のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

追悼、竹脇無我さん。

2011年08月22日 23時59分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#時代劇「大岡越前」やテレビドラマ「だいこんの花」などで知られる二枚目俳優の竹脇無我(たけわき・むが)さんが21日午後2時5分、小脳出血のため死去した。67歳。(MSN産経ニュースより)

本名だったのですね。
それがまず新鮮な驚き。

二枚目ってのはまず言われたことない台詞だから、
私はそれがどんなものかはわからない。
でも役所さんだからさ。
二枚目と言われれば二枚目を演じなきゃならない。
それは当然あったと思うわけ。

自分を二枚目と思い込む。
そういう人もいるだろう。
でも竹脇さんはそういう人じゃなかった気がする。
二枚目で売っている人は、二枚目でなくなったら存在意義を失う。
そういう恐怖はあるんじゃないかな。

馬鹿には馬鹿の悩みあり。
二枚目には二枚目の悩みあり。
そういうものじゃないかな。

うつ病に苦しんだ時期もあるという。
私自身にうつ病の経験はないが、
乱暴に心の病という大まかなくくりでいえば同志である。
心の病は苦しい。
一見すれば身体的には健康なのだから、
病気であることはわかってもらえない。
それが楽なときもあるけれど、
心の中に巣くう病だから、
人にわかってもらえなくても、
自分の中では常に戦っていなければならない。
酷い状態のときは文字通り、
心の安まる暇もない。
人生最悪の選択をしてしまう人も少なくない。
竹脇さんにどんな葛藤があったのか。
それを乗り越えられたのか。
私は知らない。

今はただ、
お疲れ様、ゆっくり休んでください。
それだけです。
竹脇無我さんのご冥福を心からお祈りします。