灯台のおなかに触れる休日のわたくしという粗野ないきもの
ひとびとのなかのひとりとして秋をたたむことしかできないだろう
傘を振る子ども小さく跳ぶ子どもじゅくじゅくと地面をにじませて
国家、からすみ、みどりごの舌、玉手箱、棍棒で撲つ波の頂
からだからことばをすべて剥がしたい十月の廊下が冷えている
灯台のおなかに触れる休日のわたくしという粗野ないきもの
ひとびとのなかのひとりとして秋をたたむことしかできないだろう
傘を振る子ども小さく跳ぶ子どもじゅくじゅくと地面をにじませて
国家、からすみ、みどりごの舌、玉手箱、棍棒で撲つ波の頂
からだからことばをすべて剥がしたい十月の廊下が冷えている