TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TOTO@東京国際フォーラム06/05/07 3

2006-05-11 00:35:51 | TOTO&FUSION
TOTO@東京国際フォーラム、まだまだ続きます。

メンバー紹介が終わったところで、STEVE LUKATHERから"JEFF"という言葉が...。
ということで、次はJEFF PORCAROに捧げる曲。

14.LET IT GO
待ってました!!GREG PHILLINGANESのボーカルをフィーチャーしたファンキー&グルーヴィなナンバー「LET IT GO」。こりゃノリノリで...と思ったンですが、どうも会場の空気がヘン。観客の皆さんなにやらキョトンとされている方が多かったようで...。「なんでJEFFに捧げるのがこの曲なの?」てな反応だったんですかね。
そんな空気が影響したんでしょうか、演奏の方もどうも歯切れが悪い。原曲はピアノにエレピがのっかっていてキーボードが厚いんですが、ライブではキーボードはGREG1人、しかもリードボーカル。そのせいかキーボードのアレンジが原曲と全然違うンですよね...。しかもちと微妙に音が濁っていて不協和音すれすれ。ファンキーなノリも息を潜め、ベタッとした平べったい演奏になっちゃってました。小生この曲大好きなものですから、残念ながらこの演奏には消化不良でありました。
もちろん、例のハイテクユニゾンは完璧でしたけどね。ユニゾンフレーズに入る前に一発入るSIMONのスネアの小気味よいこと!

15.ENDLESS
16.ISOLATION
懐かしのアルバム「ISOLATION」から2曲続きました。この選曲は珍しいんじゃないかと思いますね。「ENDLESS」のシンセによるイントロが聞こえたときは胸が熱くなるのを感じました。でもBOBBYにとっては拷問に近かったようで。FERGIE FREDERIKSENの声域は広かったですもんね。BOBBYさん文字通り悶絶してはりました。この2曲くらいはTONYにまかせちゃっても良かったンじゃないかな。これだけTOTOのサポート歴が長いとほとんど正式メンバーみたいなものですから、既に違和感ないんじゃないかと。年寄りはもちっといたわってあげませう。
「ENDLESS」初っ端でLUKEのギターがトラブってたようです。音が出なかったのか、すぐに弾くのを止めちゃって、ギターを背中に回しちゃいました。すぐにギターテクの人が赤いギターを持ち込んで、LUKEと顔をつき合わせて二言三言。その後は快調で事なきを得ましたけどね。

17.GIFT OF FAITH
18.KINGDOM OF DESIRE~LUKE SOLO
ヘヴィな曲が2曲続きます。ご承知のようにこの2曲はボーカリストが不在でLUKEがメインボーカリストだったときのもの。LUKEのソロへの展開も思えばFEATURING STEVE LUKATHERコーナーだったんでしょうね。これだけのベテランバンドになると懐かしの大ヒット曲と最新アルバムからの曲ばっかりを演るのが大概なんでしょうけど、こういった地味な存在の曲にもしっかりスポットライトをあてて演ってくれる、というところにむしろサービス精神を感じます。コンサート行くたんびにおんなじ曲ばっかり聴かされるのもどうかと思いますしね。(この考えには賛否両論あろうかと思いますが...)「ROSANNA」のジャズアレンジもそんな思いから生まれたものなんでしょう。私はこれを支持します!!
ということで、「KINGDOM OF DESIRE」の重々しいエンディングからLUKEのソロに突入。重々しさを引きずりながらのプログレッシブなねちっこいソロ回しでしたから、小生的には昔大阪城ホールで見たアコギによるソロの方がかっこよかったな。

このネダだまだ終わらないので次回に続きます。
コメント
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