世界に彼女がカラーで現れたような、華やかさと暖かさがあります。普段こんなモロJAZZは聴かないんですけど、これはいいです!通勤中に聴くのが楽しみですわ。

10月には秀景満とツアーをやる、というのも見逃せませんね。コントラバスによるモロJAZZの世界を、ストさんがどんな風に料理してくれるのか楽しみです。ひかり嬢と秀景満、両方が楽しめるライブ、なんて贅沢なんでしょう。MCとかでもお嬢さん相手に秀景満のオッサン方がどんな風に絡むのか、そんなところも楽しみであったりします。でもどうせだったらレコーディングも数曲だけでもしてくれてたら...なんて思うのは野暮でしょうか。

SARA SMILE/HIKARI ICHIHARA
HIKARI ICHIHARA(tp,fh)ADAM BIRNBAUM(p)PETER WASHINGTON(b)LEWIS NASH(ds)
DOMINICK FARINACCI(tp)GRANT STEWART(sax)
~NYでは名うてのJAZZマンということのようですが、悲しいかな小生誰も聞いたことありませんわ...。

ところで小生BLOGはPCでCDを再生して聴きながら書いてるんですが、このSACD(HYBRID)ってやつ、PCが認識してくれませんわ。面倒だから妙な規格を作るのやめて欲しいっす。
コメント
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