体からうすくこぼれて草笛は終の一音までみどりいろ
家族だから くるしい声を出さないで馬鈴薯を鍋ごとゆさぶって
古賀さんがくれた木耳ぎゅるきゅると泣いてばかりだな、ろくがつは
離りながら親しみながら雨の日は雨にかなっている柳の木
羅紗紙にとどめをさして折りたたむ 大丈夫、鶴にはしないから
体からうすくこぼれて草笛は終の一音までみどりいろ
家族だから くるしい声を出さないで馬鈴薯を鍋ごとゆさぶって
古賀さんがくれた木耳ぎゅるきゅると泣いてばかりだな、ろくがつは
離りながら親しみながら雨の日は雨にかなっている柳の木
羅紗紙にとどめをさして折りたたむ 大丈夫、鶴にはしないから