TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TOTOの皆さんにお礼方々

2006-05-08 01:09:24 | TOTO&FUSION
まずはご報告。今日はTOTO@東京国際フォーラムに行ってまいりました。年齢層は思ってたよりは若かったかな。でも高校生くらいの子供を連れた親子とか、とてもTOTOを聴くようにはとても見えない(失礼!)オバサマとかもいて、かなり幅広い年齢層だったのは間違いないところです。
ところで周りの会話を聞いていると、「こないだCASIOPEAのコンサートの帰りに寄った店に行こうか~」「今年のCROSSOVER JAPANはどうなってんだ?」みたいなFUSION系ネタがやはり多いようですね。配られたチラシの中にはBRIAN BROMBERGのBLUENOTE公演チラシも。TOTOファンってやっぱりFUSIONファンと被ってるんですよね。このBLOGのタイトルもまんざらじゃなかったな~と再認識したのであります。
残念だったのは撮影クルーがいませんでした...。ということはどっかで今回のライブを放送するってことはないのね...。

で、肝心のライブの内容は...単純に「良かった」という一言では言い表せない思いが交錯しております。
ということでまずはメンバーの皆様に取り急ぎお礼を。

BOBBY KIMBALLサマ、もうじき還暦を迎えようかというお年にもかかわらず、体から搾り出すようにシャウトしてましたね。確かに曲によってはヨレヨレになりそうになりながらも、TOTOのボーカリストとしての意地を見せてくれたと思います。JESEPH WILLIAMSやFERGIE FREDERIKSENの曲を歌うのはきついでしょうが、やはりTOTOのボーカルはBOBBYじゃないと...ね。

STEVE LUKATHERサマ、ホントお元気そうで何よりです。1人で駆けずり回ってましたね~。相変わらずの素晴らしいギターテクあってのTOTOですからね、圧倒されました。TOTOのリーダー・フロントマンとして、一ギタリストとしてだけではない、エンターティナーとしての頑張りにも頭が下がります。楽しませていただきました。

MIKE PORCAROサマ、動かざる巨人とでも言いましょうか、決してSTEVE LUKATHERのような派手さはありませんが、まさにグルーブマイスター。今日は斉木しげるじゃなくて民主党前代表の前原氏に見えました。(笑)

SIMON PHILLIPSサマ、正直凄かったです。席から遠いのに加え、目潰し照明がきつくてあまりそのテクを観察できませんでしたけど、ドラムの音を聞くだけでその凄さは実感できました。それにアコースティックコーナーでのミニドラムセットで右手でシェイカー振りながら左手一本でドラムを叩くという技、あれには尊敬すらおぼえましたね。

TONY SPINNERサマ、「STOP LOVING YOU」のボーカルは素敵でしたね。サイドギタリストとして、高音を補完するボーカリストとして、今ではTOTOになくてはならない存在ですね。

GREG PHILLINGANESサマ、DAVID PAICHの抜けた穴を見事に埋めて余りある活躍ですね。キーボーディストとしてはもちろん、ボーカリストとしても、そして更にはSTEVE LUKATHERのおふざけ相手、MCの茶々入れなんて面も含めて、DAVID PAICHの代役にすっかりハマってました。その姿には感動で涙がちょちょ切れる思いです。これでDAVID PAICHが戻ってきたらどうなるんだろう...もちろん二人での共演を望みますが、役割分担が結構難しそうですね...。

TOTOというバンドとして、更には自分自身も含めたその歴史を感じることができた感動の二時間半を過ごさせていただき、感謝感激の思いであります。TOTOの皆様ありがとうございました。
コメント
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