のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

空元気くん

2011年08月01日 07時08分07秒 | Weblog
元気なつもりで生きている。
が、病気を抱える身である以上、
「空元気ではないか」と言われれば返す言葉がない。

私は開き直る。
いいじゃん、空元気でも。
空元気(カラ元気)だろうが何だろうが、
言葉に元気が付くんだから、それは間違いなく元気だよと。

そう言われてみれば私は空元気で動いてきた。
空元気で病気を中心とする人生の危機を乗り切ってきた
重要だよ、これは。
空元気だろうが何だろうが、
元気が付けば元気になる。
元気と幸せが必ずイコールかといえばそれもまた違うのだけれど。

アントニオ猪木の(アントキの猪木ではない(笑))
「元気があればなんでもできる」
は名言だと思う。

元気というのは100%心身の健康状態ではなくて、
半分は気持ちの持ち方なんじゃないかな。
病気を抱えているのに元気な(元気に見える)人がいる。
逆に体調が万全なはずなのに元気がない人というのもいる。
そしてときに元気は病気を吹き飛ばす。
元気に振る舞えば必ず病気は治るのかと問われれば、
それは「うん」とは言えないのだけれど。
それでも元気は少しでも病気及び病気の辛さを軽くする。
というのは間違いじゃない。
だから病気だろうと健康だろうと、
元気が持てない状態というのが一番やっかい。
私はそう考える。
確かに傍から見ていて「痛い元気」というのもあるけれど、
「絶対に負けない」という姿勢を否定すべきじゃない。
だから私は辛さを抱えて笑顔でいる人を尊敬する。
本当に苦しいはずなのに、吹き飛ばすような空元気。
「そんなに頑張らなくてよいのだよ」
という言葉はその人の心中を察してグッと飲み込む。
頑張りすぎるほど頑張っているその人に
「頑張れ」とは言わずに、微笑んでいつもと同じに接する。
「微笑んでいつもと同じに接する」というのは、
まあそれは、元気でも空元気でもない人と接するときも同じだけれど。

それが空元気だとしても、
精神衛生上はそのほうがいいに決まっている。
たとえば「被災地に元気を」
と言ったり具体的活動をする人がいる。
そう、元気大事。
「泣く子には勝てない」という言葉があるが、
「元気な人には敵わない」もまた一面の事実。
そして今日も私は「空元気かもしれない元気」を続ける。