あさなさなかきくどかれてしどけなくゆるむ霜柱の弱虫め
秋の水は暗いねと言う(ころされるゆめをみた日のおまえやさしい)
サドルから男言葉を投げあって十代はつくづく火の種族
寝転んでうみうしの絵をながめいる外つ国の子よ、畳は甘い
「始末」ということばに軽く濡れながら球根のおしりをなでている
厚物の菊をいびつに調える叔父の流儀のさびしさは佳い
だるそうな雲に酔う この週末はいきものだけをかわいがろうね
紅葉にだまされたくて吊り橋を渡る何度もわたくしを脱ぐ
ほんとうはずっとふざけていたいだけ風がこすっている秋の弦
つながりをほどかれたまま枝先に残んの花を滲ませている
どれくらい変わっていけるかなあ。
自分にびっくりしたい。
その余地がまだありますように。
たのしみです。
題詠……わたしもちょっと(いや絶賛?)迷い中です。誰も気づかない頃にこそっと紛れ込むかも(笑)
反応はやっ(笑)
(もしかしてTwitter始められました?)
題詠迷いますね。
苦しいことになるのはわかってるんだけど。
紛れ込んだらこっそり教えてくださいね。
題詠はできるとしても夏からかなあ。まず、結社に出すのが10首そろってないときがあるのをなんとかしないと……(-_-;)
きわみさんの「変わっていけるかなあ」がまぶしいっ!